雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

amazarashi大好き系ブログ

“NieR:Automata”アニメ化と聞いて勝手に期待してしまうのがamazarashiファンの性なのです

こんばんは、ダーレクです。


今年2月、発売5周年を迎えた“NieR:Automata”のアニメ化が発表されました。Switch版のリリースも決まって勢いが凄いですね。

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この頃から色々考えてはいたのですが、同時期の復刻イベでまんまと再ハマりしたリィンカネ、更にはニューアルバムまで発表されて妄想どころじゃなくなっておりました。

2Bがインフレに飲まれたのでもうそろ辞めます😡


しかし、アニメの続報がいよいよ本日9月24日に発表とのことで、予想を楽しむ期間もガチであとわずかとなります。

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かの有名な「鬼滅の刃 遊郭編」も2月初報→9月放送日&主題歌発表だったので(※12月放送開始)、結構な確率で同じくらいの情報量が解禁されると思っています。

そんな訳でアニメ化に関するあれこれを全力で予想してきました。最後の方はゲームのネタバレを含むのでご注意ください。

また、終始amazarashiファンの視点から語ることに加え、この先は便宜上「ニーア」と略すことをお許しください。


NieR:Automata meets amazarashi

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まずはNieR:Automataとamazarashiの邂逅を秒でおさらいしましょう。


amazarashiがニーアに曲書く
     ↓
ニーアのDLCにその曲入る


そんな相思相愛のコラボレーションでした。意外にもこのコラボの黒幕は本山敬一さんなんですよね。プロモーションやライブ演出の陰で職権が有効活用されています。
hillslife.jp

最初の提案のときに「ロックバンドのamazarashiさんとコラボすると、コミュニケーションに広がりがでる」と本山さんにおっしゃって頂きました。そしてボーカル・ギターの秋田ひろむさんも『NieR RepliCant』をお好きだったという縁もあり、秋田さんから彼らのライブに招待をいただきました。それが凄くよくて。そこからインスピレーションを受け、一晩でコラボレーション・ミュージックビデオの提案書を書き上げた、という流れです。


ゲーム内に実装されたamz要素も過去に全部まとめているので、興味のある方は一度目を通してみてください。

dalek-amz.hatenablog.com

主題歌論争勃発!


アニメ化の知らせを受けて、僕ら(amz勢)が真っ先に気にかけたのは「amazarashiはOPやEDテーマに起用されるのか」という点です。

結論から言うと、amazarashiはかなりの有力候補だと思います。別のアーティストが抜擢される可能性もゼロではありませんが、何しろニーアとコラボした経歴は唯一無二ですからね。アニメでも1期主題歌のアーティストが2期に続投される例を数多く見てきました。


ただし「最有力候補!当選確実!」とまで言わなかったのは、そもそも外部に声がかからないというパターンがこの作品なら起こりかねないからです。僕が唯一恐れている展開でもあります。

つまり何なのかと言うと、歴代ニーアシリーズのBGMを制作しているMONACAの方々がOPもEDも総ナメするのではないかという可能性。

www.2083.jp


ニーアの為だけに作られた音楽と、「amazarashiらしさも出す」と作曲者が明言している音楽、どちらがより作品に寄り添っているのかは言うまでもありません。

例えば本編の主題歌『Weight of the World』は言語違いなど派生したバージョンがいくつもあり、話数によって楽曲を使い分けるなど、移植するだけで面白そうな演出になるのが容易に想像できます。
(最近もチェンソーマンがED大量投入したんだってね?)


彼らが劇伴で無双するのはともかく、主題歌の枠まで独占する可能性はどれほどなのか。しがみ付く光を見つけるべく、「ゲーム原作からアニメ化を果たした前例」をいくつか調べてみました。

まずは、中身は知らずとも僕が幼い頃から名前だけは耳にしていた「ペルソナ」シリーズ。

にわかなりにペルソナ3〜5のゲーム・アニメそれぞれの主題歌を調べたところ、8割くらいは同じ人が作曲しているようでした。一枠だけゴリゴリの外部アーティストもいたのかな?

↓タイムリーなので宣伝しとく

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そして僕の大好きなダンガンロンパの無印。

劇伴はがっつりゲームBGMで、主題歌もペルソナ同様にゲーム関係者の書き下ろし曲が中心となっています。

唯一、異彩を放っていたのはEDを担当した歌い手のそらるさん。少し前に『僕が死のうと思ったのは』や『古いSF映画』を歌ってみたのも話題になっていました。この抜擢に当時はもちろん賛否両論あったようですが、前例としては頼もしい存在です。

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そして意外と怖いのが、そもそも枠自体が消滅するパターン。最終回にOPが無いとかはあるあるですが、根底からひっくり返されたら流石に終わりです。

特にEDが無いパターンにはいくつか思い当たる節があって、例えば「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ワールドトリガー

……全部テレビ朝日の子供向けアニメじゃねーか!CERO:Dのニーアオートマタはどう考えても深夜枠になるので、流石に杞憂だったみたいですね。


あれ?amazarashi曲作れる?


記事を書き始めた2月には勘定に入れていなかった要因があります。今年6月に公表された秋田さんの体調不良ですね。

目先の新曲よりもamazarashiの末永い活動の方が∞倍大切なので、ある意味アニメのタイアップなんて個人的にはどうでも良いのですが、やはりオファーの有無や可否くらいは気になるところです。


『命にふさわしい』を続投するなら二つ返事で済む話ですが、6分かけて徐々に盛り上がっていくあの曲を90秒に詰め込むのは若干ぎこちなくなっちゃいそうです。(最終回適性はありそうだけど)

何より秋田さんは「もう一曲書きます」って言いそうなミュージシャンですし。


仮にタイアップ新曲が確定していた場合、ツアー前にレコーディングまで済ませていたか、この休養期間中に無理を重ねていたかの2択になります。(なら前者であってくれ)

本来のスケジュール的にはツアーファイナルが6月末、追加公演があっても7月中旬らへんの見込みで、ここ2ヶ月くらいは水面下の活動に最適な期間でした。

とはいえ、爆速でお馴染みの『命にふさわしい』ですら発足から初報までは2ヶ月ほど要しています。普通はもっと早くから準備しているものと考えれば、ツアー前に完成させている可能性も十分あると思います。


秋田日記では3月8日に「二仕事終えた」と書いていて、アルバム関連はとっくに終わっているはずなので、『カシオピア係留所』を差し引いても“一仕事”がまだ白日の下に曝されていないような気がします。

それこそ、ツアー前にそれだけ突っ走ってたから途中で燃え尽きちゃったとか。まあ神アルバム出す時点で相当突っ走ってましたけどね。


アニメは何処までやるのか(警告:ネタバレ)


ここからはゲームのシナリオ全部知ってる人目線でお送りするので、未プレイの方やアニメで作品を知ろうと思ってる方は1年後くらいにまた答え合わせに来てください。


一旦公式サイト貼って尺稼ぎしときます🧿

nierautomata-anime.com


さて、言わずもがな“NieR:Automata”のストーリーはとても壮大なもので、1クールで到達できるのは恐らく最初のエンディングまででしょう。どんなにコンパクトにまとめたとしても、最後の最後まで行くには2クールは必要だと思われます。

というのも、ゲームの1〜2周目で「同じストーリーを別のキャラで体験する」という構成が、原作最大のアイデンティティの一つだからです。

3周目もこれまた、複数キャラ同時進行とかエンディング分岐とか異なる課題が存在するので、こっちもこっちで期間を設けた上で完結編としてお披露目すべきだと思います。

最後の最後が全く読めない点は原作ファンも目が離せなくなって良いですが、アニオリ展開が交ざって批判されるところまでは読めました。笑


とりあえず、Aエンド・Bエンドまでを12話で割った時の内訳イメージがこんな感じです。

1話︰ブラックボックス反応orバンカーで9Sとすれ違うとこまで
2話:セットアップ〜砂漠行こう
3話:コノママジャダメ
4話:遊園地〜機械生命体について行く
5話:パスカルの村〜超大型兵器
6話:エイリアンシップ
7話:商業施設〜森の城
8話:(「・ω・)「ガオー
9話:アダム戦
10話:カミニナル
11話:イヴ戦①
12話:イヴ戦②〜ABエンド


これだけの内容が2B・9Sそれぞれの視点で描かれるにあたって、参考になりそうなのが「エイティシックス」ダンガンロンパ3の方式でした。


『境界線』でお馴染みの「エイティシックス」は物語の構成上、1話の中で同じセリフを“もう一つの視点”で再び聞かされることがあります。さっき観たシーンに新たな印象が生まれるこの演出によって、まあまあのスピード感で物語が進むにも関わらず、「濃かったのに一瞬だったわ〜」と僕は毎回思わされていました。先述のED違いも上手いこと取り入れています。

アニメの視聴者に“駆け足”ではなく“急展開”なんだと印象付けられるかは制作陣の手腕に懸かっています。最もコンパクトに満足させるには、同じ監督にニーアも携わってもらうのがベストなんじゃないかってレベル。

↓イントロが弾き語りのジュブナイルっぽくて親近感
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一方、掘り下げる方向で理想となりうるのが「ダンガンロンパ3」が決行した週2回放送です。毎週月曜と木曜に放映されていました。イカれてます。

厳密には「未来編」と「絶望編(過去)」を同時に走らせており、色んなキャラが動いているのを楽しめるだけでなく、今週の絶望編が来週の未来編の伏線に!的なギミックも盛り込まれていました。


ニーアはそれと比べると、ほぼ同じストーリーを繰り返すだけなので枠が贅沢すぎる気もします。されど1話ごとに尺の余裕が生まれるおかげで、2B視点と9S視点の両面からフィーチャーされるだけでなく、移動中の会話などの日常シーンをある程度入れることが可能になります。こいつは究極のファンサですね〜。

「絶望を連れてくるのは希望」なんて歌う歌があるように、フラグが十分に立っていないと突き落とされた時の絶望も安っぽくなってしまうので、やはりほのぼのした描写はこういった作品では必要不可欠と言えるでしょう。(本音:ナインェズおなしゃす)


とはいえ、単純に観るべきものが2倍に膨れ上がるので新規参入のハードルは高くなります。ダンロンとの相違点である「このシーンさっきも観た」が吉と出るか凶と出るかも分かりません。

何より前例では作画班の負担がとんでもなかったようです。実際に「絶望編最終話の納品が当日の朝だった」なんて発言も偉い人がラジオで語っていました。(2016年9月22日)

それに比べれば使い回せるカットはそこそこあるでしょうが、今の時代だと作画で叩かれるのが目に見えてますし、実はリターンがそんなに見込めない手法なのかもしれません。


まとめ


正直、僕の願望とは裏腹に「MONACA独占説」はかなり有力な仮説だと思えてしまっています。

あとはヨコオさん達にどれだけamazarashiを買ってもらえてるかと、本山さんのプレゼン力に懸かっている…のかもしれません。

アプローチさえ掛けていれば門前払いは食らってないと思いますが、そうやって協議する過程でやっぱ今回はやめとこうかってなっている可能性も十分あるからなぁ。

まあ最悪amazarashiが関わっていなくても、普通にアニメとして楽しみなので発表が待ち遠しいですね。


果たしてニーアっぽさ全開の画風で来るのか、アニメっぽい作画にアレンジされるのか、はたまた近代的なCGアニメになるのか…。

あとはイヴの声優どうなるんだろうって疑問もありますね。声そのものに罪は無いので、個人的には同じ声で聞きたいと思っていますが…。

「チ。」を読んで『カシオピア係留所』を聴いて色々考えてました

ご無沙汰してます。ダーレクです。怒涛の2ヶ月半サボりですが僕は元気でした。

大事な近況報告といえば愛知公演の参戦決定くらいですかね。その節はよろしくお願いします。


さてさて「チ。」の最終巻&『カシオピア係留所』が解禁されて暫く経ちますが、流石にスルーしようと思っていた訳ではないので感想文を残しておこうと思います。色々あって本来前後編に分けるべきサイズになりました。


僕の略称は「カシ係」から徐々に「カシピ」に移り変わりつつあります。そっちはどうだろう。

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元々は漫画の感想もネタバレ全開で書くつもりでしたが、この作品の展開を大っぴらにするのは勿体ない気がしてやっぱりやめました。どうせこのブログで感想を書く機会は再びやってくると思いますし。(意味深)


ただし、「第1集くらいは皆読んでるっしょ!」ってテンションで書いている部分もあるのでご了承ください。物語の展開も相まって多少のネタバレはやむを得ないと思っています。



漫画のふんわり感想

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魚豊先生ご本人の試し読みツイートをプロの作品だとは知らずに過去に読んでいて、その時の印象はあくまで「おもしろそうな漫画」止まりでした。これから!ってところだったのでそりゃそうですね。


この漫画を舐めてはいけないと知ったのは、その先の衝撃展開を見届けてから。



_人人人人人人_
>         <
 ̄YYYYYY ̄

※年内自重


まさかの主人公交代モノ。某僕の大好きなゲームもびっくりのスピード感です。まだ彼のことはほとんど知らない状態だったのに。初見時には誰しもがノヴァクと全く同じ反応をしたことでしょう。


主役はどっちかと言うと人じゃなく「地動説」という概念そのものって感じなんですかね。

この「僕が居なくたって回ってく世界」を体現しちゃったみたいな発想は普通にめちゃくちゃスゴいと思いました。キノコキャニオンのショートカットくらいスゴい。

何クールのアニメになるのかはまだ分かりませんが、区切りのいいポイントは沢山あるので繋げ方には困らなさそうです。

主役がコロコロ変わる点も定期的に話題になりそうですね。途中から観始める人もある意味、リアルタイムの登場人物と同じ視点で物語を楽しめる良アニメになるかもしれません。


ちなみに、以前の代表作ポジであった「ひゃくえむ。」も陸上短距離やってた身として普通に気になっていまして。

阿部共実先生の場合も、秋田さんの言及で後から読んだ「ちーちゃんはちょっと足りない」の衝撃が上回ったりしたので、今回もワンチャンあるのではとブログ更新をサボっている間に読んでみました。

早熟スプリンターの苦悩に主人公の性格というエッセンスが加わってなるほどなあってストーリーでしたが、才能ある人が集まってる割に世界大会の話が全然出てこないのが歯痒くて、個人的には「チ。」の方がフィクションとして没頭できた印象です。あと終わり方にキレました。


楽曲とMVの感想


「amazarashi寄りだな!」というのが第一印象です。それも思ったより大幅に。

Bメロやサビで「チ。」を彷彿とさせる歌詞が散りばめられてる〜とウキウキしたのも束の間、「この痛みだけは彼らと似ている」って急に物語の外側からこんばんはされます。


コラボレーションの前例である『命にふさわしい』『月曜日』はいずれも、情景から決めゼリフまで一貫して登場キャラクター視点orこのキャラのことを歌っているんだなと分かる歌詞でした。

一転して今回は、明らかに秋田さん(読者)の目線で、リスナーである我々に向けて歌われているフレーズがあるのです。メインテーマであるはずの「チ。」を一旦置いていてまで!!

“受け渡す”ことの表現として敢えてこの形を取ったのだと推察できますが、ここが一番の予想外ポイントでした。

「この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら」って“彼ら”の心境じゃないんかーい!となった僕の初聴リアクションも当然だと思います。


つまりは先立って公開されたコメントの通りであり、僕はこの曲をむしろ「共通言語」というプロジェクトのテーマ曲という風に捉えています。

www.amazarashi.com

アニメ主題歌なるか!?

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「チ。」のアニメ化を知っているamzファンならば、誰しもがこの曲の主題歌起用を望んでいるところでしょう。「OPよりはEDっぽいな〜」ってとこまで共通認識だったりして🤔

もちろん僕もその一人でしたが、色々考えているうちに『カシオピア係留所』がOPやEDに起用される可能性は意外と低いような気がしてきました。


楽曲の尺が主な根拠です。というのも一般にアニメのOPやEDは、必ず90秒に収まるように調整を施されています。

ところがどすこい『カシオピア係留所』は、イントロから1番の終わりまで約144秒、イントロとAメロ半分を削っても95秒が限界でした。


例外的にリーガルリリーの『アルケミラ』みたく楽曲の後半を切り取れば、長〜いアウトロ(30秒)込みで100秒くらいになります。

理論上はこっちの方がワンチャンあるということになりますが、よりによって1番のBメロを削るなんてことがあるでしょうか。

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そもそも、2017年1月『ヒーロー』まではTV用のアレンジやカットが多用されていましたが、同年7月『空に歌えば』以降は1番を抜き出すだけでピッタリになるよう、逆算して楽曲が作られるようになりました。

今更その調整を怠るとは考えにくいので、少なくともOPやEDとしての起用を見越しては作られていないと僕は確信しています。


しかし“挿入歌”ならば希望は絶たれていません。同じくエイティシックスを例に挙げると、4分ちょいの曲が贅沢にフルで使われる回がありました。制作会社によって制約があったりするなら話は別ですが、こっちでなら基本的にはなんとかなるはず。

仮に最終回に当てはめて妄想してみると、あの人が某願望で頭を下げるシーン辺りからバックグラウンドで聴こえてきて、そのままスタッフロールも流れ始めるのとか想像に容易くないですか。Short ver.になるかならないかは偉い人次第で。

欲を言えばStarlight ver.が如くアレンジされたインスト音源がアニメの要所で流れたりしたらアツいですけどね〜。(ジラーチ観て思いついた)

とまあ折角書き下ろしてもらったのだから、ある程度は期待しておいても大丈夫だと思っています。そんな薄情な仕打ちは受けないはず。


ちなみに『1.0』はイントロとAメロ半分をカットしてアウトロを繋げることで、いい感じに90秒弱に調整することができます。それこそ活版印刷の回とかにどうでしょうか?🥰

世界に望み託す人には世界は薄情に見えるものです
どうだっていいか

どうしてもカシピの陰に隠れがちですが、1.0もコラボレーションなだけあってそれなりに「チ。」とも共通する単語が散りばめられているんですよね。報われた日の朝とか。

「死んではいけない理由を」という歌詞には背くキャラが多い気がしますが、やはりMVで使用されたコマが合いすぎていて、制作者のセンスに脱帽せざるを得ません。


話を戻して、僕の考えの延長線上にあるのは「amazarashiがもう1、2曲書き下ろす」「全然別のアーティストが起用される」という2択です。

前者がどう見ても願望もりもりな上に、正直なところ、全然知らないアーティストのそこそこまあまあな新曲が「チ。」のOPやEDとして流れていてもさほど違和感はないような気がしています。今のところは。


それこそ「ニーアオートマタ」のアニメの方が他アーティストが介入するハードルは高そうに思えます。原作ゲームの時点で世界観が音楽まで確立されていますからね。(続報が来る前に書き切りたいネタ)

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オタク特有の楽曲解剖


複数の楽器が入り乱れて徐々に形成されていくイントロ。枠に囚われない感じは『数え歌』や『未来になれなかったあの夜に(long edit)』と近いですかね。

地鳴りと夜空を彷彿とさせるような、地球を感じるこのハーモニーはやはり出羽さんの仕業なのでしょうか。いつも素晴らしいアレンジをありがとうございます。


主旋律は「生後間もない詩を引き連れ」だけでエンディングテーマ感。「こんなに空が青いのは ちょっと勿体ないな」と音域が同じで楽器の厚みも似ているから当然っちゃ当然なんですけど。

エンディングテーマ

エンディングテーマ

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


「カシオピア係留所の灯りの下」というフレーズがAメロ毎、おまけ程度に歌われて進行していくわけですが、要するにカシオピア係留所って“星空”をamazarashi語に翻訳しただけだったってことですよね。いとをかし。

タイトルが明かされた時点では「千分の一夜物語」の如く、全く違う星でのお話が交ぜられるものかと思っていました。それがまさか「地球の上にいるよ!」を強調するためだけに作られた存在だったとは……一本取られた気分です。


歌詞の美しさでは、1番Aメロ②と直後のBメロが好きです。この辺から本格的に「チ。」とのクロスオーバーが始まった感があります。

逃れられない君の影の常に逆に 進むべき光
生まれながらに記されてた 足元にある宇宙の影絵
カシオピア係留所の灯りの下

秘めた意志 急かす未知 受け取って手渡すこと
身を焦がした この好奇心が身を滅ぼすと
知ったとしても

光を巧みに表現するのも流石秋田さんだなあと感嘆するばかりですが、今回は特に「急かす未知」っていうフレーズの深みがスゴすぎると思うんですよね。「手の施しようない未知への衝動」がさらに凝縮されたみたいな。

主人公達がいかに地動説に振り回されているのかがたった5文字に込められていて、ぶわーっと色んな情景が浮かんできます。(際立ってペラペラな感想)


「知ったとしても」「でも本当は」というBメロからサビに繋がるフレーズには、amazarashiの信念である「それでも」の「も」が入っています。

amazarashiが貫いてきた諦めの悪さは「他に選ぶ道がないから」が大体いつもの理由付けだったのが、今度は「好奇心」という側面からのアプローチ。余計なことをしない、という選択をすれば平和に暮らせていたはずなのに、わざわざ命を懸けてしまう大馬鹿野郎共の物語だからこそ生まれた表現なのです。あーコラボの醍醐味。


「この好奇心が身を滅ぼすと知ったとしても消えたりしなくて」と、実はBメロとサビの歌い出しで日本語がリンクしているのも芸術点高めです。『パーフェクトライフ』推しの僕としては尚更!

パーフェクトライフ

パーフェクトライフ

  • amazarashi
  • ロック
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amazarashiファンとして少し面白かったのは、『コンビニ傘』では睨みつけていた星座に、今度は逆に睨まれているという立場の変化です。

夜空を塞ぐ星座に睨まれて 大きなものの一部だと悟った

『カシオピア係留所』っていうタイトルもそうだったんですけど、原作同様に真の主役は「宇宙(地動説)」の方なんだという暗示がされているように見えます。自分らが「影絵」の作品側にされてるところとか。


世間的に最も評価されてるっぽいのは、やはり3番のここでしょうか。

痛みの堆積が歴史だ それが僕らの最初の武器

「痛みは時代も超えるのだろう」という秋田さんのコメントとリンクしているだけでなく、悲しみや苦しみを雨に例えたamazarashiが今まで積み重ねてきたものという共通点にまで昇華されています。

コラボ楽曲としての醍醐味が極限まで凝縮されているなあと思わされますね。さっきも似たようなこと言ったような。さすが共通言語で通じ合えているだけあります。


ところで、当ブログで記録を続けている事の一つに非和声音なるものがあって、そちらでもカシピは獅子奮迅の大活躍でした。

dalek-amz.hatenablog.com

「カシオピア係留所の灯りの下」「知ったとしても」「その痛みは共通言語だ」「でも本当は」と、過去一の頻度で非和声音が織り込まれています(計16回)。何が何でもメロディアスな曲にするぞという秋田さんの気合いを感じますね。


そんな中で一番面白いと思ったのがBメロの〆を飾る「知ったとしても」「でも本当は」の2箇所。

近年はBメロ最後のフレーズのメロディに工夫を凝らされることが増えていて、Bメロ界で唯一裏声を取り入れた『リビングデッド』、サビよりも高い地声最高音を誇る『火種』など多岐にわたります。

音程をグイッと上げてサビに繋げるのが新しい流行みたいですが、今回は非和声音を織り込むという、これまた前衛的なアプローチを食らうことができました。

  \呼んだ?/

Today

Today

  • 中島 美嘉
  • J-Pop
  • ¥255


その他、アコースティック寄りな感じとサビのシャカシャカは『たられば』だし、星を感じるという意味では『月が綺麗』を初めて聴いた時に脳裏に映った光景が最も近かったような気がします。後者はスタッフ日記でも挙げられていましたね。

ジャケ写も無意識に影響している気がしますが、聴覚情報からは全体的にオクジーのあのシーンが思い浮かびます。今まさに彼の視点で夜空を見上げている気がしてくるような。


最後に予想の答え合わせをしておくと、「この世にあるほとんどのものが〜」がサビに来たのは半分正解、スターライト要素は多分あんまりなくて、ニムロドの「変わらぬものを変えるのが〜」は原型が無くなりつつも要素はある程度含まれていたと思います。「自惚れてそれを書き足せ」とか!


ド派手で地味なMV

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『1.0』の段階でコラボの奥の手みたいなすげー演出だったので、本命であろうこのタイミングでどんなMVが作られるのだろうかと、ずっと疑問に思っていました。

蓋を開けてみると、ある程度予想通りの無難なMVでした。褒めてはいませんが特に代案がある訳でもありません。僕も何かアイデア出せって言われたらプラネタリウムを挙げていたと思います。


ブログをサボってる間にしれっと人生初プラネタリウムを体験してきたんですけど、あれはすごいですね。200年後の映画みたいな迫力で酔いそうなほど引き込まれました。それ故に「製作者サイド、過剰に手応えを感じてる説」も僕の中に生じました。

完成した(画面の中の)同じ映像を観てもきっと、撮影現場を知っているからこその思い出補正はあって、多分その手応えの半分くらいしか僕には伝わっていないんです。プラネタリウムに寝転んで“体験”しないと感動が半減してそうなMVでした。


事実として、過去2回のコラボMVと比べれば明らかにインパクト不足です。暇を持て余して意味もなくズームしてる瞬間とか結構あるじゃないですか。『月曜日』との被りを避けたのか、到底追いきれる訳のないタイポグラフィー祭り(4年前から嫌ってる手法)にもなっていますし。

構図が似ている「末法独唱 雨天決行」は定点カメラでも差し支えないくらい映像が暴れていたし、要所のズームも有意義だったと思うんですけど、なんだか今回は圧倒的に地味なんですよね。

かと言ってVRに対応させるのも敷居高くてなんかキモいし、ケチをつけるのが正しいことなのか我ながら疑問を抱き続けています。


ただでさえ楽曲パワーが強大だった『1.0』が活版印刷というインパクトと意外性まで兼ね備えてしまったのが運の尽きですかね〜。あれのせいで色々と竜頭蛇尾ってる印象を受けました。

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過去のコラボ曲と比べてどうだった?


後半戦です。誰かに読んでもらうには後ろめたかった部分を後ろに持ってきました。投稿が遅れた原因のほとんどでもあります。

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ただ一つ言えるのは、僕の中での新曲のハードルがかつてないほどの高さを誇っているということ。期待に応えられても応えられずとも僕の心は死んでしまうので、とりあえず明後日の僕は何かしらの感情でバーストしていると思われます。


『命にふさわしい』『月曜日』に次ぐ相思相愛コラボとして遠慮なく期待しまくっていた今回の新曲ですが、結果的に『カシオピア係留所』は僕の期待を下回ってしまいました。

今までと違って原作を先に読んでしまったので、“読む前”の感想を僕は知りません。しかし、本来なら感動が増幅されているはずの“読んだ後”に僕は「?」を感じています。

確かに「完全に負けたと思った。」なんてコメントもありましたが、あれは先方を褒め称えるリップサービスというだけでなく、本当に保険をかけていたのかもしれません。(失礼)


とはいえ数ヶ月聴き込んでいれば冷静になるもので、何が僕にそう思わせたのか、カシピが(個人的に)期待外れだったと感じる要因を整理してみました。



①ハードルが高杉晋助(超究極)

そもそも、毎回こんなにも新曲が聴ける瞬間を待望しているのは後にも先にもamazarashiだけです。特にこの6月は“元気な秋田さん”が延期されたばかりで、残された新曲はもはや僕らにとって希望の光でもありました。

さらに往復書簡プロジェクトの先陣を切っていた『1.0』で、僕は眠れなくなるほどの衝撃を受けています。そんな曲が(プロジェクト上は)序章に過ぎなくて、\3ヶ月後に本命が待ってます‪‪!/‬なんて言われたら、相思相愛コラボへの信頼も相まって死ぬほど期待するに決まってるじゃないですか。


書き下ろしの絵本や新エピソードなど、分かり易く“相思相愛”だった『命にふさわしい』『月曜日』と比べると、今回はどこか熱量を感じづらいコラボだったと思います。それに相当する魚豊先生からの贈り物も『1.0』で使い果たしているし。

先程同様の比較として「〇週間でデモが送られてきて〜」といった熱量アピールも今回はありませんでしたし、ひょっとしたら満足いくものが完成する前に納期が訪れてしまったのではないかと邪推する始末です。

これらもある種ハードルの高さであって、今まであったものが欠けてしまうことで感じる物足りなさは実力で埋めてもらう他ありませんでした。

つまるところ「前が良すぎたから仕方ないよね〜」で済む話ではなく、シンプルに楽曲の力不足だった側面もあったんじゃないかと僕は感じています。命や月曜日を初めてフルで聴いた衝撃と比べても絶対的な違いがありましたもん。


②作品が意外と反映されていない歌詞

読者となり凝視すれば、この楽曲は「チ。」の名言や名シーンがほとんど反映されていません。薄っぺらいは流石に言い過ぎですが、あくまで氷山の一角を曲にしているというか。

例えば「世界を滅ぼすに値するその温もり」なんてゲームを結構進めないと真意の分からない歌詞でしたし、月曜日のラスサビもクライマックスまで読んでいる前提の内容でした。

片やカシピは「チ。」を第1集まで読んでいれば、曲中の言いたいことが概ね理解できちゃうと思うんですよね。キャラの数だけ地動説を繋ぐ意志や決意などが存在するはずなのに、それらがひとまとめにされているように感じませんか。(そこを目指す前提だったんだろうけど)

自分の手で「地動説」を物にするぞ!なんて私利私欲をほぼ全員が秘めているのに、結局最後は「伝える(託す)」ことを選んじゃう。揃いも揃ってそんなツンデレキャラばかりなのが良いところでもあるのに、曲中で語られる葛藤はまるで歴史の教科書から引用した程度の温度感なのです。他人事〜!


じゃあそこを掘り下げずに何をやっているかと云うと「この痛みだけは彼らと似ている」です。

命にふさわしいや月曜日では歌詞から感じ取れていた登場人物達の苦悩や感動が、この『カシオピア係留所』では“自分語り”にかき消されているように思えてなりません。サビやCメロの美味しいところは「痛み」が完全にかっさらっています。それが秋田さん達にとっての「最初の武器」でも、彼らにとってのそれは本来「好奇心」であるはずです。

秋田さんはテーマソング路線が「無理だと思った」のでamazarashiとの共通点を歌うに至りました。そしてその秋田さんが諦めた部分こそが僕が足りないと思ってる部分なのでは、という詰み状態に気付いてしまったのです。一番悲しい結論😢


この抽象性が「実はアニメ用にもう1曲書き下ろしてました!」という逆転劇のフラグだとしたら、その時に手のひらは返すと思うんですけど、それはそれで再びMVにシワ寄せがきて大変そうなんですよね〜。


③歌詞構成について/Cメロの不在

AABサビABサビAサビ。『穴を掘っている』のような3番Aメロで張り切る曲を別種とするなら、恐らくamazarashiでは初となる構成となっています。

3番がタイトルを歌ってラスサビに繋がるのは『命にふさわしい』と同じですが、雰囲気をガラッと変えるCメロが用意されていなかった分、楽しみ方のバリエーションでは過去2曲に引けを取っていると言えるでしょう。

とりわけ“amazarashiのCメロ”は一部ファンに神格化される程の力作揃いで、『命にふさわしい』の最終奥義感があるのも、『月曜日』の爆発力の要ともなったのも、他でもないCメロでした。

むしろ主要タイアップ曲でCメロ不在だったのは、後述の『たられば』のみです。(なのに神曲)


カシピが良く言えば通奏低音、悪く言えば脇役みたいな曲だと感じるのは、全体を通して同じようなテンションで進行しているから。

「心さえ!心さえ!心さえ!なかったなら!」
「それが君で!おそらく僕で」

こんな風に気迫グサグサのフレーズが果たして『カシオピア係留所』にあったでしょうか。常時ゆったりまったり進行で“いい曲”に成り下がっていませんでしたか。


単調さを脱却すべくメロディアスを模索していたのは分かるのに、皮肉にも僕が抱いた感想は「なんかあんまり盛り上がってないなー」なのです。

最たるは、(必ず死ぬと書いて)必死に地動説を完成・証明しようとする登場人物達の熱量が、この曲からはほとんど伝わってこないのが原因でしょう。通奏低音≒間接的っぽくなるのは必然なのかもしれないですけど。

物語の「それでも」が詰め込まれているのはほとんどBメロのみで、Aメロはオリジナルの雰囲気作り、サビも結局「この痛みは共通言語だ」を言いたいだけです。

何より『カシオピア係留所』には、「ああ!知りたい!信じたい!」といった理想・真実への衝動や死・否定への恐れや不安、いわゆるパトスが圧倒的に足りていません。原作が憑依していない、とでも言うべきでしょうか。ほんとはこの破壊力がサビ毎に欲しくないですか。(元の哲学サビはCメロになれそう)

MVに丸投げして未読勢を置いてけぼりにしていた「?」も、静かに燃える感情の一種みたいなもんです。「この疑問は共通言語だ」などの歌詞違いをねじ込んだら良かったんじゃね?…ってのは安直すぎるとして。

他にも原作にベラベラ喋るキャラが多い点とか、それこそお経メロディなりポエトリーリーディングなりがあっても良かったように思えますが、何がどうなってメロディアス全開路線になったのでしょう。ぜーったい作品の割に曲調が明るすぎると思うんですよねえ。


『1.0』がコラボ曲として既にしっくり来ていたのは、歌詞のシンクロ度以前に、サビで畳み掛けてくるという曲の構成自体や、それを通じて伝わってくる様々な感情がどことなく「チ。」と似ていたからだと思います。

2連チャンで同じ手法を取るのもつまらないという反論はありかもしれませんが、僕はコラボ曲くらい盛大にぶちかましてくれよと思う派です。


④メロディ作りの迷走

メロディの話は長いですよ〜。

端的に『カシオピア係留所』は良く言えばスルメ曲、悪く言えば覚えづらいメロディをしていました。(ここまでは異論も無いはず)

展開を予想できるほどチープという訳ではありませんが、それを裏切るにあたって意外性ではなく覚えづらさが残ってしまったような印象を受けます。

直近にリリースされた「七号線ロストボーイズ」の収録曲は地味・派手の差こそあれど、そのメロディには等しく個性が詰まっています。僕に言わせれば『カシオピア係留所』のメロディは過去一つまらんその神アルバムと比べりゃ全敗レベルで、秋田ひろむが歌っているから最低限いい感じに聴こえてるだけ、とさえ思っています。

何より今作は「チ。」がメディアで取り上げられる度にBGMとして流れることになるでしょう。プロモーションを担う楽曲が“そっち”に分類されるなんてあってはならない事だと思います。


メロディの重要性を痛感したテノヒラクルーエピソードを思い出しました。『馬鹿騒ぎはもう終わり』『鴉と白鳥』の2曲は、秋田日記に歌詞が公開された時点では「はいはい、いつもの秋田さんっぽいやつね」という印象止まりだったのが、メロディが付いたものを聴いた途端にとんでもなく心打たれてしまったのです。

どうやら歌に乗せたメッセージは、案外その曲調によって大きく印象が変わってしまう程フニャフニャな存在のようです。amz界隈でも『めざせポケモンマスター』とか有名じゃないですか。歌詞の説得力を生かすも曲げるも殺すもメロディ次第ということです。


『カシオピア係留所』は全体を通してなにやら楽しげな空気が流れていて😊、秋田さんの歌い方含めどこか他人事(≒通奏低音)っぽくもあり、はっきり言ってあのジャケ写ほど心酔するような情景は浮かんできません。

例えば「ねえ二度と泣かないように 君を脅す君にとどめを刺して」なんて迫真のメロディでこれ以上ないくらい訴えかけられるじゃないですか。このフレーズを『世界に一つだけの花』のサビで歌ってみれば、僕がカシピに抱いている印象も割と伝わるんじゃないかと思います。

とどめを刺して

とどめを刺して

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TPOこそどうかと思いますが、僕は「amazarashiの楽曲が段々明るくなってる問題」にはめちゃくちゃ肯定的です。昔の曲はどれを取ってもAメロ全部“お経”だったのが、最近は段々と高音も交えられ十曲十色になってきました。

わかり易くメロディアスさの指標となるのはやはり“高低差”でしょう。僕が太鼓判をおす『月曜日』と『鴉と白鳥』を例に挙げてみます。

カシピが1オクターブ(7音)+3音=10音なのに比べて、月曜日や鴉はどちらも2オクターブ+1音=15音という広さを誇ります。聴きどころが上から下まで幅広い分、メリハリがあり飽きづらい楽曲となっています。
(書いてるうちに探究心が湧いたので後日全楽曲調べます。)

特に月曜日のCメロなんて凄いですよ、約40秒でlowG(なりたかった)からmid2G(それが君で)まで2オクターブの大冒険です。そりゃあ心抉られるわ。

youtu.be

良く言えば通奏低音、悪く言えば脇役みたいだと感じるのは、全体を通して同じようなテンションで一貫しているから。

↑を書いてる間に“同じようなテンションが一貫している”のに神曲だなぁと思い出したのが、さっき後述すると言った『たられば』の存在でした。

カシピ同様にフレーズ間の余白が多く、ぶつ切りにした良メロを配置したような造りをしています。韻もあまり踏んでいません。そう考えると、実は『カシオピア係留所』は“Cメロが無い”というよりも“Bメロがある”と表すのが正しいのかもしれません。

そして狭めな音域にも関わらず明確にメロディアス属性である点。音域はほぼ互角ですが『たられば』の勝因となっているのは、Aメロを殆どド・レ・ミ・ファの4音に留めて、サビでのみ非和声音や裏声高音を解禁することによるメリハリ映えだと思います。

カシピもAメロの狭さは負けていませんが、Bメロで既に最低音〜準最高音まで音域が拡張されており、非和声音も全体を通して擦りまくっているので、サビの目新しさが最高音hiAのみでは解放感に欠けるのも無理はないでしょう。なんなら曲調すら“いつものフォーマット”ですし。(後述)

「係留所の灯りの下」「その痛みは共通言語だ」に共通する「ド→レ#→レ→ド→ラ#→ド」という非和声音ムーブは、もちろん意図的に繰り返されているはずですが、どうも僕にはわざとらしく映ってしまっています。Bメロだけなら丁度いいアクセントだと思うんですけど…。

ずっと似たようなテンションで、誤魔化しが利きやすい“疾走感”とも対極にある曲調、そりゃあMVも単調になりますよね。僕がずっとCメロの必要性を感じているのも、要するに楽曲にメリハリが欲しかったってことなんだと思います。


もう一つの大きな相違点が、ロングトーンが印象的なサビをどう使っているかという点です。「もしも僕が〇〇だったなら」の箸休め(実質間奏)として割り切っているたらればと、最も伝えたいメッセージが込められているカシピとでは楽曲内での重みも全く違いますよね。

『たられば』はサビ毎にスネアドラムやピアノによる別リズムが投入されていて、今何番を聴いているのかが明瞭になると同時に、楽曲全体のメリハリングにも一役買っています。カシピはそれに比べれば地味めな変化で、サビ毎に何がどう変わっているのか気付かない人が大半でしょう。

そんな変わり映えのしないサビが結構な尺を取っている上、『1.0』ほどに全く異なる歌詞が詰まっているわけでもないので、言ってしまえば退屈に感じる要素がいくつも重なっているのです。

たられば

たられば

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編曲繋がりだとラスサビの入り方も結構引っかかっているんですよね。奇を衒らわなきゃ!という使命感からとりあえず演奏ストップしたんだろうなあって思っちゃいます。こういう曲調こそアコギで静かに落ちサビとして弾き語るのが似合いそうなもんでしたが…。

『帰ってこいよ』と違って秋田さんのブレスがちゃんと聴こえているのは良かったです。


⑤メロディ作りの癖

“いつものフォーマット”がいつにも増して散見されてる気がしたので、長すぎる④から切り離しちゃいました。

最高音を含む「取り戻」の4音が世界の解像度Cメロ「(これから始まる君の)手ーえーえーえー」と同じ音程だな〜ってのは置いといて、

5ヶ月前の「『空白の車窓から』も『ロストボーイズ』もMVあるんだ!?」にて、『世界の解像度』と『空白の車窓から』の最高音ムーブが酷似してるなぁという小言をねじ込んだのですが、言ってるそばからカシピでも全く同じムーブが再利用されていました。どうりで今回「あ、hiAだ!」って一撃で気付けた訳だ。

「(君の)手ーえーえ↑ーえー」
「(もう)取ーりーも↑ど(せない)」
「(消えた)りーしな↑くてー」

「ソ→ミ→ラ→ソ」の被りが2020年末から怒涛の3曲目です。元を辿れば『ナガルナガル』のCメロで沢山聴いた気もしますが、ここで重要なのは短期間でやたらと流用されているという点。

過去には『百年経ったら』→『夕立旅立ち』→『空洞空洞』の最高音への運び方が似ているトリオや、『たられば』→『月曜日』→『ロングホープ・フィリア』の非和声音トリオも存在しました。数年で3曲までならセーフというマイルールでも定めてるんじゃないかってレベルです。

武道館ライブの萎えも何割かは「虚無病」とのセトリ使い回し感に起因していたので、少なくとも僕という人間は“それ”に気付くことを嫌っている節があるようです。なんにせよ、一番の聴きどころをコンパチで済ますなら、それを補って有り余るようなパワーが欲しかったと思います。


あとは秋田さんの作曲癖で最近気になるのが『スプリンター』のサビと似ているメロディの頻出です。マスクチルドレンや境界線にもいたんですよね。「いっそ書きとめて〜結露した〜窓を擦って覗くように〜」が頭の中に流れていたくらいなので部分的にくっそ似てるのは間違いありません。揚げ足を取りまくれるほどの完全一致は滅多にありませんが、今後もこのメロディラインは定期的に感じ取ることになりそうです。

個人的にもう一つ、スプリンターとカシピにはサビメロの違和感も共通しています。サビだから盛り上げなきゃ!って張り切った割にすぐに展開を畳もうとするところとか。これまた感覚的なクレームで申し訳ありませんが、こんな風に人工的に感じるってことは、秋田さん的にもスっと降りてきたメロディではなかったんじゃないかと睨んでいます。メロディーラインのスカスカ具合を見れば流石に詞先ではなさそうですけどね。(矛盾)

スプリンター

スプリンター

  • 菅田 将暉
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さいごに


実は“秋田さんの歌”自体にまともに不満を抱くのは今回が初めてで、我ながらまあまあショックを受けてしまいました。このネガキャンだけはどうも気が重くて、それこそサボり期間のほとんどはこの記事の推敲を重ねるばかりで。

しかし、そういう気持ちも言葉にするべきだとブログ名に誓った以上は踏み切らせていただきました。

マイナスを語る時ほど饒舌になるのだけは勘弁してほしいですけどね。本当に感動した時に限って語彙力を失ってしまうというのに。


前半部分に詰め込んだ通り、『カシオピア係留所』に褒めるべきところは沢山あります。お風呂で毎日口ずさむ程度の噛みごたえは感じていますし。

何より僕の期待が理不尽なくらい高かったのが最大の要因です。世間一般の評価はきっとMVの再生回数が教えてくれていると思います。

ちなみに書いてて一番思ったのは、秋田さんのナレーションでプラネタリウムを鑑賞してみたいってことです。


ここまでブラウザバックせずにお付き合いありがとうございました。出したい記事がグリドロックかましているので今月中にまた更新します。

『カシオピア係留所』には期待以上に期待して良いのかもしれない…

こんばんは、ダーレクです。


魚豊先生の漫画「チ。」との本命コラボ曲の解禁が実質明日に迫ってきてしまいました。既に僕の中では『1.0』がテーマ曲として鳴り響いているのですが、もうこれ以上どうなってしまうというのか…。


ここまでニヤニヤの止まらない通知はアルバム発表以来でした。アートワークがどうやら秋田さんのコラボアー写と同一人物らしいですね。

twitter.com

タイトルそうきたか


「地動説」か?
「天動説」か?
通奏低音」?
はたまた「共通言語」をここで使うか?


などなど、曲名予想を悩みに悩んで結局考えるのをやめたのが今年のツアーのセトリ予想をした時で。

(※セトリ“予想”なのでネタバレはありません)
dalek-amz.hatenablog.com


待望のコラボ新曲のタイトルは『カシオピア係留所』でした。これは予想を諦めて正解でしたね。秋田節翻訳の痕跡がくっきり。


新たに発表されたコメントを読んで、僕はまず「『命にふさわしい』と同じ創り方をしたんだな」と思いました。
www.amazarashi.com


月曜日の時は「『月曜日の友達』のテーマ曲として描いた」と明言されていたのが、今回は「チ。の壮大な物語に主題歌的なストーリーに沿った歌を作るのは無理だと思った。」なんて白旗を掲げられる始末。

作品の長さが全然違うので比べるつもりはありませんが、とにかく「月曜日の友達」の時とは違うアプローチで楽曲が創られたと考えるべきなのでしょう。

(前略)そしてそれらは僕自身の創作の苦労と似ていると気付いた。なのでそういうことを歌にしようと思った。
チ。の主人公たちと魚豊さんと、僕とに共通するのは「痛み」と仮定した。
そこだけは分かりあえるのでは?と思った。

「共通言語」をここで回収してきました。それと同時に想起させられたのが『命にふさわしい』の制作背景です。


例のごとくメッセージボトルの特設サイトから引用させていただきます。

(前略)自分たちの生活、人生と重なる部分はどこだろうというところから考えました。そこから“全てを投げ出してでも守りたいもの”“命にふさわしいものとは”“心とは”などのテーマで曲を作りはじめました。

「自分たちと重なる部分はどこだろう」ですよ。切り口があまりに似すぎていませんか。

amazarashiの楽曲を半分も知らなかった頃に、新曲として死ぬほど衝撃を受けた『命にふさわしい』に匹敵するクオリティの何かが聴けるかも知れないと思うと、僕はもはやどんな感情でその時を待っているべきなのか分からなくなってきました。


ただ一つ言えるのは、僕の中での新曲のハードルがかつてないほどの高さを誇っているということ。期待に応えられても応えられずとも僕の心は死んでしまうので、とりあえず明後日の僕は何かしらの感情でバーストしていると思われます。

普通に漫画の結末も気になっているけど、当日中にそっちまで頭が回るかは怪しいですねえ。寝て起きたら回復してるかな??


しれっと歌詞のスニークピーク

この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら

そして流れるようにぶち込まれた『カシオピア係留所』の一節。


これだけでも、いつものamazarashiなら「涙の跡」「失敗や後悔」らへんで収まっていそうなフレーズなのに、あえて「血」という強力なワードで表現するに至ったのは紛れもなく「チ。」の後押しがあってこそじゃないでしょうか。

コラボレーションの醍醐味がすでに垣間見えています。


それにしてもどの部分で歌われているんでしょうね。無難(?)に歌い出しにも見えるし、サビの歌詞としても綺麗にハマっていそうだし。


楽曲の全体像を予想するにあたっては、“カシオピア”と聞いて誰もが真っ先に思い出したであろう『スターライト』が鍵を握っているように感じました。

youtu.be

近づけば遠くなるカシオピア 今は笑えよ スターライト
いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ

こうして見ると「係留所」という言葉も、つまりは「通り過ぎる駅」を指しているんじゃないかと思えてきます。


奇しくもスターライトはインディーズ時代の歌詞にも「痛み」が登場していますし、曲の内容としては「チ。に染められたスターライト」を想定しておけば大体合っていそうな気がします!


『間抜けなニムロド』の最後のフレーズ「変わらぬものを変えるのが〜」に近しい歌詞が登場するとも前から予想しているので、こちらがヒットするかも個人的注目ポイントです。

間抜けなニムロド

間抜けなニムロド

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サウンド面だけは蓋を開けてみないと全く分からないのが待ち時間のむず痒いところ、、、、、

【実質東京公演】秋田さん復活の兆しバリバリで今日はいい日

こんばんは、ダーレクです。


安心するあまり涙がこぼれそうになることってあるじゃないですか。今の僕なんですけど。

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今日は本来の東京公演の日ですが、思いがけずこのタイミングで、延期された4公演の振替日程がアナウンスされました。感情の上がり幅でいえば今の僕は実質ライブを楽しんだ人です。

我らが東京はついに一番最後となってしまいましたが、心の底で誰よりも悲観(ましだと思えないタイプの)して構えていた僕にとっては、延期が1年後だろうと2年後だろうと特大の朗報です。

それが蓋を開けてみればたったの5ヶ月、ダーレクの忍耐を舐めてもらっちゃ困ります。


「体調不良」って言葉は本当にピンキリなので、本当にただの体調不良のようで本当に良かったと思います。本心なのでここは“良かった”と言い切らせてもらいます。本当に本当に良かった。どうかゆっくり休んでください。


日程がそこそこ遠くに置かれた理由ですが、「3ヶ月ありゃリハも始められるだろう」って根拠のない見通しで決められている訳がないので、普通に会場のスケジュールが影響したと考えて問題ないと思います。

悲報がぶち込まれた日の文面からも「日程調整に手間取ってる!もうちょい待ってて!」に重きが置かれている感じはしていました。まあ信じてなかったからこその悲観なんですけど。

1.0

1.0

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愛知遠征ワンチャンの巻


記念すべき一発目となったのは愛知公演。東京より1ヶ月も早いぞコラ🏋️‍♂️

一刻も早くライブを観たいのは別に当たり前の心理ですが、今回ばかりはそれ以上に「1曲目でどれほどのパフォーマンスをするんだろう、MCで何を喋るんだろう」という好奇心が刺激されています。

背景には、延期に次ぐ延期の果てに決行されたボイコットツアーの初日公演を浴びてしまった事があると思います。あの日火蓋を切られた拒否オロジーの迫力と、MCの優しい言葉の数々は忘れられません。

故に大規模な延期の一発目というのは、それくらい価値ある公演だと考えています。


この数週間、去年思い出させられたはずの「ライブが開催されることのありがたみ」を再び突きつけられて、毎年のライブは無理してでも沢山行っておいた方がいいんじゃないかという気持ちが芽生えました。映像化されても“同じ衝撃”は同じ公演ですら二度と味わえないわけですし。


調べた感じ、愛知公演の会場は名古屋駅からも近いみたいなので、最終の新幹線にも間に合いそうです。つまり3ヶ月前に悩んだ札幌と違って今回は日帰りも現実的。

少し悩んだ結果、行かない後悔を繰り返さないためにも、とりあえずチケットは申し込んでみることにしました。皆さん対よろです。落ちても定めを受け入れるイメトレはしておきます。


追加公演、今年はあるんでしょうか。去年もそう言って結局あったんですけど、今年は秋田さんに必要以上に無理をしてほしいとは思いません。

どちらかと言えば療養中の気持ちを吐き出した新曲を沢山聴きたいのです!負の感情が積み重なった時こそがamazarashiの真骨頂なのだから!

【草】ダーレク、ボイコットツアーに映っていた

こんばんは、ダーレクです。


先日の感想文とまとめても良かったくらいの内容ですが、今回は甚だしい自分語りを含むので一応分けておくことにしました。

dalek-amz.hatenablog.com


「七号線ロストボーイズ」の限定盤には、昨年のボイコットツアー東京公演(2日目)の映像が付属されています。

このライブには、従来のライブとは違う点がありました。開演前に10分ほど、秋田さんの「私は私の〇〇ではない。」という録音朗読が流れた後に演奏が始まるのです。

その演出が円盤にも収録されていて、その間は紗幕やステージ上だけでなく、客席の様子もちらほら収められていました。


そんな中、思わず三度見してしまったワンシーンがあります。


自分映ってんなあ


時間にして4:34〜4:41の7秒間、「私は私の間取りではない。」でピンボケの向こうから現れておもむろに俯いている人間、どう見ても僕です。

あんな感じの横顔で、あのシャツを着て、マスク2枚重ねで参戦したのは流石にこの世で1人だけだと思います。


それにしても、見事にそわそわしているところをすっぱ抜かれてしまいました。確かに「観客が映り込むかも」とは当日アナウンスされていましたが、狙い撃ちされるとは聞いていません。笑

自分を客観視するのがどうもおかしくて、再生する度に吹き出してしまいます。


当日の証言によると、

腕時計と紗幕を交互に眺めつつ、なんやかんやで1曲目が始まります。

とのことなので、あれは左腕の腕時計を覗き込むまでの一部始終だったようです。たしかに言われてみれば左下を向いているような。

僕のことだから、腕を目線の高さまで持ってきて「時間気になってますアピール」を大っぴらにするのは周りのお客さんが白けるかなぁという謎の配慮で、自身が時計に近づく方を選んだんだと思います。

露骨に時計をチェックしている人間が選ばれていたとは考えにくいので、むしろこの謎ムーブが功を奏した気もしてきます。


嬉しいけど笑うしかない


スタッフの方々が吟味した結果「うーんこの人使っとくか」って選んでもらえて、amazarashiの映像作品の一部になれたのはとても光栄なことです。ファンであるからにはそれなりに夢でもありました。

ただ、いざそれが叶ってみると嬉しさや恥ずかしさの前にまず草が生えました。

実際のところ、ライブ映像に映り込むなんて宝くじ級の確率だと思っていた節があるので、全国のamazarashiファンに同じ映像を観られているかもしれないという事実はにわかには信じがたいものです。

アングルのおかげで絶妙に顔バレを回避しているのも、現実味を感じづらい要因の一つかもしれません。


ただでさえ視聴者の数も限られているし、冒頭10分をわざわざ振り返る人も多くないだろうし、何より僕の知人にamazarashiファンはいないので(😢)、奇跡をひっそりと楽しむのに最高のシチュエーションを貰えたと思います。(まあブログに堂々と書いてたら「見てね!」って言ってるようなものですが。)


今一度、特別な機会をありがとうございました。m(_ _)m


改めてライブを視聴して


映像作品となったライブは観客目線を飛び越えて、ステージ上の秋田さん達の動きや反対側の紗幕など、物理的に現地では観きれなかった部分を堪能できるのが嬉しいですね。

豊川さんが終盤の「帰ってーこーいよー」でご尊顔どころかまつ毛まで映りまくっていたり、『マスクチルドレン』の2番Aメロで橋谷田さんのドラム高速連打のやばさを視覚的に見せつけられたり、『独白』の終盤で震えるほど力を込めている秋田さんを拝めたりとか。

『世界の解像度』の前口上は映像化されてもやっぱり聴き取りづらかったので、秋田日記2022.02.10にてセリフが確認できることをここにメモっておきます。


あと、当時ブログに書き留めていたおかげで気付けた修正もありました。僕ごときの音感でも流石に記憶違いってことはないはずです。

9. マスクチルドレン

最終hiAポイント「犠牲になっ↑て↑くれー」がお疲れ気味で上がりきらず。メセボの奇跡のラストが無修正で収録されてたのでこのパターンも円盤でそのまま聴けるかもしれません。


そして何と言っても『夕立旅立ち』ですよ。4年越しのセトリ入りでライブのトリを飾ってみせて、意外性の出オチで終わることもなくあんなに輝いて見えたのがひたすらに感慨深かったです。

特にアウトロはライブアレンジによって、フィナーレにふさわしい盛り上がりを見せてくれました。あの時間が終わってしまう寂しさを塗りつぶしてくれた感動の大きさを再確認しています。

満を持してアルバムに収録された時点では「正式リリースおめでと〜」以上の感想が特別ある訳でもない、あくまで“アルバムの中の一曲”という印象止まりでした。いくら理論武装解除で爪跡を残したとはいえ、元々Aメロ→サビが3回続くだけの簡素な構成の曲ですし。

全ての楽曲がやり方次第でこうやってライブ化けする可能性を秘めているって考えるとアツいですね。『死んでるみたいに眠ってる』の逆転劇も期待しています。(?)



余談ですが、ボイコットツアーの追加公演やファイナルのセトリが派手に増えなかったのは、この公演の映像化が早い段階で決まっていたからなんでしょうか。

ツアー後半でアルバム収録曲をセトリから削るという荒業が行われたのも、判断が下されたであろう時期や練習期間を逆算してみると合点がいきます。

確かに去年のツアーは無事に完走できるかもまだ定かではなかったし、振り返れないところで出血大サービスするのも勿体ないですもんね〜。

アオモリオルタナティブ

アオモリオルタナティブ

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6thフルアルバム「七号線ロストボーイズ」の感想です

こんばんは、ダーレクです。スケジュールノートの短歌は10月推しです。


大成功を収めたであろうロスボツアー青森公演の余韻の裏で、のんびり温めていた「七号線ロストボーイズ」の感想をお送りします。


各曲の感想

『感情道路七号線』

感情道路七号線

感情道路七号線

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短い曲なのは予め判明していたわけですが、蓋を開けてみれば全編メロディ付きの所謂まえがきタイプでした。

ここに来てまさかポエトリーリーディングを封印するとはびっくりですね。結果としてアルバム内で一言も喋ってないですよ今回の秋田さん。昔からインタールードとか名刺代わりとかで好んで入れているっぽかったのに。

ただ、最高音がmid2Gなのはワープロからずっと受け継がれているようです。


「この歌を歌うな環状線に鯨〜」って息継ぎする気ゼロでBメロ(?)に流れ込むのが耳気持ちいいポイントです。

特に「環状線に鯨」のメロディは東海オンエアの旧ED曲のギターと似ているお陰で、僕にとってはやたら覚えやすかったです。親近感つきすぎ(?)

この街には何故かポスト見当たらないのは
誰も伝えたいことなんて無くなったから

秋田さんの得意技“のはから構文”(と勝手に呼んでる)は今作でも健在でした。

前例『僕が死のうと思ったのは』『月が綺麗』『鴉と白鳥』では、いずれもサビの歌い出しでこの構文が炸裂しています。

“ポエトリー枠”であろうこの曲もそれに違わずサビっぽいところの歌い出しで使われていて、秋田さんは今年も秋田さんだなぁとしみじみ思うのでした。


3連符のイントロ曲からシャッフルビートの『火種』に繋がるのがカッコいいですね。


『火種』

火種

火種

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いざ聴いてみてもやっぱりラジオで流れてそうな曲じゃないですか?笑

『アオモリオルタナティブ』は結構ラジオ顔だったと思うんですけど、『1.0』がこの曲を差し置いてオンエアされたのはやっぱり変な気分です。


という第一印象はさておきamazarashiのアルバムの2曲目としての期待通り、物理的(?)な衝撃は『1.0』をも凌ぐレベルでした。

初聴時、1番の間奏で思わず「お゙ーー」って声が出たあの感動が強烈すぎて忘れられません。


全体を通して難解な歌詞と分かり易い歌詞でメリハリをつけられているのが特徴で、「テレプラズム…?」とか意識が散ったところにハッとする歌詞をぶっ込まれるので、リアクションがなかなか忙しくなります。

中でも「窮地は僕に微笑んだ」のような、マイナスをあえて“マイナス×プラス=マイナス”で遠回りして皮肉る表現が好きです。

「誰のせい」とか 「何処で間違った」とか
決意が廃るぜ 選んだのは僕だ

明るいamazarashi歓迎派の僕ですらこの決意ガチガチのフレーズは眩しすぎて直視できません。たらればのこっち側をここまで強く肯定している曲も珍しいと思います。

「どうせ誰も助けてくれない それを分かって始めたんだろう」と自身に問いかける『ジュブナイル』のCメロと目指す方向は同じなのに、苦悩表現のボリューム次第で印象が大きく変わるのは不思議ですね。

ちなみにこの辺は多数決の「息を止めた憐れな」とメロディが似ています。(揚げ足)


一方、秋田さんの音域界ではとんでもないビッグニュースが。

サビ前半「泣叫んだ」「きは誰だ?」「さも見えぬ」の3箇所にて、遂に地声hiBが観測されました(ハモリで)「すうんじゃく」の裏声と同じ高さです。

これは従来の地声最高音hiA#(激レア)よりも鍵盤1個分高く、裏声でもないのにこの高さが曲中で使われたのは勿論初めてのことでした、、、

どうせライブでは豊川さんが歌うからってとんでもない大盤振る舞いです。


『境界線』

境界線

境界線

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もうこの曲には7ヶ月以上お世話になっています。よくよく考えると「境界線の感想!」的な記事は一度も書いていませんが、ずっと感覚的に聴いてきたので今更文字に起こすのも難しいんですよね。

転調した訳でもないのにサビに入ると突然違う世界に放り込まれたような感覚になるのが好きです。ってツアー中に何度か書いた気がします。

というかツアー初日にサプライズで聴けちゃった因縁で、正直ボイコットツアーの印象があまりにも大部分を占めてるんですよね。サビの紗幕映像は何度観てもあの瞬間が掘り起こされて鳥肌もんです。


そんな訳で今回は、唯一の既存曲ポジという視点からアルバムに絡めた話を少し。

natalie.mu

「境界線」は最初から入れると決めてたので、それとは別パターンのアッパーな曲をと思い「火種」を作りました。

前作「ボイコット」では積もり積もった既存曲が幅を取って半プレイリスト状態だったのが、今作はむしろ『境界線』から逆算して楽曲が制作される程の余裕がありました。

この差はアルバム全体としての聴き心地にも直結していると言えそうです。何なら今までのアニソンで一番アルバムに馴染んでると思っています。


反対に、前作から引き続き(僕の中で勝手に)課題となっているのがポエトリー枠の消滅です。

アイザック』とか『太陽の羽化』とか、近年も発展が目覚ましいポエトリー曲の試行錯誤を楽しんでいる身としては地味に寂しいポイントでした。

それこそ境界線の次とか『夜の一部始終』の生き写し的なひとくちポエトリーがあっても良かったように思います。そしたらちょうど12曲になるし。


ロストボーイズ』

ロストボーイズ

ロストボーイズ

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初日に1周だけ聴いた段階での最推し曲。

回想を思わせるようなイントロ、緩やかに涙腺を撫でてくるBメロ、そして何より1番の「h張ぁり付ーいたぇーー」が大好きです。


地味にアルバム内で最長の曲だったりします。というのも、3番がCメロ→Bメロ→サビという構成になっていて他の曲に比べてボリューミーなんですよね。

特に、Cメロとラスサビが引き裂かれるなんて前代未聞の出来事です。流石は元々サビを任されていただけの事はありますね。

『さよならごっこ』辺りからamazarashiにも取り入れられるようになった“落ちサビ”の役割もこのBメロがかっさらっています。


「少年は闇の中」がサビだったということは、あの高音メロディで「少年はやーみのーなか」って歌ってたんでしょうか。そう言われると「神様も知らないこと」らへんまでは違和感なく歌えなくもないような。

「いい曲はどこを切り取っても伝わる」みたいな話をどこかで聞いた事がありますが、こういうのが最たる例なのかな〜と思ったり。

少年は闇の中 十年経っても闇の中
襲われる「あの頃良かったよな」 振り解く「まだまし今の方が」

ポルノ映画の看板の下で女の子がずっと誰か待ってそうなCメロを抜けてやってくる最後のBメロ。ここだけは1番2番のような伸びを見せずに、淡々と言葉を紡ぎ続けていきます。

吹っ切れて希望をISSUEしている『空白の車窓から』と違って、この曲ではまだ過去の自分と交戦中でした。僕が共感できるのもどちらかと言えば「あの頃良かったよな」に襲われる方です。


ところでこの曲には1箇所だけ秋田日記から変更された歌詞があります。

  • 変更前

誰にも話せないこと 吐き出した黒いものを この世の終わりなんだ ゴミ箱を漁られたら

  • 変更後

誰にも話せないこと 吐き出した濁ったもの この世の終わりなんだ ゴミ箱を漁られたら

秋田日記の段階では「黒いもの」との事だったので、ノートに書き殴った黒歴史な何かだと捉えていました。

ところがリリースされてみたら「濁ったもの」になってるし、付属詩もなんだかイカ臭かったし、こんなんただの健全な少年じゃないですか。そりゃあ確かに少年の隠し事ランキング堂々の1位だわ。

ところで、この歌詞で喜んでいるのは男性ファンだけのように感じるのですが気のせいでしょうか。これだから男死は!って今にも聞こえてきそうなんですけど。


『間抜けなニムロド』

間抜けなニムロド

間抜けなニムロド

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イントロも主旋律も豊川さんのコーラスも不穏な感じが気持ち悪くて(褒め言葉)、前作の『アルカホール』みたいなイロモノ枠という印象に落ち着きました。あとCメロの歌い出しが『月が綺麗』のサビ-3すぎます。

メロディこそ予想とはかけ離れていましたが(もっと明るいと思ってた)、歌詞のイメージは秋田日記で読んだ時から殆ど変わっていません。普通は音源化されたら色々鮮明に聴こえてくるもんなんですけどねぇ。

恐らく言葉の矛先が自分に向けられておらず、共感するにも難しい内容だからだと思います。既存曲では『自虐家のアリー』もまさにそんな感じでした。

故に雰囲気を楽しむような、コーヒーやワインのような嗜み方をする楽曲になりそうです。


内容は、旧約聖書ニムロドという優秀な猟師が登場したのが元ネタらしく、敢えて間抜けな人を「ニムロド」と呼んで皮肉るスラングが英語にはあるようです。つまり「画伯」と似たようなものですが、こちらの方が悪意に満ちた印象を受けます。

まあ秋田さんに応援してもらえるなら大丈夫っしょとか思っちゃいますけどね。笑 そうなると本名は別にあるってことなんでしょうけど。

大きなニムロド 身体もいずれそれに似合うよ

名前負けしないようになるよ、ってことですかね。「みにくいアヒルの子」っぽくも思えてきますね。

とまあ童話の応援歌みたいな印象ですが、僕の中ではまだまだ考察が不十分な曲なので、また何か思い付いたらどこかでつらつら語るかもしれません。

変わらぬものを変えるのが そう信じる者だけなら
愚かさも時には強さになる もしかしたらだけど

根底の意味は「必死に生きるのは得てして無様だから 人に笑われても気にすんな」から変わっていないと思うんですけど、火種の「選んだのは僕だ」然り、やっぱり言い回しが明るくなっているんですよね。

というかこの歌詞「チ。」に当てはまりすぎてます。同じようなフレーズがコラボ新曲にも含まれているかもしれません。


なお、僕の音域でもギリ歌えそうなのが唯一この曲だったので、長期的には一番可愛がることになる予感がしています。


『かつて焼け落ちた町』

かつて焼け落ちた町

かつて焼け落ちた町

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amazarashiとしては『奇跡』『ハレルヤ』『あんたへ』『空に歌えば』『月が綺麗』に続く6曲目のイントロがない曲。(何か忘れてたらごめんよ)

そしてAメロとサビの2箇所に、違うメロディで曲名が出てくる『ヨクト』のような希少性も持ち合わせています。


あとは的中も何もそのまんまですが、本当に青森空襲がテーマの楽曲でした。調べて初めてそれを知るという過程も完全に秋田さんの轍を見る人です。

「ぼぁーくーらーがー」とかサビの裏声とか、シンプルに歌声好きぴポイントが散りばめられていますが、内容がそれなりにシリアスなので鬼リピしたい!とはなりづらい曲なんですよねー。

僕らが頭を抱える 人生という旅路は帰り道 死ぬまでの

この歌詞で思い出すのは、夕日信仰ヒガシズムのライナーノーツ内『穴を掘っている』の解説で出てきた「人生は自分の墓穴を掘っている様なもの」という表現です。

一概にネガティブって訳でもないですが、最終的に死が待っていることをもとより受け入れている感じがなんか…いいんですよね。(語彙力の敗北)

あの人生観が健在だと知れたことで、amazarashiの歩みもまた地続きであると再確認できるような気がして僕は嬉しく思います。


他にも“焼け落ちる=日が沈む”っぼい雰囲気も歌詞中にあったり、サウンド面での疾走感のタイプが『街の灯を結ぶ』っぽいなと感じたり、個人的に「夕日信仰ヒガシズム」を彷彿とさせる要素が多い曲です。


Cメロの「それが僕の親父の親父で」はサラッと奇跡奇跡。ノンフィクションフィクションは別として、世界のどこかでは何度かあり得たであろう光景なので、ついつい思い耽ってしまいそうな歌詞です。


とまあ色んな角度から言いたい事が溢れてくる楽曲でしたが、付属詩もシュールで読みごたえがあって良かったです。ツッコミ不在な感じが完全にツボ。ああいう小説があったら定期的に読みたくなっちゃいます。

『アダプテッド』

アダプテッド

アダプテッド

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期待を裏切らない秋田日記の古株。『ラブソング』に肉薄する単語羅列で、とにかく浮かんだ単語を手当たり次第に詰め込みました的な勢いがクセになります。

Adapted!!ってネイティブ発音なのとか、「ただ酔っていアダプテッド」の文字数ゴリ押しとか、「とおりゃんせ」「いとおかし」といった恐らく一番ふざけたであろう言葉が曲中最高音だったりとか、従来のamazarashiとは一線を画したぶっ飛び具合が魅力的です。ただしライト層にもヘビー層にも賛否両論にはなりそう。


秋田日記での公開は2015年まで遡りますが、少なくとも1番の歌詞は一字一句同じだったので、メロディやリズムも殆ど当時の構想通りってことなんでしょうか。こんなの(褒め言葉)を6年半も温めてたという事実が面白すぎます。


冒頭のフレーズで思い出すのは『エンディングテーマ』のCメロでした。時系列的には秋田日記のアダプテッドが起源なんでしょうか。

失い続ける事で 何かに必死になれる力が宿るのなら
満たされていないってのは 幸せなのかな だとしたら 今の僕はきっと 幸せなんだな
なのに
心が痛いよ 涙が止まらないよ

同じ思考回路でも噛み締めるエンディングテーマ、さらっと流すアダプテッド。それぞれ印象が全然違って別の良さが感じられます。こういう過去の名言を別角度でもっかい叩き込んでくるのが多いんですよね今回のアルバム。

僕の中で名曲だと名高い『命にふさわしい』『ロングホープ・フィリア』なども割と過去の名フレーズの継ぎ接ぎが目立つので、自ずと今作が名盤だということを暗示しているように思えてきます。

『戸山団地のレインボー』

戸山団地のレインボー

戸山団地のレインボー

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曲名だけ発表された時点ではぶっちゃけ一番埋もれていましたが、秋田日記でデビュー当時だと言及されて一転『火種』の次くらいに楽しみな曲に。

前作の『抒情死』くらい、アルバムの核となっているであろうポジション。Aメロのメロディと韻踏みと歌声が可愛くて好きです。サビのメロディはそこはかとなくもう一度。


『かつて焼け落ちた町』に引き続き、Aメロとサビの2箇所でタイトルが登場するパターンでした。僕死のようにAメロとサビの旋律がオクターブ違いでシンクロしていた面影もあります。こう見えてレアな構成の曲です。

あとAメロで終わるのも『古いSF映画』『性善説』『名前』『バケモノ』『とどめを刺して』『鴉と白鳥』に次いで7曲目です多分。(意外と多いなあ)


「青森じゃ数年に一度の」「バイトも辞めて失くした退路」のメロディに聴き憶えがあって、「他に行きたい場所があるんなら」というフレーズは思い出して、それがどの曲だったか自力で引っ張り出すのに1分くらいかかりました。どうだっていいか。


僕の中でこの曲の株が爆上がりしたのはTwitterでとある説を見かけた時です。

サビ毎に登場する「〇〇、〇〇も不可欠な色彩」というフレーズが計6色。そして「希望を足せば僕だけの色彩」で7色が揃うらしいですね。

それまで脳内では絶妙に繋がっていなかった“色彩”と“レインボー”が完璧にハマった瞬間でした。伊達にレインボー取り入れてなかったんだなあ…。

苦悩、苦痛、不平、不満、失意、挫折、そして希望。確かに“amazarashi色”ってこういう色のイメージかもしれません。


それにインスパイアされて「じゃあ音階も7音だったりしないか」って数えたらド#・レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シで本当に7音じゃん!と舞い上がったは良いものの、どうやらそれは音楽的にオーソドックスな型らしかったので、これマジでどうでもいい一文です。←


『空白の車窓から』の感想文では「今が何章なのかは分からないけど新章の幕開けだね」的なことを書きました。

“デビュー当時”であるこの曲が「序章からやっと抜けたところ」らしいので、じゃあ具体的にいつのことなんだろうという疑問が次に浮かんできます。

僕がいつの間にか備えていた知識によると、秋田さんは「あんたへ」のリリース前くらいにむつ市から青森市へと引っ越しています。(その後は家凸まで同じ家だった?)

その辺を調べてみると、2013年5月31日に渋谷公会堂で「最近むつ市から引っ越した」と言っていた、という証言をゲットできました。

ねぇママ時代をデビュー当時と捉えるのは無理があるし、ロッキンのインタビューではそれが「10年以上前」だったと明言されています。

となればむつ市の前に青森市に住んでいた時期があったと見て良いはずなんですけど、あまざらし時代まで遡るとやっぱりむつ市って書いてあるんですよね。


つまり、僕がかき集めた情報を整理するとこういう仮説が成り立ちます。なかなか引っ越してますね秋田さん。

むつ市(あまざらし)
青森市(メジャーデビュー当時)
むつ市(〜ねぇママ)
青森市(〜家凸)
青森市??(自宅ライブetc.)

というか歌詞考察の一環にしてもご本人が見たらめっちゃキモがるやつかもしれない…🙏

たかが太陽光の反射に ほだされて定まった決意じゃねえ

リリース前にも書きましたが、“レインボー”という割とamazarashiっぽくないワードチョイスにはずっと違和感を抱いていました。心のどこかで待っていたひねくれ歌詞を見届けられたので僕は満足です。

失敗や困難だらけの僕らだから 僕らだけの景色を描けるはずだよな

僕がamazarashiで一番愛してる「〜でもそれは果たして僕なんだろうか」がこれまたポジティブな言い回しで再登場。

あの時点では仄めかす程度だった希望を、今回は惜しみなく歌い上げています。同じテーマの言い回しで秋田さんの現在地が分かるのは何とも面白いシステムですね。


『アオモリオルタナティブ

アオモリオルタナティブ

アオモリオルタナティブ

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現時点で僕が最も過小評価しているであろう曲です。アルバム内で最後に聴いた新曲なのもあってか、今作で唯一、未だイヤーワーム期が到来していません。


『夕立旅立ち』のようなスッキリした曲かと思いきや、曲調もアレンジも靄に覆われたようで気だるそうですし、キラーチューン狙いじゃなかったのが意外でした。故に思ったほどラスボス感もなく、今のところは「戸山団地の次の曲」という印象止まり。

デモ音源がお披露目されたと聞いてからずっと楽しみにしていたので、これは我ながら意外な心情です。いくら粒揃いのアルバムとはいえ、この曲が一番埋もれることになるとは夢にも思いませんでした。

これに関してはデモ音源やラジオで僕が聴く順番がズレていたら未来も変わっていたのかもしれません。前作で苦手意識のあった『死んでるみたいに眠ってる』ですら半年以内に悪くはねえなぁ期がやってきたので、きっともう少しの辛抱なんだと思います。(?)


ゴリゴリに素晴らしい歌詞なのは秋田日記から知ってるのでいいんですけど、楽曲全体としても早くライブで化けた姿を観て手のひらを返したいですねー。

トラブったら入力から辿れ 最初に言われた 間違いなかった

曲中で唯一、なんのこっちゃ分からない歌詞です。笑 (文脈的にギターの話??)

ひとまず僕は「初心忘るべからず」という解釈をしています。この歌が生まれた経緯も大体そんな感じですし。

くたばる為に生きた訳じゃねえ 歩いた道程を
負けや恥と吐き捨てるな それこそが君の成り立ちなんだから

僕が某曲で「鋼鉄より人肌」の次に好きなフレーズ「途絶えた足跡も旅路と呼べ」の生まれ変わり。2番Bメロ〆というポジションまで一緒です。

鬱屈も増幅すればアートたり得る

これまた「劣等感も自己嫌悪も 底まで沈めたら歌になった」みたいなもんです。『リビングデッド』をラジオで初めて聴いた時から印象付いていた歌詞なので感慨深いです。


ところで、SNSを見てるとこの曲の略称だけバラバラで面白いですね。

僕は無意識に「アオタナティブ」と呼んでいますが、ハイドロポンプに則るなら「モリタナ」が定番になりそうです。


『1.0』

1.0

1.0

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新曲ブーストも落ち着いてきた今日この頃、結局アルバム最強はこの曲だと思います。ロディアスなお経が最高にamazarashiです。とにかく口ずさんでいます。

特に「心さえなかったら」の裏で流れるストリングスのように、主旋律が平坦なサビの後ろで引き立つオルゴール風のリフレイン?が愛おしいです。

アウトロに至っては好きすぎて最寄り駅の発車メロディにしてほしいくらい。


初速がぶっ飛んでいたのはボイコットの『そういう人になりたいぜ』もそうなのですが、「君を守る為世界を終わらせてもいいぜ」とか非リアには眩しすぎて、最初こそ微笑ましく鬼リピしていたのがいつからかめっきり聴かなくなっていました。

同じく心握り潰す系であるこの曲も同じ道を辿るかと言えばそうでもなさそうで、僕の中ではむしろ『命にふさわしい』『たられば』のような永久崇拝ルートに進んでいる気がします。

明暗を分けたのは、曲中で繰り返される「見つかりますように」という祈りの言葉だと思います。1を持っていてもいなくても何らかの立場で共感できるのが大きいのかも。


ほんとのとこ大まかな感想は先月語り終えたので、詳しくはそちらを見てもらえるとm(_ _)m

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『空白の車窓から』

空白の車窓から

空白の車窓から

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amazarashiの中でもとりわけ供給の少なかった眩しい光が今ここに!

元はといえば秋田さんの歌声に惚れてamazarashiにハマった僕は、そもそも暗い歌(便宜上の表現)固執しているわけではなく、人間なので露骨に明るい歌が聴きたくなる瞬間もあります。久々にその需要に応えてくれる一曲が手に入りました。(ハルルソラ昔から好き)

歌詞だけ見るといつも通りのネガティブな単語や展開も散りばめられていますが、特にサウンドの開放感が今までにない次元です。


この曲もまた、アルバムを聴く前に感想文を書いてスッキリしたのでこちらもよろしくお願いします。

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アルバム全体として


Aメロから惹きつけられる曲ばかりで、暇さえあれば韻を踏み、歌声はよりエモーショナルに。

サウンドも洗練されてより広い層に勧めやすくなり、玄人ファンがニヤける秋田日記の詩やデビュー当時を歌う歌も揃っていて、秋田さんもベストアルバムの選曲に困ってしまいそうな充実っぷりです。

新曲が聴ける興奮はいつだって変わりませんが、今作は“ニューアルバム”という作品としては真面目に最高傑作クラスだと思います。


という大前提を書いたところで、とりわけ僕が触れるべきは「この部分〇〇と一緒だ!」が著しく増えた点でしょう。

各曲の感想で取り上げまくった通り、アルバムを通して新旧色んな楽曲が想起させられ、それがキッカケで既存曲を聴き直す機会が増えました。

amzライフが更に充実するようになったのは絶対的に良いことなんですけど、悪く言えばそれは“ネタ切れ”とほぼ同義であって、実は秋田さんにとっては痛いところなのかもしれません。


思えば「でもそれは果たして僕なんだろうか」「せめて特別な人間になりたかった」「一日では無理でも十年を経たならどうか」辺りを境に、本当の意味での衝撃は食らわなくなってしまったような気もします。

それ以降は秋田さんの考え方を学習し続けているのもあって、想像の範疇で「そうきたか」を楽しむのが主になっているというか。

飽和状態というか、頭打ちというかカンストというか。はたまた焼き直しというか集大成というか。

「秋田さんにしか思い付かない言葉」から「秋田さんが歌うことに意味がある言葉」にシフトしているというか。


閑話休題


メメモリの弱点であった後半のマンネリやボイコットで目立った流れのぎこちなさは、アップテンポな新曲がバランス良く差し込まれることで解決されました。

今作のポエトリー曲の少なさは、ポエトリーで強引に流れを変えなくても良くなったということの裏返しなのかもしれません。寂しいもんは寂しいですけどね。


そして『少年少女(2021)』でスイッチが入ったのか、CD音源の荒々しさにも最近は拍車がかかりつつあります。

少し前まではCDがお手本、ライブに参戦して初めて覚醒した歌声を浴びられるものでした。ロストボーイズやアダプテッドなどで歌声が裏返っていましたが、そんなの数年前なら有り得なかったと思います。お得。


逆に一点だけ、ボイコットの方が凄かったと思うのがCメロの爆発力です。

「カーラジオのボリュームを上げてーー」
「それが君でーー」
「そしたら僕の!声も!失くしてた!」
「そこで僕は凍えて死んじまったっていいぜ!」

そりゃあこいつらには勝てないよなと思う反面、今回はAメロや1番だけで充分満足しているからそう感じるのではないかとも思えてきます。

とにかく曲の最初を聴かせるのがサブスク時代を生き残るコツらしいので、時代に合わせた正当な進化とも言えるんじゃないでしょうか。

これに関しては完全に僕の主観なので、amazarashiの思惑や一般的な評価とは全然違うかもしれませんけど…。


特典のボイコットツアーの記事に続きます。人を選びそうなタイトルですが、興味があればこちらから是非🏋️‍♂️

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「ロストボーイズ」ツアーセトリ答え合わせ

※ネタバレ情報のみが含まれます。


こんばんは、ダーレクです。


今年も無事にツアーが始まったということで、先日のセトリ予想の答え合わせをやっていきます。


僕は初日公演には参戦していませんが、自分は7週間も待てる人間ではないと確信していたので全部見ました。ネタバレを感謝するのも変ですが皆さんありがとうございます。

dalek-amz.hatenablog.com


実際のセトリ


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. ロストボーイ
5. 間抜けなニムロド
6. 空洞空洞
7. 僕が死のうと思ったのは
8. あんたへ
9. 夏を待っていました
10. 戸山団地のレインボー
11. 数え歌
12. アオモリオルタナティブ
13. 爆弾の作り方
14. 空に歌えば
15. 1.0
16. スターライト
17. 空白の車窓から


僕の予想


1. 感情道路七号線
2. 火種

3. 空白の車窓から
4. 季節は次々死んでいく
5. 鴉と白鳥
6. 間抜けなニムロド
7. 太陽の羽化
8. 戸山団地のレインボー
9. アダプテッド
10. 遺書
11. かつて焼け落ちた町
12. アオモリオルタナティブ
13. 終わりで始まり
14. 境界線
15. コラボ新曲(仮)
16. 1.0
17. ロストボーイ

※セトリが17曲だったので補欠のニムロドをねじ込みました。


9/17曲で数字上は過半数を超えていますが、アルバム内の落選枠を外して、アルバム外の曲も全く当たらず。このクソダサぶりは正答率0%と言っても過言ではありません。


反省点

①アルバムの落選曲


『かつて焼け落ちた町』『アダプテッド』の2曲がお留守番となりました。落ちるのは多くても1曲だと思い込んでいた僕は少々楽観的すぎたようです。

俯瞰したシリアスな歌詞やネタ枠っぽさ等それぞれ懸念点があったので、個人的にはまあまあ納得できる選曲でした。当ててないけど。


とはいえまだ終わった訳ではなく、ツアーの後半や追加公演(仮)で新たにセトリ入りする可能性も残されています。

ただ、それを考慮すると今度は他の曲が押し出されないかヒヤヒヤしてしまうんですよね…。


②アルバム曲の演奏順


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. ロストボーイ
5. 間抜けなニムロド

かつて焼け落ちた町
アダプテッド

10. 戸山団地のレインボー
12. アオモリオルタナティブ
15. 1.0
17. 空白の車窓から


このセトリ、寸分の狂いもなくアルバムと同じ曲順なんですよ!

今回の外しの中で一番「やられた!」と思ったのがこれです。こんなだるま落としをどうやって予想しろって言うんだ。


従来のリリースツアーでは“必ず”と言っていいほど前後の曲が入れ替わったり、意外な曲がトリに回ったりでシャッフルされた状態でした。

初ライブ「この街で生きている」が唯一の例外で、それでさえセトリに入っていたのは『アノミー』『さくら』『この街で生きている』の3曲のみです。

この街で生きている

この街で生きている

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ところがこの「ロストボーイズ」では急に9曲がアルバム通りに並んでいます。これが偶然とは思えなくて生まれたのがこちら。


「そもそもセトリへの流用を前提にアルバムの曲順を決めていた説」


たられば→命にふさわしい(メセボツアー)、さよならごっこ→月曜日(みらよるツアー)のような、シングル曲がアルバムに収録される際にツアーの曲順をそのまま採用されるパターンが近年はよく見られていました。


今回はそれが発展して、曲順の前借りという形になったのではないかと。

セットリストで裏をかいたのではなく、むしろアルバムの段階でこれ以上ない伏線を張っていたということになります。


何にせよ、アルバムの時点でテコ入れが必要ないくらい完成された曲順だと秋田さんが自負しているっぽいです。それは同意せざるを得ないなあ。


③ポエトリー枠、激減


3曲は入るだろうとポエトリー枠を吟味していたあの時間は全くの無駄でした。これも恐らくアルバムの流れをなぞらえての結果だと思います。

もしかしたら流れを変えるにはオリジナル前口上で事足りると気付いたのかもしれないけど、今までは何曲か入ってたじゃないですか…🥲


秋田さんの中にそういう選択肢が生まれたということは、皆が待ち望むあんなポエトリーやこんなポエトリーが、豊川さんとの掛け合いが楽しみな『生活感』を生で聴ける日が遠のき始めたかもしれないということです。あああああばかあああああああああああああああ

生活感

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④アルバム以外の曲予想、全滅


これがセトリ予想の本番みたいなもんですが、ここに来て過去最低記録を叩き出しました。

ポエトリーに割いた2枠が腐り『鴉と白鳥』&コラボ新曲の当ても外れたので、今回の予想方針ではどっちにしろ絶望的だったかもしれません。

この辺を無視して逆の外し方をする方がきっと後悔していたので、必要な犠牲だったと思います。


それらを除いてこの土俵に提出したのが『季節は次々死んでいく』『終わりで始まり』でした。

てかこれ、よく考えたら地声最高音hiA#が同じセトリに複数入ってる訳ないですね。音域厨のくせに『終わりで始まり』『雨男』『鴉と白鳥』が共存する確率は著しく低いという前提を見落としてました。


以下、選ばれし8曲へのコメントです。セトリ順です。

  • 空洞空洞


元々はメメモリの一発屋で終わると思っていたくらいです。アルバムの2曲目枠は『とどめを刺して』『世界の解像度』など後輩が増え続けていますし。

みらよるツアーでの続投にビビり、記憶が薄れてきた頃にまたしてもビビらされることになるとは。秋田さんの空洞空洞愛を舐めていました。

ベストアルバムが再び作られることになれば、非タイアップ曲の収録筆頭候補です。


どうかしちゃってる感は『アダプテッド』とも共通していますが、ワンチャン入れ替わるならここになるんでしょうか。


  • 僕が死のうと思ったのは


定期的にセトリ入りする“格”なのは知ってて、それがたまたま今年だったという印象です。

みらよるツアーの時に自信満々に予想して外した思い出があります。(しかも直後の夏フェスとアジアツアーには入ってるという)


  • あんたへ


末法独唱ぶりのセトリ入り。バンド編成ではリリースツアー以来です。

『ムカデ』『真っ白な世界』など、「せっかく練習したから続投しとくか」と言わんばかりの楽曲は毎年しれっと紛れ込んでいて、(以下略)

良いとこ突いてるのに「せっかく練習したから」の宝庫であるオンラインライブの重要性には気付けず!なんならこの曲が復活した前例を『終わりで始まり』を予想する根拠としていました。

こういう楽曲は、久々に弾いてみることによって秋田さん自身がその魅力を再認識していそうですね。


あと、この曲が入っていたことで『かつて焼け落ちた町』の落選理由がイントロの不在ではないと分かりました。


  • 夏を待っていました


純粋に願望曲として5年ほど上位にいたので「やったあ」の一言に尽きます。是非とも東京公演まで残っていてほしいですが嫌な予感が…。

|´-`)

空っぽの空に潰される

空っぽの空に潰される

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  • 数え歌


本リリースから5年の時を経て念願のセトリ入りです。僕がこの曲を挙げたら予想ではなく願望になってしまうので無理ゲーでした。

こればっかりは何も知らない状態で食らってみたかった気もしますねぇ。自分の選択なので仕方ないですけど。

この曲の卒業により初登場から5年以上セトリ入りしていない通常曲は『ハレルヤ』『街の灯を結ぶ』『星々の葬列』の3曲に絞られました。


あとは東京公演までセトリに残っていることを僕は祈らなければなりません。『風に流離い』『未来づくり』のように入れ違いで映像化を逃すなんて御免です。

東京での追加公演が確定すればどちらかでは聴けそうですが果たして……。


  • 爆弾の作り方


10周年ライブは画面の向こうで完結していたのが寂しかったので、今度こそ生で浴びるチャンスがやってきたのは願ったり叶ったりです。

この曲こそ「せっかく練習したから」の賜物だと思います。楽曲投票で秋田さんに“歌わせて”いなかったら今回フィーチャーされていたかは微妙なラインだったんじゃないでしょうか。

つまり選挙は大事ってことです。(6〜7月に参院選があります)


  • 空に歌えば

もう1枠は『空白の車窓から』から繋がる予想で『季節は次々死んでいく』の決め打ちです。

タイアップ曲は定期的に顔を出しても怒られないので(?)、我ながら悪くない賭けだと思っています。

噂をすればタイアップ曲、しかし選ばれたのはアニソンNo.2の方でした。

失礼ながら「本当はタイアップの納品期限が迫る中で無理矢理ひねり出した曲なんじゃないか」という考えがこびり付いていて、セトリ予想に含むハードルが勝手に上がっていた曲です。(すっごい失礼)

そんな偏見を嘲笑うかのように毎年余裕でセトリ入りする様は『空洞空洞』と似ています。メメモリ強し。


たしかに冷静に紐解いてみると、イントロ無し、間奏アウトロの三拍子、Cメロの特大ポエトリー、amazarashi最速のBPM、初の豊川さんソロパートなど、どちらかと言うと個性の塊と呼ぶべき曲だったようです。何より「雨は上がっていた」が当時から話題になってたというのに。

今後はこの曲に対する認識を改めようと思いますm(_ _)m


  • スターライト


『スターライト』→『空白の車窓から』という並びには合点がいきます。今にして思えば、僕は『空白の車窓から』の感想でも何度かスターライトに触れていました。

中でも、

「夜の向こう」には既に到達していて、さらに次の夜へ行こうとしている段階とも読み取れますね。

という2曲の関連性を示唆するような文章を残しておきながら、結局このチャンスを掴み取ることは出来ず終い。

それどころか「ただそれだけ」の一致による再考→季節の再来に固執して、「ただそれだけ〜が指してるものは違うから偶然なんじゃね?」と自ら呈していた疑問も見て見ぬふりしています。


とはいえ、自分の思考を上手く使えば絶対に辿り着けない答えではなかった、という発見はむしろamazarashiガチ勢としての自信に繋がりました。(アルバム名予想の「七号線」でも同じこと言ってたような)

そうやってアルバム曲との関連性を探して正解に近づけるのなら、今後の予想がグッと楽しくなりそうです。次回は直感多めで出直します。


某新曲のお披露目が気になる問題


結局セトリ入りはまだしなかった「チ。」とのコラボ新曲。せっかちな僕はとにかく初公開がいつ、どのような形で行われるのか気になりまくっております。

どっかしらの公演で急に演奏しちゃうのか、従来通りラジオでの初オンエアとなるのか、はたまたリリース日までのお楽しみなのか。


5月21日 ロストボーイズ青森公演

6月7日 福岡
6月9日 大阪(リリース21日前)

6月24日 東京(リリース6日前)
6月26日 愛知
6月30日 コラボ新曲リリース


今後のスケジュールは上記の通りです。

いつも通りのラジオ発表だとすれば、東京公演までには初OAされている可能性が高く、ライブで観客を驚かすには大阪以前のどこかでセトリ入りするか、『青森オルタナティブ』のごとく終演後に流されるかの2パターンしかありません。(サプライズに固執するマン)

セトリに入れば曲名が判明し、終演後の場合は公式発表があるまで“無題”ということになります。


なんせ僕の参戦するのが東京公演なもんで、個人的にはどうせお披露目するならタイトルまで明かされちまってほしいと思っています。笑

ヨロコビを分かちあおう!!