雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

【実質東京公演】秋田さん復活の兆しバリバリで今日はいい日

こんばんは、ダーレクです。


安心するあまり涙がこぼれそうになることってあるじゃないですか。今の僕なんですけど。

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今日は本来の東京公演の日ですが、思いがけずこのタイミングで、延期された4公演の振替日程がアナウンスされました。感情の上がり幅でいえば今の僕は実質ライブを楽しんだ人です。

我らが東京はついに一番最後となってしまいましたが、心の底で誰よりも悲観(ましだと思えないタイプの)して構えていた僕にとっては、延期が1年後だろうと2年後だろうと特大の朗報です。

それが蓋を開けてみればたったの5ヶ月、ダーレクの忍耐を舐めてもらっちゃ困ります。


「体調不良」って言葉は本当にピンキリなので、本当にただの体調不良のようで本当に良かったと思います。本心なのでここは“良かった”と言い切らせてもらいます。本当に本当に良かった。どうかゆっくり休んでください。


日程がそこそこ遠くに置かれた理由ですが、「3ヶ月ありゃリハも始められるだろう」って根拠のない見通しで決められている訳がないので、普通に会場のスケジュールが影響したと考えて問題ないと思います。

悲報がぶち込まれた日の文面からも「日程調整に手間取ってる!もうちょい待ってて!」に重きが置かれている感じはしていました。まあ信じてなかったからこその悲観なんですけど。

1.0

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愛知遠征ワンチャンの巻


記念すべき一発目となったのは愛知公演。東京より1ヶ月も早いぞコラ🏋️‍♂️

一刻も早くライブを観たいのは別に当たり前の心理ですが、今回ばかりはそれ以上に「1曲目でどれほどのパフォーマンスをするんだろう、MCで何を喋るんだろう」という好奇心が刺激されています。

背景には、延期に次ぐ延期の果てに決行されたボイコットツアーの初日公演を浴びてしまった事があると思います。あの日火蓋を切られた拒否オロジーの迫力と、MCの優しい言葉の数々は忘れられません。

故に大規模な延期の一発目というのは、それくらい価値ある公演だと考えています。


この数週間、去年思い出させられたはずの「ライブが開催されることのありがたみ」を再び突きつけられて、毎年のライブは無理してでも沢山行っておいた方がいいんじゃないかという気持ちが芽生えました。映像化されても“同じ衝撃”は同じ公演ですら二度と味わえないわけですし。


調べた感じ、愛知公演の会場は名古屋駅からも近いみたいなので、最終の新幹線にも間に合いそうです。つまり3ヶ月前に悩んだ札幌と違って今回は日帰りも現実的。

少し悩んだ結果、行かない後悔を繰り返さないためにも、とりあえずチケットは申し込んでみることにしました。皆さん対よろです。落ちても定めを受け入れるイメトレはしておきます。


追加公演、今年はあるんでしょうか。去年もそう言って結局あったんですけど、今年は秋田さんに必要以上に無理をしてほしいとは思いません。

どちらかと言えば療養中の気持ちを吐き出した新曲を沢山聴きたいのです!負の感情が積み重なった時こそがamazarashiの真骨頂なのだから!

【草】ダーレク、ボイコットツアーに映っていた

こんばんは、ダーレクです。


先日の感想文とまとめても良かったくらいの内容ですが、今回は甚だしい自分語りを含むので一応分けておくことにしました。

dalek-amz.hatenablog.com


「七号線ロストボーイズ」の限定盤には、昨年のボイコットツアー東京公演(2日目)の映像が付属されています。

このライブには、従来のライブとは違う点がありました。開演前に10分ほど、秋田さんの「私は私の〇〇ではない。」という録音朗読が流れた後に演奏が始まるのです。

その演出が円盤にも収録されていて、その間は紗幕やステージ上だけでなく、客席の様子もちらほら収められていました。


そんな中、思わず三度見してしまったワンシーンがあります。


自分映ってんなあ


時間にして4:34〜4:41の7秒間、「私は私の間取りではない。」でピンボケの向こうから現れておもむろに俯いている人間、どう見ても僕です。

あんな感じの横顔で、あのシャツを着て、マスク2枚重ねで参戦したのは流石にこの世で1人だけだと思います。


それにしても、見事にそわそわしているところをすっぱ抜かれてしまいました。確かに「観客が映り込むかも」とは当日アナウンスされていましたが、狙い撃ちされるとは聞いていません。笑

自分を客観視するのがどうもおかしくて、再生する度に吹き出してしまいます。


当日の証言によると、

腕時計と紗幕を交互に眺めつつ、なんやかんやで1曲目が始まります。

とのことなので、あれは左腕の腕時計を覗き込むまでの一部始終だったようです。たしかに言われてみれば左下を向いているような。

僕のことだから、腕を目線の高さまで持ってきて「時間気になってますアピール」を大っぴらにするのは周りのお客さんが白けるかなぁという謎の配慮で、自身が時計に近づく方を選んだんだと思います。

露骨に時計をチェックしている人間が選ばれていたとは考えにくいので、むしろこの謎ムーブが功を奏した気もしてきます。


嬉しいけど笑うしかない


スタッフの方々が吟味した結果「うーんこの人使っとくか」って選んでもらえて、amazarashiの映像作品の一部になれたのはとても光栄なことです。ファンであるからにはそれなりに夢でもありました。

ただ、いざそれが叶ってみると嬉しさや恥ずかしさの前にまず草が生えました。

実際のところ、ライブ映像に映り込むなんて宝くじ級の確率だと思っていた節があるので、全国のamazarashiファンに同じ映像を観られているかもしれないという事実はにわかには信じがたいものです。

アングルのおかげで絶妙に顔バレを回避しているのも、現実味を感じづらい要因の一つかもしれません。


ただでさえ視聴者の数も限られているし、冒頭10分をわざわざ振り返る人も多くないだろうし、何より僕の知人にamazarashiファンはいないので(😢)、奇跡をひっそりと楽しむのに最高のシチュエーションを貰えたと思います。(まあブログに堂々と書いてたら「見てね!」って言ってるようなものですが。)


今一度、特別な機会をありがとうございました。m(_ _)m


改めてライブを視聴して


映像作品となったライブは観客目線を飛び越えて、ステージ上の秋田さん達の動きや反対側の紗幕など、物理的に現地では観きれなかった部分を堪能できるのが嬉しいですね。

豊川さんが終盤の「帰ってーこーいよー」でご尊顔どころかまつ毛まで映りまくっていたり、『マスクチルドレン』の2番Aメロで橋谷田さんのドラム高速連打のやばさを視覚的に見せつけられたり、『独白』の終盤で震えるほど力を込めている秋田さんを拝めたりとか。

『世界の解像度』の前口上は映像化されてもやっぱり聴き取りづらかったので、秋田日記2022.02.10にてセリフが確認できることをここにメモっておきます。


あと、当時ブログに書き留めていたおかげで気付けた修正もありました。僕ごときの音感でも流石に記憶違いってことはないはずです。

9. マスクチルドレン

最終hiAポイント「犠牲になっ↑て↑くれー」がお疲れ気味で上がりきらず。メセボの奇跡のラストが無修正で収録されてたのでこのパターンも円盤でそのまま聴けるかもしれません。


そして何と言っても『夕立旅立ち』ですよ。4年越しのセトリ入りでライブのトリを飾ってみせて、意外性の出オチで終わることもなくあんなに輝いて見えたのがひたすらに感慨深かったです。

特にアウトロはライブアレンジによって、フィナーレにふさわしい盛り上がりを見せてくれました。あの時間が終わってしまう寂しさを塗りつぶしてくれた感動の大きさを再確認しています。

満を持してアルバムに収録された時点では「正式リリースおめでと〜」以上の感想が特別ある訳でもない、あくまで“アルバムの中の一曲”という印象止まりでした。いくら理論武装解除で爪跡を残したとはいえ、元々Aメロ→サビが3回続くだけの簡素な構成の曲ですし。

全ての楽曲がやり方次第でこうやってライブ化けする可能性を秘めているって考えるとアツいですね。『死んでるみたいに眠ってる』の逆転劇も期待しています。(?)



余談ですが、ボイコットツアーの追加公演やファイナルのセトリが派手に増えなかったのは、この公演の映像化が早い段階で決まっていたからなんでしょうか。

ツアー後半でアルバム収録曲をセトリから削るという荒業が行われたのも、判断が下されたであろう時期や練習期間を逆算してみると合点がいきます。

確かに去年のツアーは無事に完走できるかもまだ定かではなかったし、振り返れないところで出血大サービスするのも勿体ないですもんね〜。

アオモリオルタナティブ

アオモリオルタナティブ

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6thフルアルバム「七号線ロストボーイズ」の感想です

こんばんは、ダーレクです。スケジュールノートの短歌は10月推しです。


大成功を収めたであろうロスボツアー青森公演の余韻の裏で、のんびり温めていた「七号線ロストボーイズ」の感想をお送りします。


各曲の感想

『感情道路七号線』

感情道路七号線

感情道路七号線

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短い曲なのは予め判明していたわけですが、蓋を開けてみれば全編メロディ付きの所謂まえがきタイプでした。

ここに来てまさかポエトリーリーディングを封印するとはびっくりですね。結果としてアルバム内で一言も喋ってないですよ今回の秋田さん。昔からインタールードとか名刺代わりとかで好んで入れているっぽかったのに。

ただ、最高音がmid2Gなのはワープロからずっと受け継がれているようです。


「この歌を歌うな環状線に鯨〜」って息継ぎする気ゼロでBメロ(?)に流れ込むのが耳気持ちいいポイントです。

特に「環状線に鯨」のメロディは東海オンエアの旧ED曲のギターと似ているお陰で、僕にとってはやたら覚えやすかったです。親近感つきすぎ(?)

この街には何故かポスト見当たらないのは
誰も伝えたいことなんて無くなったから

秋田さんの得意技“のはから構文”(と勝手に呼んでる)は今作でも健在でした。

前例『僕が死のうと思ったのは』『月が綺麗』『鴉と白鳥』では、いずれもサビの歌い出しでこの構文が炸裂しています。

“ポエトリー枠”であろうこの曲もそれに違わずサビっぽいところの歌い出しで使われていて、秋田さんは今年も秋田さんだなぁとしみじみ思うのでした。


3連符のイントロ曲からシャッフルビートの『火種』に繋がるのがカッコいいですね。


『火種』

火種

火種

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いざ聴いてみてもやっぱりラジオで流れてそうな曲じゃないですか?笑

『アオモリオルタナティブ』は結構ラジオ顔だったと思うんですけど、『1.0』がこの曲を差し置いてオンエアされたのはやっぱり変な気分です。


という第一印象はさておきamazarashiのアルバムの2曲目としての期待通り、物理的(?)な衝撃は『1.0』をも凌ぐレベルでした。

初聴時、1番の間奏で思わず「お゙ーー」って声が出たあの感動が強烈すぎて忘れられません。


全体を通して難解な歌詞と分かり易い歌詞でメリハリをつけられているのが特徴で、「テレプラズム…?」とか意識が散ったところにハッとする歌詞をぶっ込まれるので、リアクションがなかなか忙しくなります。

中でも「窮地は僕に微笑んだ」のような、マイナスをあえて“マイナス×プラス=マイナス”で遠回りして皮肉る表現が好きです。

「誰のせい」とか 「何処で間違った」とか
決意が廃るぜ 選んだのは僕だ

明るいamazarashi歓迎派の僕ですらこの決意ガチガチのフレーズは眩しすぎて直視できません。たらればのこっち側をここまで強く肯定している曲も珍しいと思います。

「どうせ誰も助けてくれない それを分かって始めたんだろう」と自身に問いかける『ジュブナイル』のCメロと目指す方向は同じなのに、苦悩表現のボリューム次第で印象が大きく変わるのは不思議ですね。

ちなみにこの辺は多数決の「息を止めた憐れな」とメロディが似ています。(揚げ足)


一方、秋田さんの音域界ではとんでもないビッグニュースが。

サビ前半「泣叫んだ」「きは誰だ?」「さも見えぬ」の3箇所にて、遂に地声hiBが観測されました(ハモリで)「すうんじゃく」の裏声と同じ高さです。

これは従来の地声最高音hiA#(激レア)よりも鍵盤1個分高く、裏声でもないのにこの高さが曲中で使われたのは勿論初めてのことでした、、、

どうせライブでは豊川さんが歌うからってとんでもない大盤振る舞いです。


『境界線』

境界線

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もうこの曲には7ヶ月以上お世話になっています。よくよく考えると「境界線の感想!」的な記事は一度も書いていませんが、ずっと感覚的に聴いてきたので今更文字に起こすのも難しいんですよね。

転調した訳でもないのにサビに入ると突然違う世界に放り込まれたような感覚になるのが好きです。ってツアー中に何度か書いた気がします。

というかツアー初日にサプライズで聴けちゃった因縁で、正直ボイコットツアーの印象があまりにも大部分を占めてるんですよね。サビの紗幕映像は何度観てもあの瞬間が掘り起こされて鳥肌もんです。


そんな訳で今回は、唯一の既存曲ポジという視点からアルバムに絡めた話を少し。

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「境界線」は最初から入れると決めてたので、それとは別パターンのアッパーな曲をと思い「火種」を作りました。

前作「ボイコット」では積もり積もった既存曲が幅を取って半プレイリスト状態だったのが、今作はむしろ『境界線』から逆算して楽曲が制作される程の余裕がありました。

この差はアルバム全体としての聴き心地にも直結していると言えそうです。何なら今までのアニソンで一番アルバムに馴染んでると思っています。


反対に、前作から引き続き(僕の中で勝手に)課題となっているのがポエトリー枠の消滅です。

アイザック』とか『太陽の羽化』とか、近年も発展が目覚ましいポエトリー曲の試行錯誤を楽しんでいる身としては地味に寂しいポイントでした。

それこそ境界線の次とか『夜の一部始終』の生き写し的なひとくちポエトリーがあっても良かったように思います。そしたらちょうど12曲になるし。


ロストボーイズ』

ロストボーイズ

ロストボーイズ

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初日に1周だけ聴いた段階での最推し曲。

回想を思わせるようなイントロ、緩やかに涙腺を撫でてくるBメロ、そして何より1番の「h張ぁり付ーいたぇーー」が大好きです。


地味にアルバム内で最長の曲だったりします。というのも、3番がCメロ→Bメロ→サビという構成になっていて他の曲に比べてボリューミーなんですよね。

特に、Cメロとラスサビが引き裂かれるなんて前代未聞の出来事です。流石は元々サビを任されていただけの事はありますね。

『さよならごっこ』辺りからamazarashiにも取り入れられるようになった“落ちサビ”の役割もこのBメロがかっさらっています。


「少年は闇の中」がサビだったということは、あの高音メロディで「少年はやーみのーなか」って歌ってたんでしょうか。そう言われると「神様も知らないこと」らへんまでは違和感なく歌えなくもないような。

「いい曲はどこを切り取っても伝わる」みたいな話をどこかで聞いた事がありますが、こういうのが最たる例なのかな〜と思ったり。

少年は闇の中 十年経っても闇の中
襲われる「あの頃良かったよな」 振り解く「まだまし今の方が」

ポルノ映画の看板の下で女の子がずっと誰か待ってそうなCメロを抜けてやってくる最後のBメロ。ここだけは1番2番のような伸びを見せずに、淡々と言葉を紡ぎ続けていきます。

吹っ切れて希望をISSUEしている『空白の車窓から』と違って、この曲ではまだ過去の自分と交戦中でした。僕が共感できるのもどちらかと言えば「あの頃良かったよな」に襲われる方です。


ところでこの曲には1箇所だけ秋田日記から変更された歌詞があります。

  • 変更前

誰にも話せないこと 吐き出した黒いものを この世の終わりなんだ ゴミ箱を漁られたら

  • 変更後

誰にも話せないこと 吐き出した濁ったもの この世の終わりなんだ ゴミ箱を漁られたら

秋田日記の段階では「黒いもの」との事だったので、ノートに書き殴った黒歴史な何かだと捉えていました。

ところがリリースされてみたら「濁ったもの」になってるし、付属詩もなんだかイカ臭かったし、こんなんただの健全な少年じゃないですか。そりゃあ確かに少年の隠し事ランキング堂々の1位だわ。

ところで、この歌詞で喜んでいるのは男性ファンだけのように感じるのですが気のせいでしょうか。これだから男死は!って今にも聞こえてきそうなんですけど。


『間抜けなニムロド』

間抜けなニムロド

間抜けなニムロド

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イントロも主旋律も豊川さんのコーラスも不穏な感じが気持ち悪くて(褒め言葉)、前作の『アルカホール』みたいなイロモノ枠という印象に落ち着きました。あとCメロの歌い出しが『月が綺麗』のサビ-3すぎます。

メロディこそ予想とはかけ離れていましたが(もっと明るいと思ってた)、歌詞のイメージは秋田日記で読んだ時から殆ど変わっていません。普通は音源化されたら色々鮮明に聴こえてくるもんなんですけどねぇ。

恐らく言葉の矛先が自分に向けられておらず、共感するにも難しい内容だからだと思います。既存曲では『自虐家のアリー』もまさにそんな感じでした。

故に雰囲気を楽しむような、コーヒーやワインのような嗜み方をする楽曲になりそうです。


内容は、旧約聖書ニムロドという優秀な猟師が登場したのが元ネタらしく、敢えて間抜けな人を「ニムロド」と呼んで皮肉るスラングが英語にはあるようです。つまり「画伯」と似たようなものですが、こちらの方が悪意に満ちた印象を受けます。

まあ秋田さんに応援してもらえるなら大丈夫っしょとか思っちゃいますけどね。笑 そうなると本名は別にあるってことなんでしょうけど。

大きなニムロド 身体もいずれそれに似合うよ

名前負けしないようになるよ、ってことですかね。「みにくいアヒルの子」っぽくも思えてきますね。

とまあ童話の応援歌みたいな印象ですが、僕の中ではまだまだ考察が不十分な曲なので、また何か思い付いたらどこかでつらつら語るかもしれません。

変わらぬものを変えるのが そう信じる者だけなら
愚かさも時には強さになる もしかしたらだけど

根底の意味は「必死に生きるのは得てして無様だから 人に笑われても気にすんな」から変わっていないと思うんですけど、火種の「選んだのは僕だ」然り、やっぱり言い回しが明るくなっているんですよね。

というかこの歌詞「チ。」に当てはまりすぎてます。同じようなフレーズがコラボ新曲にも含まれているかもしれません。


なお、僕の音域でもギリ歌えそうなのが唯一この曲だったので、長期的には一番可愛がることになる予感がしています。


『かつて焼け落ちた町』

かつて焼け落ちた町

かつて焼け落ちた町

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amazarashiとしては『奇跡』『ハレルヤ』『あんたへ』『空に歌えば』『月が綺麗』に続く6曲目のイントロがない曲。(何か忘れてたらごめんよ)

そしてAメロとサビの2箇所に、違うメロディで曲名が出てくる『ヨクト』のような希少性も持ち合わせています。


あとは的中も何もそのまんまですが、本当に青森空襲がテーマの楽曲でした。調べて初めてそれを知るという過程も完全に秋田さんの轍を見る人です。

「ぼぁーくーらーがー」とかサビの裏声とか、シンプルに歌声好きぴポイントが散りばめられていますが、内容がそれなりにシリアスなので鬼リピしたい!とはなりづらい曲なんですよねー。

僕らが頭を抱える 人生という旅路は帰り道 死ぬまでの

この歌詞で思い出すのは、夕日信仰ヒガシズムのライナーノーツ内『穴を掘っている』の解説で出てきた「人生は自分の墓穴を掘っている様なもの」という表現です。

一概にネガティブって訳でもないですが、最終的に死が待っていることをもとより受け入れている感じがなんか…いいんですよね。(語彙力の敗北)

あの人生観が健在だと知れたことで、amazarashiの歩みもまた地続きであると再確認できるような気がして僕は嬉しく思います。


他にも“焼け落ちる=日が沈む”っぼい雰囲気も歌詞中にあったり、サウンド面での疾走感のタイプが『街の灯を結ぶ』っぽいなと感じたり、個人的に「夕日信仰ヒガシズム」を彷彿とさせる要素が多い曲です。


Cメロの「それが僕の親父の親父で」はサラッと奇跡奇跡。ノンフィクションフィクションは別として、世界のどこかでは何度かあり得たであろう光景なので、ついつい思い耽ってしまいそうな歌詞です。


とまあ色んな角度から言いたい事が溢れてくる楽曲でしたが、付属詩もシュールで読みごたえがあって良かったです。ツッコミ不在な感じが完全にツボ。ああいう小説があったら定期的に読みたくなっちゃいます。

『アダプテッド』

アダプテッド

アダプテッド

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期待を裏切らない秋田日記の古株。『ラブソング』に肉薄する単語羅列で、とにかく浮かんだ単語を手当たり次第に詰め込みました的な勢いがクセになります。

Adapted!!ってネイティブ発音なのとか、「ただ酔っていアダプテッド」の文字数ゴリ押しとか、「とおりゃんせ」「いとおかし」といった恐らく一番ふざけたであろう言葉が曲中最高音だったりとか、従来のamazarashiとは一線を画したぶっ飛び具合が魅力的です。ただしライト層にもヘビー層にも賛否両論にはなりそう。


秋田日記での公開は2015年まで遡りますが、少なくとも1番の歌詞は一字一句同じだったので、メロディやリズムも殆ど当時の構想通りってことなんでしょうか。こんなの(褒め言葉)を6年半も温めてたという事実が面白すぎます。


冒頭のフレーズで思い出すのは『エンディングテーマ』のCメロでした。時系列的には秋田日記のアダプテッドが起源なんでしょうか。

失い続ける事で 何かに必死になれる力が宿るのなら
満たされていないってのは 幸せなのかな だとしたら 今の僕はきっと 幸せなんだな
なのに
心が痛いよ 涙が止まらないよ

同じ思考回路でも噛み締めるエンディングテーマ、さらっと流すアダプテッド。それぞれ印象が全然違って別の良さが感じられます。こういう過去の名言を別角度でもっかい叩き込んでくるのが多いんですよね今回のアルバム。

僕の中で名曲だと名高い『命にふさわしい』『ロングホープ・フィリア』なども割と過去の名フレーズの継ぎ接ぎが目立つので、自ずと今作が名盤だということを暗示しているように思えてきます。

『戸山団地のレインボー』

戸山団地のレインボー

戸山団地のレインボー

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曲名だけ発表された時点ではぶっちゃけ一番埋もれていましたが、秋田日記でデビュー当時だと言及されて一転『火種』の次くらいに楽しみな曲に。

前作の『抒情死』くらい、アルバムの核となっているであろうポジション。Aメロのメロディと韻踏みと歌声が可愛くて好きです。サビのメロディはそこはかとなくもう一度。


『かつて焼け落ちた町』に引き続き、Aメロとサビの2箇所でタイトルが登場するパターンでした。僕死のようにAメロとサビの旋律がオクターブ違いでシンクロしていた面影もあります。こう見えてレアな構成の曲です。

あとAメロで終わるのも『古いSF映画』『性善説』『名前』『バケモノ』『とどめを刺して』『鴉と白鳥』に次いで7曲目です多分。(意外と多いなあ)


「青森じゃ数年に一度の」「バイトも辞めて失くした退路」のメロディに聴き憶えがあって、「他に行きたい場所があるんなら」というフレーズは思い出して、それがどの曲だったか自力で引っ張り出すのに1分くらいかかりました。どうだっていいか。


僕の中でこの曲の株が爆上がりしたのはTwitterでとある説を見かけた時です。

サビ毎に登場する「〇〇、〇〇も不可欠な色彩」というフレーズが計6色。そして「希望を足せば僕だけの色彩」で7色が揃うらしいですね。

それまで脳内では絶妙に繋がっていなかった“色彩”と“レインボー”が完璧にハマった瞬間でした。伊達にレインボー取り入れてなかったんだなあ…。

苦悩、苦痛、不平、不満、失意、挫折、そして希望。確かに“amazarashi色”ってこういう色のイメージかもしれません。


それにインスパイアされて「じゃあ音階も7音だったりしないか」って数えたらド#・レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シで本当に7音じゃん!と舞い上がったは良いものの、どうやらそれは音楽的にオーソドックスな型らしかったので、これマジでどうでもいい一文です。←


『空白の車窓から』の感想文では「今が何章なのかは分からないけど新章の幕開けだね」的なことを書きました。

“デビュー当時”であるこの曲が「序章からやっと抜けたところ」らしいので、じゃあ具体的にいつのことなんだろうという疑問が次に浮かんできます。

僕がいつの間にか備えていた知識によると、秋田さんは「あんたへ」のリリース前くらいにむつ市から青森市へと引っ越しています。(その後は家凸まで同じ家だった?)

その辺を調べてみると、2013年5月31日に渋谷公会堂で「最近むつ市から引っ越した」と言っていた、という証言をゲットできました。

ねぇママ時代をデビュー当時と捉えるのは無理があるし、ロッキンのインタビューではそれが「10年以上前」だったと明言されています。

となればむつ市の前に青森市に住んでいた時期があったと見て良いはずなんですけど、あまざらし時代まで遡るとやっぱりむつ市って書いてあるんですよね。


つまり、僕がかき集めた情報を整理するとこういう仮説が成り立ちます。なかなか引っ越してますね秋田さん。

むつ市(あまざらし)
青森市(メジャーデビュー当時)
むつ市(〜ねぇママ)
青森市(〜家凸)
青森市??(自宅ライブetc.)

というか歌詞考察の一環にしてもご本人が見たらめっちゃキモがるやつかもしれない…🙏

たかが太陽光の反射に ほだされて定まった決意じゃねえ

リリース前にも書きましたが、“レインボー”という割とamazarashiっぽくないワードチョイスにはずっと違和感を抱いていました。心のどこかで待っていたひねくれ歌詞を見届けられたので僕は満足です。

失敗や困難だらけの僕らだから 僕らだけの景色を描けるはずだよな

僕がamazarashiで一番愛してる「〜でもそれは果たして僕なんだろうか」がこれまたポジティブな言い回しで再登場。

あの時点では仄めかす程度だった希望を、今回は惜しみなく歌い上げています。同じテーマの言い回しで秋田さんの現在地が分かるのは何とも面白いシステムですね。


『アオモリオルタナティブ

アオモリオルタナティブ

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現時点で僕が最も過小評価しているであろう曲です。アルバム内で最後に聴いた新曲なのもあってか、今作で唯一、未だイヤーワーム期が到来していません。


『夕立旅立ち』のようなスッキリした曲かと思いきや、曲調もアレンジも靄に覆われたようで気だるそうですし、キラーチューン狙いじゃなかったのが意外でした。故に思ったほどラスボス感もなく、今のところは「戸山団地の次の曲」という印象止まり。

デモ音源がお披露目されたと聞いてからずっと楽しみにしていたので、これは我ながら意外な心情です。いくら粒揃いのアルバムとはいえ、この曲が一番埋もれることになるとは夢にも思いませんでした。

これに関してはデモ音源やラジオで僕が聴く順番がズレていたら未来も変わっていたのかもしれません。前作で苦手意識のあった『死んでるみたいに眠ってる』ですら半年以内に悪くはねえなぁ期がやってきたので、きっともう少しの辛抱なんだと思います。(?)


ゴリゴリに素晴らしい歌詞なのは秋田日記から知ってるのでいいんですけど、楽曲全体としても早くライブで化けた姿を観て手のひらを返したいですねー。

トラブったら入力から辿れ 最初に言われた 間違いなかった

曲中で唯一、なんのこっちゃ分からない歌詞です。笑 (文脈的にギターの話??)

ひとまず僕は「初心忘るべからず」という解釈をしています。この歌が生まれた経緯も大体そんな感じですし。

くたばる為に生きた訳じゃねえ 歩いた道程を
負けや恥と吐き捨てるな それこそが君の成り立ちなんだから

僕が某曲で「鋼鉄より人肌」の次に好きなフレーズ「途絶えた足跡も旅路と呼べ」の生まれ変わり。2番Bメロ〆というポジションまで一緒です。

鬱屈も増幅すればアートたり得る

これまた「劣等感も自己嫌悪も 底まで沈めたら歌になった」みたいなもんです。『リビングデッド』をラジオで初めて聴いた時から印象付いていた歌詞なので感慨深いです。


ところで、SNSを見てるとこの曲の略称だけバラバラで面白いですね。

僕は無意識に「アオタナティブ」と呼んでいますが、ハイドロポンプに則るなら「モリタナ」が定番になりそうです。


『1.0』

1.0

1.0

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新曲ブーストも落ち着いてきた今日この頃、結局アルバム最強はこの曲だと思います。ロディアスなお経が最高にamazarashiです。とにかく口ずさんでいます。

特に「心さえなかったら」の裏で流れるストリングスのように、主旋律が平坦なサビの後ろで引き立つオルゴール風のリフレイン?が愛おしいです。

アウトロに至っては好きすぎて最寄り駅の発車メロディにしてほしいくらい。


初速がぶっ飛んでいたのはボイコットの『そういう人になりたいぜ』もそうなのですが、「君を守る為世界を終わらせてもいいぜ」とか非リアには眩しすぎて、最初こそ微笑ましく鬼リピしていたのがいつからかめっきり聴かなくなっていました。

同じく心握り潰す系であるこの曲も同じ道を辿るかと言えばそうでもなさそうで、僕の中ではむしろ『命にふさわしい』『たられば』のような永久崇拝ルートに進んでいる気がします。

明暗を分けたのは、曲中で繰り返される「見つかりますように」という祈りの言葉だと思います。1を持っていてもいなくても何らかの立場で共感できるのが大きいのかも。


ほんとのとこ大まかな感想は先月語り終えたので、詳しくはそちらを見てもらえるとm(_ _)m

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『空白の車窓から』

空白の車窓から

空白の車窓から

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amazarashiの中でもとりわけ供給の少なかった眩しい光が今ここに!

元はといえば秋田さんの歌声に惚れてamazarashiにハマった僕は、そもそも暗い歌(便宜上の表現)固執しているわけではなく、人間なので露骨に明るい歌が聴きたくなる瞬間もあります。久々にその需要に応えてくれる一曲が手に入りました。(ハルルソラ昔から好き)

歌詞だけ見るといつも通りのネガティブな単語や展開も散りばめられていますが、特にサウンドの開放感が今までにない次元です。


この曲もまた、アルバムを聴く前に感想文を書いてスッキリしたのでこちらもよろしくお願いします。

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アルバム全体として


Aメロから惹きつけられる曲ばかりで、暇さえあれば韻を踏み、歌声はよりエモーショナルに。

サウンドも洗練されてより広い層に勧めやすくなり、玄人ファンがニヤける秋田日記の詩やデビュー当時を歌う歌も揃っていて、秋田さんもベストアルバムの選曲に困ってしまいそうな充実っぷりです。

新曲が聴ける興奮はいつだって変わりませんが、今作は“ニューアルバム”という作品としては真面目に最高傑作クラスだと思います。


という大前提を書いたところで、とりわけ僕が触れるべきは「この部分〇〇と一緒だ!」が著しく増えた点でしょう。

各曲の感想で取り上げまくった通り、アルバムを通して新旧色んな楽曲が想起させられ、それがキッカケで既存曲を聴き直す機会が増えました。

amzライフが更に充実するようになったのは絶対的に良いことなんですけど、悪く言えばそれは“ネタ切れ”とほぼ同義であって、実は秋田さんにとっては痛いところなのかもしれません。


思えば「でもそれは果たして僕なんだろうか」「せめて特別な人間になりたかった」「一日では無理でも十年を経たならどうか」辺りを境に、本当の意味での衝撃は食らわなくなってしまったような気もします。

それ以降は秋田さんの考え方を学習し続けているのもあって、想像の範疇で「そうきたか」を楽しむのが主になっているというか。

飽和状態というか、頭打ちというかカンストというか。はたまた焼き直しというか集大成というか。

「秋田さんにしか思い付かない言葉」から「秋田さんが歌うことに意味がある言葉」にシフトしているというか。


閑話休題


メメモリの弱点であった後半のマンネリやボイコットで目立った流れのぎこちなさは、アップテンポな新曲がバランス良く差し込まれることで解決されました。

今作のポエトリー曲の少なさは、ポエトリーで強引に流れを変えなくても良くなったということの裏返しなのかもしれません。寂しいもんは寂しいですけどね。


そして『少年少女(2021)』でスイッチが入ったのか、CD音源の荒々しさにも最近は拍車がかかりつつあります。

少し前まではCDがお手本、ライブに参戦して初めて覚醒した歌声を浴びられるものでした。ロストボーイズやアダプテッドなどで歌声が裏返っていましたが、そんなの数年前なら有り得なかったと思います。お得。


逆に一点だけ、ボイコットの方が凄かったと思うのがCメロの爆発力です。

「カーラジオのボリュームを上げてーー」
「それが君でーー」
「そしたら僕の!声も!失くしてた!」
「そこで僕は凍えて死んじまったっていいぜ!」

そりゃあこいつらには勝てないよなと思う反面、今回はAメロや1番だけで充分満足しているからそう感じるのではないかとも思えてきます。

とにかく曲の最初を聴かせるのがサブスク時代を生き残るコツらしいので、時代に合わせた正当な進化とも言えるんじゃないでしょうか。

これに関しては完全に僕の主観なので、amazarashiの思惑や一般的な評価とは全然違うかもしれませんけど…。


特典のボイコットツアーの記事に続きます。人を選びそうなタイトルですが、興味があればこちらから是非🏋️‍♂️

dalek-amz.hatenablog.com

「ロストボーイズ」ツアーセトリ答え合わせ

※ネタバレ情報のみが含まれます。


こんばんは、ダーレクです。


今年も無事にツアーが始まったということで、先日のセトリ予想の答え合わせをやっていきます。


僕は初日公演には参戦していませんが、自分は7週間も待てる人間ではないと確信していたので全部見ました。ネタバレを感謝するのも変ですが皆さんありがとうございます。

dalek-amz.hatenablog.com


実際のセトリ


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. ロストボーイ
5. 間抜けなニムロド
6. 空洞空洞
7. 僕が死のうと思ったのは
8. あんたへ
9. 夏を待っていました
10. 戸山団地のレインボー
11. 数え歌
12. アオモリオルタナティブ
13. 爆弾の作り方
14. 空に歌えば
15. 1.0
16. スターライト
17. 空白の車窓から


僕の予想


1. 感情道路七号線
2. 火種

3. 空白の車窓から
4. 季節は次々死んでいく
5. 鴉と白鳥
6. 間抜けなニムロド
7. 太陽の羽化
8. 戸山団地のレインボー
9. アダプテッド
10. 遺書
11. かつて焼け落ちた町
12. アオモリオルタナティブ
13. 終わりで始まり
14. 境界線
15. コラボ新曲(仮)
16. 1.0
17. ロストボーイ

※セトリが17曲だったので補欠のニムロドをねじ込みました。


9/17曲で数字上は過半数を超えていますが、アルバム内の落選枠を外して、アルバム外の曲も全く当たらず。このクソダサぶりは正答率0%と言っても過言ではありません。


反省点

①アルバムの落選曲


『かつて焼け落ちた町』『アダプテッド』の2曲がお留守番となりました。落ちるのは多くても1曲だと思い込んでいた僕は少々楽観的すぎたようです。

俯瞰したシリアスな歌詞やネタ枠っぽさ等それぞれ懸念点があったので、個人的にはまあまあ納得できる選曲でした。当ててないけど。


とはいえまだ終わった訳ではなく、ツアーの後半や追加公演(仮)で新たにセトリ入りする可能性も残されています。

ただ、それを考慮すると今度は他の曲が押し出されないかヒヤヒヤしてしまうんですよね…。


②アルバム曲の演奏順


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. ロストボーイ
5. 間抜けなニムロド

かつて焼け落ちた町
アダプテッド

10. 戸山団地のレインボー
12. アオモリオルタナティブ
15. 1.0
17. 空白の車窓から


このセトリ、寸分の狂いもなくアルバムと同じ曲順なんですよ!

今回の外しの中で一番「やられた!」と思ったのがこれです。こんなだるま落としをどうやって予想しろって言うんだ。


従来のリリースツアーでは“必ず”と言っていいほど前後の曲が入れ替わったり、意外な曲がトリに回ったりでシャッフルされた状態でした。

初ライブ「この街で生きている」が唯一の例外で、それでさえセトリに入っていたのは『アノミー』『さくら』『この街で生きている』の3曲のみです。

この街で生きている

この街で生きている

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


ところがこの「ロストボーイズ」では急に9曲がアルバム通りに並んでいます。これが偶然とは思えなくて生まれたのがこちら。


「そもそもセトリへの流用を前提にアルバムの曲順を決めていた説」


たられば→命にふさわしい(メセボツアー)、さよならごっこ→月曜日(みらよるツアー)のような、シングル曲がアルバムに収録される際にツアーの曲順をそのまま採用されるパターンが近年はよく見られていました。


今回はそれが発展して、曲順の前借りという形になったのではないかと。

セットリストで裏をかいたのではなく、むしろアルバムの段階でこれ以上ない伏線を張っていたということになります。


何にせよ、アルバムの時点でテコ入れが必要ないくらい完成された曲順だと秋田さんが自負しているっぽいです。それは同意せざるを得ないなあ。


③ポエトリー枠、激減


3曲は入るだろうとポエトリー枠を吟味していたあの時間は全くの無駄でした。これも恐らくアルバムの流れをなぞらえての結果だと思います。

もしかしたら流れを変えるにはオリジナル前口上で事足りると気付いたのかもしれないけど、今までは何曲か入ってたじゃないですか…🥲


秋田さんの中にそういう選択肢が生まれたということは、皆が待ち望むあんなポエトリーやこんなポエトリーが、豊川さんとの掛け合いが楽しみな『生活感』を生で聴ける日が遠のき始めたかもしれないということです。あああああばかあああああああああああああああ

生活感

生活感

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255

④アルバム以外の曲予想、全滅


これがセトリ予想の本番みたいなもんですが、ここに来て過去最低記録を叩き出しました。

ポエトリーに割いた2枠が腐り『鴉と白鳥』&コラボ新曲の当ても外れたので、今回の予想方針ではどっちにしろ絶望的だったかもしれません。

この辺を無視して逆の外し方をする方がきっと後悔していたので、必要な犠牲だったと思います。


それらを除いてこの土俵に提出したのが『季節は次々死んでいく』『終わりで始まり』でした。

てかこれ、よく考えたら地声最高音hiA#が同じセトリに複数入ってる訳ないですね。音域厨のくせに『終わりで始まり』『雨男』『鴉と白鳥』が共存する確率は著しく低いという前提を見落としてました。


以下、選ばれし8曲へのコメントです。セトリ順です。

  • 空洞空洞


元々はメメモリの一発屋で終わると思っていたくらいです。アルバムの2曲目枠は『とどめを刺して』『世界の解像度』など後輩が増え続けていますし。

みらよるツアーでの続投にビビり、記憶が薄れてきた頃にまたしてもビビらされることになるとは。秋田さんの空洞空洞愛を舐めていました。

ベストアルバムが再び作られることになれば、非タイアップ曲の収録筆頭候補です。


どうかしちゃってる感は『アダプテッド』とも共通していますが、ワンチャン入れ替わるならここになるんでしょうか。


  • 僕が死のうと思ったのは


定期的にセトリ入りする“格”なのは知ってて、それがたまたま今年だったという印象です。

みらよるツアーの時に自信満々に予想して外した思い出があります。(しかも直後の夏フェスとアジアツアーには入ってるという)


  • あんたへ


末法独唱ぶりのセトリ入り。バンド編成ではリリースツアー以来です。

『ムカデ』『真っ白な世界』など、「せっかく練習したから続投しとくか」と言わんばかりの楽曲は毎年しれっと紛れ込んでいて、(以下略)

良いとこ突いてるのに「せっかく練習したから」の宝庫であるオンラインライブの重要性には気付けず!なんならこの曲が復活した前例を『終わりで始まり』を予想する根拠としていました。

こういう楽曲は、久々に弾いてみることによって秋田さん自身がその魅力を再認識していそうですね。


あと、この曲が入っていたことで『かつて焼け落ちた町』の落選理由がイントロの不在ではないと分かりました。


  • 夏を待っていました


純粋に願望曲として5年ほど上位にいたので「やったあ」の一言に尽きます。是非とも東京公演まで残っていてほしいですが嫌な予感が…。

|´-`)

空っぽの空に潰される

空っぽの空に潰される

  • amazarashi
  • ポップ
  • ¥255


  • 数え歌


本リリースから5年の時を経て念願のセトリ入りです。僕がこの曲を挙げたら予想ではなく願望になってしまうので無理ゲーでした。

こればっかりは何も知らない状態で食らってみたかった気もしますねぇ。自分の選択なので仕方ないですけど。

この曲の卒業により初登場から5年以上セトリ入りしていない通常曲は『ハレルヤ』『街の灯を結ぶ』『星々の葬列』の3曲に絞られました。


あとは東京公演までセトリに残っていることを僕は祈らなければなりません。『風に流離い』『未来づくり』のように入れ違いで映像化を逃すなんて御免です。

東京での追加公演が確定すればどちらかでは聴けそうですが果たして……。


  • 爆弾の作り方


10周年ライブは画面の向こうで完結していたのが寂しかったので、今度こそ生で浴びるチャンスがやってきたのは願ったり叶ったりです。

この曲こそ「せっかく練習したから」の賜物だと思います。楽曲投票で秋田さんに“歌わせて”いなかったら今回フィーチャーされていたかは微妙なラインだったんじゃないでしょうか。

つまり選挙は大事ってことです。(6〜7月に参院選があります)


  • 空に歌えば

もう1枠は『空白の車窓から』から繋がる予想で『季節は次々死んでいく』の決め打ちです。

タイアップ曲は定期的に顔を出しても怒られないので(?)、我ながら悪くない賭けだと思っています。

噂をすればタイアップ曲、しかし選ばれたのはアニソンNo.2の方でした。

失礼ながら「本当はタイアップの納品期限が迫る中で無理矢理ひねり出した曲なんじゃないか」という考えがこびり付いていて、セトリ予想に含むハードルが勝手に上がっていた曲です。(すっごい失礼)

そんな偏見を嘲笑うかのように毎年余裕でセトリ入りする様は『空洞空洞』と似ています。メメモリ強し。


たしかに冷静に紐解いてみると、イントロ無し、間奏アウトロの三拍子、Cメロの特大ポエトリー、amazarashi最速のBPM、初の豊川さんソロパートなど、どちらかと言うと個性の塊と呼ぶべき曲だったようです。何より「雨は上がっていた」が当時から話題になってたというのに。

今後はこの曲に対する認識を改めようと思いますm(_ _)m


  • スターライト


『スターライト』→『空白の車窓から』という並びには合点がいきます。今にして思えば、僕は『空白の車窓から』の感想でも何度かスターライトに触れていました。

中でも、

「夜の向こう」には既に到達していて、さらに次の夜へ行こうとしている段階とも読み取れますね。

という2曲の関連性を示唆するような文章を残しておきながら、結局このチャンスを掴み取ることは出来ず終い。

それどころか「ただそれだけ」の一致による再考→季節の再来に固執して、「ただそれだけ〜が指してるものは違うから偶然なんじゃね?」と自ら呈していた疑問も見て見ぬふりしています。


とはいえ、自分の思考を上手く使えば絶対に辿り着けない答えではなかった、という発見はむしろamazarashiガチ勢としての自信に繋がりました。(アルバム名予想の「七号線」でも同じこと言ってたような)

そうやってアルバム曲との関連性を探して正解に近づけるのなら、今後の予想がグッと楽しくなりそうです。次回は直感多めで出直します。


某新曲のお披露目が気になる問題


結局セトリ入りはまだしなかった「チ。」とのコラボ新曲。せっかちな僕はとにかく初公開がいつ、どのような形で行われるのか気になりまくっております。

どっかしらの公演で急に演奏しちゃうのか、従来通りラジオでの初オンエアとなるのか、はたまたリリース日までのお楽しみなのか。


5月21日 ロストボーイズ青森公演

6月7日 福岡
6月9日 大阪(リリース21日前)

6月24日 東京(リリース6日前)
6月26日 愛知
6月30日 コラボ新曲リリース


今後のスケジュールは上記の通りです。

いつも通りのラジオ発表だとすれば、東京公演までには初OAされている可能性が高く、ライブで観客を驚かすには大阪以前のどこかでセトリ入りするか、『青森オルタナティブ』のごとく終演後に流されるかの2パターンしかありません。(サプライズに固執するマン)

セトリに入れば曲名が判明し、終演後の場合は公式発表があるまで“無題”ということになります。


なんせ僕の参戦するのが東京公演なもんで、個人的にはどうせお披露目するならタイトルまで明かされちまってほしいと思っています。笑

ヨロコビを分かちあおう!!

「ロストボーイズ」ツアーセトリ予想

こんばんは、ダーレクです。


いやー遂に今年もこの時期が来ましたね。ロストボーイズツアーの幕開けまであと一夜。アルバムの感想も間に合わないくらいあっという間でした。

去年は久々のツアーで僕がいかに生zarashiを渇望していたのかを思い出してしまったので、オフシーズンが寂しくて仕方ありませんでした。


僕は初日公演には参戦できませんが、こういう時こそセトリ予想に精が出るものです。アルバム収録曲が大半を占めそうなツアーなので、今回は正答率100%を意気込んで考えてきました。


最終予想


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 空白の車窓から
4. 季節は次々死んでいく
5. 鴉と白鳥
6. 太陽の羽化
7. 戸山団地のレインボー
8. アダプテッド
9. 遺書
10. かつて焼け落ちた町
11. アオモリオルタナティブ
12. 終わりで始まり
13. 境界線
14. コラボ新曲(仮)
15. 1.0
16. ロストボーイ


今回は曲順も含めた予想となっています。

17曲あった場合は『間抜けなニムロド』を6曲目に、それ以上の場合はラブソング多数決らへんを適当に入れといたものとします。

  • こだわりポイント

①『空白の車窓から』を序盤に→ただそれだけ〜で季節へ
②遺書→かつ町、太陽の羽化→戸山団地
③境界線と新曲が割と終盤
ロストボーイズが大トリ

あとは適度なシャッフルを心掛けて並べたつもりです。

空白の車窓から→amazarashiです→感情道路だったら一番ビビりますが、ボイコットでも開幕独白とはならなかったので流石にやめときました。


予想の過程と考え方


アルバム収録曲:10曲
チ。&鴉と白鳥:2曲
ポエトリー枠:2曲
ベストアルバム:2曲


上記予想の内訳はこんな感じです。『鴉と白鳥』と6月30日にリリースされる「チ。」とのコラボ新曲は、うわー入れときゃ良かったーが目に見えるので入れました。

特に後者はプロモーション的にもお披露目しない理由が無いと思うんですよね。

直近の『境界線』なんか公式発表前にセトリ入りしていたので、1ヶ月以上前から予告されている相思相愛コラボ楽曲が同じ待遇を受けられないことはないでしょう。

境界線

境界線

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


①アルバム曲が全部聴けた前例はあまりない
②ポエトリー(長編含む)枠はツアーだと3〜4曲ありがち
③困ったらベストアルバム

続いて傾向と対策になります。①②は後述、③は僕の愛用する埋め方です。

無論ベスト盤以外からのセトリ入りも毎年ありますが、年々曲数が増えているのと『鴉と白鳥』が直近のカップリング曲としてその枠を担っているのでまあ…いいかなって。

  • アルバム曲が全部聴けた前例はあまりない

今までのツアーで初日から収録曲を網羅していたのは「あんたへ」くらいで、ボイコットの『死んでるみたいに眠ってる』や世界分岐の『吐きそうだ』など、アルバム毎に1曲はお留守番を任されるのが定番となっています。

今回もリード曲を除いて、ノリノリな曲を除いて、青森の曲を除いて、残ったのがただ1曲『間抜けなニムロド』でした。

全曲聴けるに越したことはありませんが、折角予想するからにはヒリつきたいので、ここは彼にお留守番を頼むということで…🙏

間抜けなニムロド

間抜けなニムロド

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255

  • ポエトリー枠を選ぼう

続いてフォーカスするのが所謂ポエトリー枠となります。長編短編問わず、感情道路を含めて最低でも3曲セトリ入りしていると考えるのが無難です。

が、これまでのセトリを眺めても「コンビニ傘!?冬が来る前に!?」ってなるのが毎年いるので、最終的には当てずっぽうに頼らざるを得ません。

歌詞からアルバム曲との共通点を探して、僕はとりあえず「土」との関連性が見られる『遺書』を選びました。ここはぶっちゃけ“古いポエトリー曲”という枠組みさえ合っていれば僕はそれで満足です。


そしてポエトリー枠のラス1に選んだのが『太陽の羽化』です。『空白の車窓から』で聞き覚えのある単語があったり『戸山団地のレインボー』に繋がった時のおもしろさを加味して入れました。

みらよるツアーの『アイザック』や末法独唱の『拒否オロジー』など、直近のポエトリー曲が飛び入り参加する流れもあるので、試しに入れておく価値はあるんじゃないかと思っています。


一応長編ポエトリーもピックアップしておくと『冷凍睡眠』『メーデーメーデー』『独白』『曇天』という顔ぶれになりますね。

独白は去年やった、曇天はコロナ、前者2曲もツアーでの活躍経験があったりで今回は全曲見送ることになりました。強いて言えばベストアルバムでも異彩を放っていた『冷凍睡眠』は捨てがたかったかも。

逆に『曇天』が入っていたら【なんでだよ】を答え合わせ記事のタイトルに入れます。なんて言ったら次回タイトルが確定でネタバレになっちゃうのでやっぱ嘘です。

冷凍睡眠

冷凍睡眠

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255

いつものベストアルバム戦争


残った2枠、ここが一番面倒なフェーズでもあります。手始めに過去のフルアルバムツアーの「アルバム外の曲」を洗い出してみることにしました。

ツアーの元となったアルバムよりも新しい曲は全て“新曲”と見なしています。

●がツアー途中で切り替わった楽曲、ベストアルバム収録曲は太字にしておきました。

  • ボイコット

①境界線(新曲)
❷真っ白な世界/初雪
③水槽
④馬鹿騒ぎはもう終わり(新曲)
⑤世界の解像度(新曲)
ライフイズビューティフル/千年幸福論

この街で生きている
②月曜日(新曲)
❸未来づくり(※追加公演はリタ)
④ムカデ
⑤冬が来る前に
ラブソング
多数決
スターライト

  • 世界分岐二〇一六

①コンビニ傘
ワンルーム叙事詩
性善説
❹名前
⑤雨男
夏を待っていました
ラブソング
美しき思い出
スターライト

  • 夕日信仰ヒガシズム

①風に流離い
②春待ち
さくら
❹少年少女/クリスマス
ラブソング
冷凍睡眠
⑦あとがき
ジュブナイル

  • 千年幸福論

①ムカデ
アノミー
つじつま合わせに生まれた僕等
④ピアノ泥棒
⑤爆弾の作り方
夏を待っていました
ワンルーム叙事詩
奇跡
⑨コンビニ傘
⑩カルマ
⓫祈り(新曲)


遡りすぎても背景が違うので、参考になるのは世界分岐辺りまででしょうか。ボイコットはコロナ禍も背負って凄いことになっていますが、それ以前はなんとなく共通点があるように思えます。

例えばベストアルバム収録曲が半分ほど占めている点。今回はアルバム以外を6枠と仮定しているので2、3曲は入ってきてもおかしくありません。


次に、ベストアルバムの収録曲の「秋田さんが最後に歌ったライブ」を古い順に並べてみます。

2014年
「あんたへ」
終わりで始まり

─────越えられない壁─────

2017年
「メッセージボトル」
奇跡、美しき思い出

2018年
「地方都市のメメント・モリ
この街で生きている、ラブソング、多数決

「新言語秩序」
ナモナキヒト、空っぽの空に潰される

2019年
「未来になれなかった全ての夜に」
ヒーロー、光、再考、ひろ

「MIDNIGHT SONIC」
冷凍睡眠

「アジアツアー2019」
ジュブナイル、スピードと摩擦、さくら、僕が死のうと思ったのは

「CDJ19/20」
性善説

2020年
「新言語1.01自宅ライブ」
つじつま合わせに生まれた僕等(orメセボツアー)

末法独唱 雨天決行」
夏を待っていました、季節は次々死んでいく、無題、ワンルーム叙事詩、スターライト

2021年
「APOLOGIES 雨天決行」
命にふさわしい

「ボイコット」
ライフイズビューティフル


ご覧の通り、『終わりで始まり』だけ群を抜いて不遇な扱いを受けています。

「今後歌い続けるであろう曲たち」を選んだベストアルバムに入ったはずが、リリースツアー以降はまさかのノータッチ。「0.7」関連で正式リリース前はむしろ優遇されていたんですけどねえ。


同アルバムで表題曲ながらベスト盤に選出されなかった『あんたへ』ですら(?)、一昨年の末法独唱で前口上付きの大復活を遂げています。映像化の際にラジオでOAもされました。

「あんたへ」と云えば、ポエトリー枠を兼ねた『冷凍睡眠』がまたもチラつきましたが、僕の中で報われてほしさが勝ったので、今回は『終わりで始まり』をセトリ予想に入れてみることにしました。

昨年のAPOLOGIES楽曲投票でも4位入賞を果たしたばかりなので、秋田さんにも流石に思うところがあったと僕は信じています。

終わりで始まり

終わりで始まり

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


ちなみに、もう1枠は『空白の車窓から』から繋がる予想で『季節は次々死んでいく』の決め打ちです。

タイアップ曲は定期的に顔を出しても怒られないので(?)、我ながら悪くない賭けだと思っています。


現状の皆勤賞組はどうなるのか


『未来になれなかったあの夜に』
『馬鹿騒ぎはもう終わり』
『世界の解像度』

上記3曲は、ライブ初登場からセトリ入りをキープし続けている猛者です。

みらよるは流石に役目を終えたように思えますが、令和二年組はアルバムの名を冠したライブが行われなかった稀有な存在で、今後の動向がまるで想像つきません。


『ムカデ』『真っ白な世界』など、「せっかく練習したから続投しとくか」と言わんばかりの楽曲は毎年しれっと紛れ込んでいて、それが余裕で想像できるのが『世界の解像度』なんですよね〜。秋田さんライブであの曲やるの絶対気に入ってると思うんですよ。

強いていえばアポ天→ボイコットでの“序盤→終盤”というポジションチェンジが、メメモリ→みらよるで同じムーブをして皆勤賞の途絶えた『空洞空洞』と似ているのでお役御免とする見方もできます。


『馬鹿騒ぎはもう終わり』に関しても何も想像つきません。個人的には大好きな曲ですが、流石に去年4回生で聴けたのでそろそろ枠を譲っても後悔はないというか。笑


色々考えた結果、冒頭の通り今回は3曲ともお休みの予想となりました。ぶっちゃけ凶と出そうでビクビクしています。

世界の解像度

世界の解像度

  • amazarashi
  • ロック
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コラボ新曲(仮)のタイトル予想


もう一つだけやっておきたいのが「チ。」とのコラボレーションで6月末にリリースが決定している新曲について。

テーマだけ判明していて曲名が明かされていないこの期間はまたと訪れない機会かもしれません。

「月曜日の友達」から『月曜日』が生まれたように、原作マンガには大ヒントが隠されている可能性が高いと思いました。


そうと決まれば勢いで「チ。」を最新巻(第7集)まで購入。月曜日の友達より長くて高ぇ!


そして率直に思ったのは、『天動説』『地動説』的な安直なタイトルにはならなそうだということ。(なってたら秋田さんごめんね)

ネタバレ感想は7月以降まで書かないつもりですが、ここでは「一単語で語りきれるようなストーリーではなかった」とだけ。


で、タイトルだけ付けといて恐縮ですが、僕はこの予想を諦めました。分かりません。一朝一夕で作品のことを知った気にはなれませんでした。ましてやそれに衝撃を受けた秋田さんの頭の中なんて。


新曲がセトリ入りしてもしなくても僕が共感できるのは2ヶ月後となりますが、明日の札幌公演に参戦する方々は存分に楽しんできてください。

『空白の車窓から』も『ロストボーイズ』もMVあるんだ!?

こんばんは、ダーレクです。


『空白の車窓から』は先行配信の告知からMV公開まであっという間でしたね。この曲の感想が今日のメインです。

その陰で『ロストボーイズ』のサビが一部明かされていたり、息をする間にフラゲ日当日を迎えてしまっていたりと胸が高鳴りっぱなしでございます。


※記事の都合上APOLOGIESに関するネタバレを含みます。一番最後に置いたので、思い当たる節が無い方は途中でのブラウザバックを推奨します。


『空白の車窓から』を聴いて


僕の第一印象はがっつり『ロングホープ・フィリア』でした。サビの疾走感や2番への繋ぎ方なんかまさに菅田将暉ver.のそれです。

ロングホープ・フィリア

ロングホープ・フィリア

  • 菅田 将暉
  • J-Pop
  • ¥255


アルバムのトリを飾るということで感動のダメ押しを警戒していたら、まさかの吹き飛ばす系だったという…。

別れ・明るい・疾走感の3拍子は『夕立旅立ち』と共通しています。

水槽の歌詞や境界線の曲順などの例もあるので、この曲をアルバムのラストに持ってくるセンスも、少なからずボイコットツアーから着想を得ている節がありそうです。


また、イントロの初め4音に「よーるのーむこーうにー」を音ハメして歌えたり、Aメロ&サビ&Cメロの歌い出す高さがほぼ一致している『スターライト』にも似たものを感じます。セトリの大トリ御用達なところもまた然り。

この2曲が連想できるということは、今年のツアーでも『空白の車窓から』がアルバム通りにトリを飾る可能性が高い…?

スターライト

スターライト

  • amazarashi
  • ロック
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以下『1.0』の感想文ほどベラベラ語る予定はないですが、思うところのあった歌詞等をピックアップしてご紹介します。

終わることなんか知らなかった もう取り戻せないあの無邪気さ
ただ知らない君より 知った君が 持ち得る光源 新しい夜へ

『たられば』や『未来になれなかったあの夜に』では比較対象がパラレルワールドでしたが、今回は時の流れのビフォーアフターで勝負するようです。

過去の自分との比較は、だらだら生きている僕の得意分野なので無駄に共感できちゃいます。戦い方のヒントがまた一つ貰えました。


考え方の根底は「昔の自分に嫉妬するな そいつが君の仮想敵だ」と似ていると思うんですよね。

あちらは“欠落”がテーマだっただけあって、今の自分は特に何も持ち合わせていない様子でした。

一方、今回は“空白”がテーマになりつつも“光源”を持っている前提で語られており、比べ物にならないくらいポジティブになっています。

空っぽの空に潰される

空っぽの空に潰される

  • amazarashi
  • ポップ
  • ¥255


「新しい夜へ」が意味するのは、ポジティブに言えば次なる踏ん張りどころって感じでしょうか。灯りを持たずとも自分自身が光源になって進めと。

「夜の向こう」には既に到達していて、さらに次の夜へ行こうとしている段階とも読み取れますね。丁度『1.0』の次曲ですし!

もはや今が第何章なのかは分からんけど、この歌がamazarashi新章の幕開けなのは間違いない!!


さて、ここからはサウンドについて。

最高音を含む「取り戻」の4音が世界の解像度Cメロ「(これから始まる君の)手ーえーえーえー」と同じ音程だな〜ってのは置いといて、


サビで豊川さんがコーラスに起用されました!!!!やったぜ!!!!


とは言いつつも、実は最初秋田さんの裏声かと聴き流していたんですよねえ。

“曲が必要としてるとき(秋田日記2020.09.11)”が思ったよりコンスタントにやってくるもんだから、先入観も相まって全く気付けませんでした。ただでさえ新鮮な雰囲気で聴きごたえのある一曲なのに。

解剖して後ろ側だけ聴いてみた時に初めてビビり散らかしました。下ハモリが「ただ」で途切れて、メインボーカルぼっちになった矢先に「持ち得る光源 新しい夜へ」「早くなる 僕と歌だけ運んで」に癒され憶えのある透明感があったじゃありませんか!!!
「未来になれなかったーーー」や「17歳♪」と同じ透き通ったコーラスじゃねえかと!!!どうりでサビの空気が美味しそうだったわけだ!!!


正真正銘amazarashiで2番目に重要な人物である豊川さんが今年も大活躍でぼかぁ嬉しい限りです。こりゃあライブで聴けるのが尚更楽しみだ。前日は忘れずに耳かきします。

去っていった人は多い ここ数年においたって
状況ならそれぞれだし 祈るよ彼らのこの先
離れた場所で上手くやって 笑って再会なら幸い
だけど取り残されたような 酒では溶けきれぬ寂しさ

『帰ってこいよ』を中心としたこの心情はボイコットで何度も見かけた気がします。僕も高校卒業した辺りからこの「寂しさ」を知る機会がどんどん増えているような…。

人によって歩幅や道しるべは違うから、一緒に歩いてないと気付いたら全然違う地点にいるかもしれないですもんね。


「だっしー」「さっきー」←かわいい

僕にとって彼は景色で 彼にとって僕は景色で
そうだ寂しさの原因は 同じ電車に乗れたらって

マイベスト脳汁ポイント。

汽笛とか車窓の景色とか、これまでの歌詞で乗り物に乗っているのはなんとなく分かるけど……という状態から「同じ電車に乗れたらって」で種類やスピード感が特定できたと同時に「同じ電車に乗れていない」ことが確定して、僕と彼の景色が線路上ですれ違う光景が頭に浮かんでくるのが好きです。

僕の解釈で勝手に感銘を受けているだけなので、文字起こししたこれが皆さんに伝わっているのかは不明です。

個人的に「空白」というワードやジャケ写の青空から飛行機の車窓を連想していたからこそ、意外性を感じてやたら印象付いたのかもしれません。


三大電車で思い出す情景:悲しみと相席、感傷だらけの青森駅、過ぎ去る家々をカウンティング

譲れないものが一つ僕の身体を貫いて
地面に突き刺さってるどんな風が吹いても折れないように
どんな波が襲っても流されぬように
そして、景色だけが流れてく
流れてく 流れてく またな またな
また会えるかな また会えるよな もう無理かもな もう無理だよな

率直に天動説か地動説かみたいでタイムリーだなあと思いました。自分がどう頑張ろうと景色の移ろいだけは不可避なのが切なすぎます。

ポイントは『帰ってこいよ』2番の「信頼できる人が〜すがるものは多い方がいい」でも語った、感情的だったのが段々我に返っていくようなメロディラインです。(僕の好物)

しかも頂点から声の底までのスケールが強化されていて、前回よりも露骨に右肩下がりが演出されています。あざといぞ秋田ひろむ!


ところで、ラスサビ前の間奏でうっすら「変わる 変わる 変わる 変わる..」ってリピートされて聴こえてくるのは僕の幻聴なんでしょうか。普通にどっちなのかよく分かりません。

さよならまたねと別れたから 今日も会いに来たよ
ただそれだけ

最後の最後にグッと遅くなるのってamazarashiでは初めてですよね!?「これからあなたを感動させますよ」って言ってるようなもんです。これもあざとい!

「またね」的な歌で本当に会いに来てくれる展開もすっごく稀だと思うんです。普通はその儚さでお涙頂戴するところなのに本当に会いに来てくれちゃうんです今回の秋田さんは。


そして界隈が震撼した「ただそれだけ」ですよ。

今君は日陰の中にいるだけ ただそれだけ

『光、再考』を意識させつつも「ただそれだけ」の「それ」のメロディは両曲で微妙に異なっていて、歌詞中で「それ」が指しているものは違うんだよというメッセージが聴覚的にも込められているのではないか!?という謎の深読みも思い付きました。

なお、厳密には「だ」の音程も微妙に異なるのでマジでただの戯言だったことが判明しています。(何の時間)


とはいえ「ただそれだけ」のキー自体は弾き語りで『季節は次々死んでいく』にハッピーセットされてる時の『光、再考(+8)』と同じです。

両方セトリに入れたくなった時も前口上(?)を代われるように『空白の車窓から』にも同フレーズが組み込まれたんじゃないかと睨んでいます。つまり『季節は次々死んでいく』は早速繋がれ役としてツアーのセトリに入ってる予想。

光、再考

光、再考

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ロングホープ・フィリア、夕立旅立ち、スターライト、光、再考、帰ってこいよetc.

気付いたら沢山の楽曲を挙げたり貼ったりしているように、この曲はあらゆる側面において今までの集大成という印象を受けています。(なんて定期的に言ってる気もする)

かと言ってゴチャついてる訳でもなく、それぞれがナチュラルに『空白の車窓から』の血肉となってamazarashiを新章へと導いています。根底のブレなさを体現しているのでは!


ところで、スタッフ日記の着眼点が個人的に面白いなと思いました。運営視点だと「今日も会いに来たよ」で真っ先にライブが思い浮かぶんですね。

僕にとってのamazarashiは、正体をある程度知っていても雲の上の存在であることに変わりはなく、もっと空想チックというか、“マイクロフォンの中から”的なイメージを持っていました。

故にリアルな情景を思い浮かべていたスタッフさんにはギャップを感じています。というか羨ましいぞ。


MVも即日解禁!!

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最近また見られるようになったYKBXさん監修のMV。

MV視聴前の楽曲イメージは蝉が鳴き叫ぶレベルの青空だったので、序盤のどんよりした色使いには若干違和感を覚えています。

でも疾走感がしっかり生かされていたのは昨年の某MVと違って救われたポイント。貧血でぶっ倒れる寸前のあの視界で観れば違和感なく楽しめるのかも。笑


電車繋がりなのか時折『スターライト』のMVや紗幕映像とイメージがリンクすることがあります。境界線MVでもそうでしたが、最近のYKBXさん絡みは過去の要素を散りばめるのにハマっているのでしょうか。ラストシーンのてるてるとか再三だけどあざとい!(いいぞもっとやれ)


ただ、イラストには一点だけ物申したい部分があります。

終盤「この先は空白だ」以降の車窓に手を添えている彼の腕の角度やばくないですか?僕の身体が硬いのか知りませんが、僕が再現しようとするとどう頑張っても母指球がペタッとは付きません。

その不自然さからなんなら心霊写真にも見えてきて唯一のガチツッコミどころとなりました。


ロストボーイズ』チラ見せあざす

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『空白の車窓から』の先行配信日に『1.0』の宣伝をしながら『ロストボーイズ』の流れるCM。情報量の多いカニの画像みたいで勝手にツボりそうでした。


発売日に公開される予定なんですかねぇ。アルバム発表段階でのMV枠予想は『火種』『アオモリオルタナティブ』、強いて言えば次点で『ロストボーイズ』かなぁくらいだったので、むしろ公開してくれないともう自分を信じられなくなります。

MV化の曲数を「ボイコット」と比較してみると、

ボイコット:6/14曲=約43%
七号線ロストボーイズ:4/11曲=約36%

ご覧の通り、ロスボを含めて計算してももう一曲ワンチャンありそうな余裕があります。今作のMV化が大盤振る舞いに感じるのはMV持ちの既存曲枠が極端に減ったからってだけなんですね。


さあ1番のサビもチラッと聴けるわけですが、想像していたよりかなりゆったりしたテンポで驚いています。むしろこっちが『空白の車窓から』くらい全速力で駆け抜けるイメージでした。

イヤーワームの強さでは『ロストボーイズ』に軍配が上がりそうです。サビだけモロに聴かされたのも少なからずありますが、こっちの方が高音の滞空時間(?)が長くてインパクトがあるんですよね。あちらは疾走感≒気軽に聴きまくれる方に舵を切ってるのもありますし。


CMの真ん中3秒くらいは『空白の車窓から』のMVのシーン。MV内ではモノクロだったのがこっちでは色付けされているので、ロスボMVでの再登場もあるのかなあと僅かに期待しています。だって折角なら鮮やかなイラストも拝みたいじゃないですか。

空白の車窓から

空白の車窓から

  • amazarashi
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さて、なんやかんやで僕にとってアルバム最後の完全新曲は『アオモリオルタナティブ』になっていました。一番近いと思っていたのにまさか一番遠くなるとは。

デモ音源やラジオを聴いた方にとっては『戸山団地のレインボー』が最後なのも癖強すぎて面白いですね。秋田日記でも挙げられたばかりの一曲、アルバムテーマの核心にも近そうなので早く聴いてみたすぎます。


アルバムの感想はツアーが始まるギリギリまで引っ張りそうな予感。とりあえずフラゲ日楽しんできます。おやす






( ˘ω˘ )スヤァ







※この先、冒頭で警告したネタバレの話です。この記事で意図的に避けていたトピックがあり、その内容を完全に察している方向けとなっています。ご了承ください。



















知る人ぞ知るアレについて(※ネタバレ注意)

終わることなんか知らなかった もう取り戻せないあの無邪気さ
ただ知らない君より 知った君が 持ち得る光源 新しい夜へ

楽曲の核となるサビ共通の一節ですが、APOLOGIESの最新バースデーメールに使われた詩が殆どそのまま引用されています。後半部分がよりコンパクトにまとめられて「光源」と「夜へ」が韻を踏むようになりました。

ちなみに僕は、実際に歌詞を読んで「光源」という字面に既視感を憶えるまでは全く気付きませんでした。結局自分では謎が解けなかったのでググってみたら出てきたんですよねぇ。(多分ダメなやつ)


バースデーメールから(時系列的に)逆輸入された例は過去にもう一節だけあり、なんとそちらは『フィロソフィー』『独白』で2度もリメイクされています。

言葉は積み重なる 人間を形作る 私が私自身を説き伏せてきたように
一行では無理なら十万行ならどうか
一日では無理でも十年を経たならどうか


当時そのメールを知らなかった僕が武道館の初聴で一番ドキッとしたのもまさにこのフレーズでした。普通に説得力が最強クラスなので、秋田さんが使い回したくなる気持ちもよく分かります。


武道館ライブの更に1年前、2017年11月23日に『フィロソフィー』の付属詩が初公開されました。

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この頃のバースデーメールはまだ11月16日切り替えだったはずなので(ダーレク調べ)、フィロソフィーまでの期間は僅か1週間しかなかったことになります。

バースデーメールから歌詞に昇格するパターンとその逆パターン、どちらも経験した身からするとどう考えても前者の方が衝撃的でした。

一刻も早く皆に見てほしい秋田さんの気持ちも分かりますが、出来れば秋田さんにはバースデーメール内の自信フレーズは1年くらい寝かせておいてほしいのが本音です。


じゃあ毎年バースデーメールは歌詞としての流用も考えられていると仮定して、過去の使い回されなかったメッセージは全てボツになったのかと言うと、僕はそうではないと思っています。

秋田日記でも公開されてから一瞬でアルバムに収録される曲、長い年月を経て収録される曲、未だに音源化される気配のない詩など様々です。

そこには秋田さんなりの考えやタイミングが絡んでくるので、たまたま短期間で音源化に漕ぎ着けたのが先述の2フレーズだけだったのだと思います。(願望)


とまあ選ばれなかった年はともかく、こんな風に歌詞になるかならないかというドキドキをこれからも楽しめるのならバースデーメールの主観的価値は少し高くなった気がします。

出来れば昔の散文スタイルに戻ってほしいけど!だらだらと秋田さんの思考を控えめな行間で余すことなく味わえたのが良かったんですよねぇ。


そんな訳で、いくらネタバレを叫ぶためのブログと言えど、APOLOGIESのバースデーメールだけは金で解決しようのないネタバレ要素だから扱いに困るなぁというお話でした。

今回は驚きのあまり触れてしまいましたが、今後また同じパターンがあったら時効までは触れないように心がけたいと思います。

『1.0』に感銘を受けすぎてどうにかなりそうです【魚豊先生もありがとう】

こんばんは、ダーレクです。新年度ですね。


数多くのamazarashiファンが感動に包まれた3月末、僕にとってはドクター・フーのシリーズ8〜10を履修するラストチャンスでもあり、久々に趣味でオーバーヒートする羽目になりました。

The shepherd's boy says……( ゚д゚)

片やイギリス人4年分の衝撃を受けている僕の脳みそに、たった1曲で立ち向かってきたamazarashiの新曲『1.0』が本日の主役です。あの曲は次回です。


実際溜め込みすぎて他にも書きたいことはあるんですけど、とりあえず長いのからいきますか。


『1.0』の先行公開


ラジオが発表された頃は予想外の選曲に喜ぶばかりでしたが、今にして思えば魚豊先生とのコラボから逆算して、というか彼の意向で『1.0』がリード曲に選ばれたのではないでしょうか。

1曲でこれだけ破壊力のある曲ということは、こんなのがアルバム発売まで温存されていたら大変なことになっていました。

だからミニアルバムがいいって毎回言ってるのになー。

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ベスト盤とか武道館とか「ざまあみろ」とか「君が好き」とか、毎年「ここまで来たか」と思わされ続けている僕ですが、やっぱり今年もそう思わされてしまいました。

amazarashiにとって「1.0」なんて切り札みたいなもんじゃないですか。そんなん反則ですよ。


しかもタダでは世に出さないのが秋田さんのやり方なのか、蓋を開けてみると想像の斜め上を行く内容だったことにも驚かされています。

自分語りではなくメッセージソングっぽかったのもそうですし、殆どのファンが思い描いていたであろう

0.6→0.7→→→→→1.0

ではなく、どちらかと云えば2進数的な「1」だったのもまんまとミスリードされた気分です。

そうなると「.0」に直接的な役割がないのにわざわざ名付けている辺り、この強調に特別な想いが込められていることには違いないのがこれまた憎い。


感想どばどば


毎フレーズ感想文が始まってしまうので、いっそ“好きな曲シリーズ”のフォーマットでまとめる事にしました。

  • イントロ

最初に感じたのは「イントロ出羽さんっぽ〜」です。とか言って秋田さんのアイデアだったら若干恥ずかしいやつですが、ピアノソロ=出羽さんという思考回路が僕の中にあります。出羽さんの過去の楽曲を聴いたのはだいぶ前ですが、潜在意識に刷り込まれていたのかもしれません。

そして何よりピアノソロ=豊川さんでもあります。これはツアーが楽しみですねぇ。

イントロだけ三拍子なのは『空っぽの空に潰される』以来でしょうか。


  • 1番

あれから色々あったけど こちらは変わらずにいます いつも手紙感謝します

ことamazarashiに関しては渾身のフレーズという印象の強い「色々あった」が歌い出しからぶちかまされています。この曲への熱意がうかがえるようでワクワクさんです。

「手紙」を受け取ったのが語り手なのか秋田さんなのか、送り主は知人なのかファンを指しているのかなど、単語一つで妄想は膨らむ一方です。僕もいつも新曲感謝します。

メロディ面では初期を思い起こさせる所謂“お経”が炸裂。しかしタダでは読まないのが今のamazarashiで、節々にアクセントが入れられていてメリハリが効いています。

少なくともあなたは1です 僕にとってあなたは1です

初聴ではふんわりと引っ掛かる「1」という概念も早速、伏線を張るかの如く登場しています。その真意がサビらへんから徐々に紐解かれていく様も脳汁です。

窓越し木々からまだらな陽光 季節はほとほとせっかちで 酷く焦ってしまうもので
時間は平等と言いますが 平等ほど残酷なものはないですね

「時間は平等と言いますが」のちょっと駆け足で流れ込んでくる歌唱すこすこ。ただし耳コピにすこぶる苦労します。

時折メロディに『鴉と白鳥』っぽさを感じるのはなんなんだろうと思ったら、向こうのキーを+2すると「平等ほど残酷なものはないですね」と「忌々しく睨み続けたから」の部分が似てなくもないです。メロディアスな一面を見せてから低音を聴かせてくる流れも相まってるのかもしれません。

世界に望み託す人には 世界は薄情に見えるものです
どうだっていいか

Bメロでゆったりとメロディアス方面に覚醒するのは『それを言葉という』のようですね。

ところでイラストですぐに答え合わせはできましたが、初聴の「どうだっていいか」はマジで何言ってるか分かりませんでした。どだ低下?

ほんとのとこ後悔ばっかりで 今日も眠れない夜が来て
悔やんでも悔やみきれず 成仏できない想いが
真っ黒な夜に成りすまし 真っ黒に塗りつぶす空に
一粒の星明りだって 見当たらない街の底で

「眠れない夜」は風に流離い、「真っ黒な夜」は帰ってこいよのイメージです。前者は歌詞中に同じ言葉出てきてないんですけどね。

よっこらしょって音程上がってく感じはアルカホールっぽいですかね?基本的に似てる要素を探してみると数年以内の楽曲がヒットするので、amazarashiが地続きに進化し続けている感があって微笑ましくなります。(ちょっと何言ってるか分かんない)

それでもしがみ付く光を 生きていく為の言い訳を
死んではいけない理由を 悲しむ家族の顔とか
掴みたかった憧れとか 希望と呼べる微かなもの
見つかりますように 見つかりますように

サビを聴いて真っ先に思ったのは(希望と呼べる微かなものは)お前だよ!!」です。

「掴みたかった憧れとか」の音程の跳ね方は、すごく「信じてた事 正しかった」に寄り道したくなります。こういう〇〇に似てるって感覚は、その曲に慣れてしまうと二度と体感できなくなる刹那的なものでもあります。もうリタを聴いて数え歌だわぁ〜とは思えないのです。


また、Aメロとサビで見られる1拍だけ空けて入る手法は、地味に『古いSF映画』のサビ以来の激レアパターンだったりします。(ダーレク調べ)

最初にしっかり息継ぎできるからそのまま一息で歌いきっちゃう感じとか、溢れんばかりの感情を無我夢中で吐き出してるみたいで……良いよなぁ。何より8行にわたるクソ長フレーズがサビを覆い尽くしてる感じが鬼リピ欲を増幅させます。


  • 2番

悲観とは未来にするもので そう考えると悲観してる だけましだと思いませんか

「生きる」という前提があるからこそ無い物ねだりとかしちゃいますもんね。わかる。精神的にドMだったら思わずニヤけてしまいそうな思想です。

むやみやたらにプラスを生み出そうとするのではなく、マイナスをとりあえず0にまで導びこうとするのがamazarashiらしいと思います。

「どうにかなるさ」という言葉は 他人ではなく自分に使うものです

「誰にだって辛いことはある」のくだりとは似て非なる歌詞。ポジティブな言葉もネガティブな言葉も他人に押し付けちゃダメだよってことでしょうか。

秋田さんの言葉が「見つかりますように」という極限まで柔らかい表現に留められているのもその姿勢を体現しているようです。あー好き。

他人に期待する人には 他人は無情に見えるものです
勝手にしてくれ

この歌詞はなんだか痛いところを突かれている気がして嫌いです。お幸せにとかGo to hellとか何かしら願わずにはいられないタイプの僕にとって「勝手にしてくれ」のハードルは高いなあ。

季節外れの海水浴場にて 寄せては返す過去と未来
出会いと別れ、光と陰 そんなものと遠く離れて
ただ息をしてたいだけなのに 涙がこぼれそうになって
もう無理かもなって もう無理かもなって

「季節外れの海水浴場」がまずスゴくないですか!?寒い時期の海を見て「季節外れの海水浴場だわー」って思うのは僕には無理です。なのに歌詞として耳に入ると一瞬で情景が思い浮かぶのが謎すぎます。

こういう今まで自分の辞書には載ってなかったけど一発で理解できる言葉を食らって気持ちよくなるのがamazarashiを追いかける醍醐味の一つです。


そんでもって「そんなものと遠く離れて」の「そん」がこの曲の中で一番好きな発声だったりします。「そんなもの」がホントにどうでも良くて一刻も早く遠く離れたいという切迫感が伝わってきます。言うならば秋田さんの歌声は名俳優みたいなもんです。

「も゙う無理かもねって」の濁音もスゴくないですか。何回やっても真似出来ないですよあの「も゙う」は。

それでも逃げ出せない因果を かつての嘲笑も罵倒も
後ろ指差されたこととか 全部帳消しにできるもの
嵐でも折れない旗の様に 絶対的に誇れるものが
見つかりますように 見つかりますように

「嵐でも折れない旗」もまた然り、そんな発想をした事は無かったのに一瞬で意図まで全てがイメージ出来るワードチョイスが堪らんのです。

僕の辞書に載ってなかった言葉2連発もあった通り、どんな歌でも2番は脇道に逸れる印象がありますが、使われる単語の雰囲気が変わってもここまで一貫して伝わるものがあるのはやっぱスゴいなあに収束しちまいます。語彙力。


「絶対的に誇れるもの」はお前だよ!とはちょっと違うのでこれから見つけます。応援ありがとうございます。


  • 3番

友達も学校も 家族も社会も 恋人も 世界との繋がりが煩わしかった
僕らを縛り付けていた無数の糸は 繋ぎ止める為のものだった この世界へと

そしてCメロは安定の羅列シリーズから。多数決とかぼくら対せかいでもお馴染みですね。実家のようなamazarashiです。

そしてここには確実にスプリンターのCメロがいます。「これからもだ スプリンター」って聴こえてきます。キーは3つ違い。

きっと0か1でしかなくて その間に海原が広がり
泳ぎきれずに藻掻いている 生きたがりの亡霊たちが
凍える心に声も無く 消えたい願いすら叶わず
死にたいなんてうそぶいたって 対岸の灯が眩しくて

泳ぎ切ろうとしてる感じから再び『それを言葉という』を思い出したり。

それでも逃げ込める居場所を あなたを呼び止める声を
もうここで死んだっていいって 心底思える夜とか
報われた日の朝とか あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

「どうにかなるさ」って言える あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

例のごとく(僕にとっての1は)お前だよ!!」です。どうしても僕にとっては、最高に良い意味でブーメランが刺さっているように聴こえます。

いくらamazarashiといえど、(いい感じの別歌詞が思いつかない時の落とし所として)2番以降のサビで“歌詞のリユース”をすることは多々あるのですが、今回はそれが殆ど見られませんでした。

唯一繰り返し使われているフレーズが「見つかりますように」なんですよ。どんだけ見つかってほしいんだよ(照れ隠し)


そして“口笛で吹きたくなっちゃう率”が最も高いのが実はアウトロなんですよね。イントロと同じ雰囲気ですよって顔してるのに、秋田さんからのバトンを受け継いできっちり四拍子を奏でてる様子がかわいいと思います。

トリビュートするアーティストが曲者だったらここも三拍子に揃えてきそうっていうよくわからん偏見があります。

1.0

1.0

  • amazarashi
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  • 全体

僕の脳内には星空とウユニ塩湖が広がっていました。

秋田さんの予告(?)通り“いい歌”なんですよね。全体的に歌詞がわかり易いので、物凄いスピードで心に刺さってきます。

初聴の夜は感動が余り余って、中学時代の幼き展望をひっさしぶりに思い出して我ながらキモいメンタルになっていました。


あとは全体を通して主旋律のリズム感が新鮮ですね。お経や上がって下がってが珍しい訳じゃないのにこうもオリジナリティ溢れて聴こえるのは、この独特のリズムが関係していそうです。

最近はキャッチーなメロディ多めになりつつも、こんな風に一癖あるメロディが多い印象です。『鴉と白鳥』も聴いてる分にはすごく感動的なのに、実際には音程大ジャンプしまくっててかなり歌いづらい部類でしたし。

変なメロディと云えば、『帰ってこいよ』のようにある程度は型にハメつつも自由に綴ったおかげでメロディに微妙な違いが見られまくる詩先っぽい曲が僕の好物です。今回はそういうやつが何パターンも聴けて超嬉しい。


…3ヶ月後にはこれを紗幕越しに聴けるんですか!


公式ネタバレいい加減にせい

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歌詞ツイート、歌詞イラスト、ロッキンのインタビュー、音源以外のあの手この手で俺にネタバレ情報を掴ませようとしてくるんじゃねえ!!!!!!


と叫びたい僕がとりわけまっさらな状態で聴きたかった『1.0』と『空白の車窓から』がどちらも先行配信されて流石にびっくりしています。これは紛れもなく不幸中の幸いってやつです。

逆に他曲は最悪バラされてもいいかなと思っていたので、公式Twitterミュート生活もこれにて終わりを迎えられそうです。噂では『アダプテッド』がすんごいらしいですね。


漫画「チ。」とのコラボレーション


いわゆる「相思相愛コラボ」の第3弾。この形はコラボ作品と楽曲の極めて高い親和性&完成度が約束されています。

そうと決まればコラボした漫画を読まざるを得ません。無論、両方を味わって初めて真価を発揮するプロジェクトですからね。

僕は昔から漫画にはかなり疎く、大抵はこういうコラボで初めてその作品の存在を知ります。のはずが「チ。」の試し読みには見覚えがありました。どうやらご本人の固定ツイートを誰かのRTで読んだ事があるっぽいです。

誰だか覚えてないけどあの時RTしてくれた人ありがとう。あれに続きがあって、まさかamazarashiの書き下ろし曲と共に完結するなんて。

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という訳で続きを読みたいのは山々ですが、こういうコラボは作品を知り尽くす前と後でガラッと印象が変わり、2度楽しめる可能性が高いのも事実です。『命にふさわしい』が思いっきりこのパターンでしたし。

“amazarashiの一楽曲”から“チ。のテーマ曲”へと昇華される瞬間を聴き届けたい…!そんな想いで踏みとどまりたくなるのが快楽主義者の性なのです。

という建前が半分で、冒頭のドクター・フーで創作物摂取欲が満たされきっているのもありますね。『1.0』のMVが(誤解を恐れずに言うと)あまり理解できなかったので、そちらの絡み具合の是非も普通に気になっています。


6月の新曲について


じゃあ“1度目”を最速でいつ聴けるのか?という話に移ります。


『命にふさわしい』はほぼ2ヶ月前のCDJ→約1ヶ月前に24時間フル試聴。

『月曜日』は2週間前にラジオ&トレーラー、MVは当日。

6月のコラボ新曲も、2週間前らへんのラジオは堅いと言えるでしょう。


故に焦点は「ラジオより前に聴けるツアーの公演があるのか」ということになります。


今回のロストボーイズツアーは東京がリリース1週間前、次いで大阪・福岡が3週間前となっています。先行公開でインパクトを残すなら少なくともラジオを追い越す必要があります。

多分もう聴いているであろう東京はともかく、大阪以前ではどこから“終演後の曲”として聴けるようになるのか。はたまた初めからセトリに組み込まれていて5月3日の札幌公演が最速となるのか。


ボイコット愛知の『鴉と白鳥』はリリース10日前でしたが、カップリング曲とガチコラボ表題曲の扱いは流石に変わってきてもおかしくありません。それこそ『境界線』は初日からのセトリ入りで余裕の1か月前でしたからね。

そう考えると、札幌での最速公開も無くはないどころか期待していい圏内に思えてきます。まあ僕が参戦決定してるのは東京だけなので本音はそこまで待ってほしいんですけど。笑


ライブと云えば『1.0』が命やみらよると同じ“最後から2番目”の曲ということでツアーの大トリを飾る可能性があります。「見つかりますように」でしみじみ終演するライブもいいですね。


さて、今夜はこれから『空白の車窓から』を聴いて眠れない夜を過ごす運命なのでこんなもんで。