こんばんは、ダーレクです。
ついに念願の瞬間がやってきました。あくまでグレーなので声高に言えた話じゃありませんが、今僕らはSTAR ISSUE時代の貴重な音源を聴ける状況下にあります。ありがとうございます。
ここに辿り着くような方ならとっくに知っているかと思いますが、もしも知らないって方は急ぐに越したことはないかと思います。何をとは敢えて言いませんが。
2、3年前秋田さん直々にYouTubeに公開した、あまざらし時代の音源も文字通り一瞬で削除されて、それを転載していた動画も「メッセージボトル」が発売される頃には跡形も無くなっていました。
その件について詳しい経緯を知りたい方は、流石に堂々と引用するわけにもいかないので、是非APOLOGIESに入会して秋田日記2016年5.16〜5.25をチェックしてみてください。
その他にも2014年7.3、10.13や2015年7.10、2017年4.12辺りでもYouTubeに少し触れているので秋田さんのスタンスを知りたい方にはオススメです。
絶滅危惧種だった『Lifester vista』『積み木』という2曲
ファン歴2年半の僕にはSTAR ISSUE時代にアルバムが何枚〜とか詳しい事はまるで分かりませんが、少なくとも今まで出回っていた情報の中で、あまざらしでもamazarashiでもリメイクされてこなかったのがこの2曲です。
CDの話も全くと言っていいほど聞いた事がなかったので、メロディはおろか歌詞すら最近まで殆どの人が知りえない情報でした。現に僕も『あんたへ』の歌詞が登場する?としか聞いたことがなかったですし。
そんな長い間ベールに包まれていた2曲が、インターネットという名のクローン生成装置によって息を吹き返したわけですが、これって冷静に考えて凄いことですよね。
もしも秋田ひろむが100年前に生まれていたらまず起こりえなかった奇跡でしょう。冷凍睡眠とは違ったファンタジーを感じます。
とか夢のまた夢だったからか分かりませんが訳分からんことしか思い付かないので、一先ず感想を書き留めておきたい所存です…。
といっても僕はタイトル通り『積み木』派なので、そっちが中心になるかもしれません。どっちも調は同じなので似たようなもんですけどね(適当)。
何が僕を積み木たらしめたかって、まずはアホみたくメロディアスなところでしょうか。そして良い意味で綺麗事っぽいのがまた沁みます。
『Lifester vista』もそうですが、今になって聴くとあまざらし以前のあの歌い方だからこそ響いてる気がします。めちゃくちゃ失礼な気はしますが、売れていない時代にこれらを歌っていたというのが言い訳じみてて素敵と言いますか。
あと、秋田さんの詩にしては鋭さが無いですし、前述の通りメロディが良いし、ピアノが根幹を担っているので合唱っぽさを感じます。頑張ってアレンジすれば本当に合唱曲になりえるような。
というわけで中高生やその教員の皆さん、合唱コンや卒業式にどうですか。
ところで、この2曲には『あんたへ』や『もう一度』の印象的なフレーズが本当に登場しますが、それが盛大に被ってしまうというのもリメイクが叶わずにいる一因なのでしょうか。
または今更リリースしてもパンチが弱いし…とか悩まれているのでしょうか。そんな時こそ“弾き語りアルバム”ですよ秋田さん!ご検討お願いします!
でもやっぱりお金を払って安心して聴きたい
結局こう思っちゃいます。次のベストアルバムに収録されるとしたら、その頃には僕もおじさんになっているのでしょうか。まるで生き物ですね。
今のところはやはり“借り物感”が拭えないので丁重に聴いてしまうというか、意識的に聴き込む気にはなれないのですが、逆に言えば無意識に聴き続けてしまいます。
「今とは違った良さがある」で全てなんですが、聴く度にそれを言葉にしたくなって、もはや十万行くらい語りたくなって…。
そうですね、まずは音質の違……