雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

amazarashi大好き系ブログ

amazarashi武道館ライブを好きなだけ観れる今日この頃

こんばんは、映像化された「新言語秩序」聴きたてホヤホヤのダーレクです。


当日、ディレイ、ブルーレイと気付けばあのライブの視聴も3回目になりました。


振り返る分には良いライブって感じですね。振り返る分には。

dalek-amz.hatenablog.com


ちなみに音響のせいか分かりませんが、どちらかと言うとディレイビューイングに参加している気分でした。



検閲解除実験


演奏前のテストによるどよめきは本当に凄かったので映像化の際にも是非入れてほしいと願い続けていたのですが、なんと「OPENING」としてちゃんと冒頭に収録されていました。

これだけで満足と言ってもギリギリ過言ではないくらいの喜び。ホントに。


幸か不幸か、当時はあの瞬間が間違いなく僕の中のピークでした。一人で参戦していた僕も思わずニヤけて拍手していたのをよく覚えています。



色々あったの色々


3回目にして念願の家に篭もって武道館ということで、折角なので感じたことを書き留めながら観てました。


全体を通して豊川さんの声が史上最高によく聴こえたのが印象的です。こんなガッツリ歌っていたとは知りませんでした。そんなら初めから聴かせてくださいよ。


ワードプロセッサー』


改めて聴いてみるとなんだかウォーミングアップ感ありますね。


『リビングデッド』📱


必死そうな歌声も聴き取りやすくなって、いい感じの“ライブ音源”に仕上がっていたと思います(何様)。

「白けてくるぜ」も一応吐息が聴こえるようになってました。

あと、豊川さんだけでおおおお言ってたところがあったのは初めて知りました。

そしてあまり関係無いですが、この曲を聴いてたらめちゃくちゃノリノリでドラムを叩く橋谷田さんの姿がフラッシュバックしました。


『空洞空洞』


「リビングデッドで使用した鈴をリサイクルしたくて連チャンでやったんだろうなぁ」って当時思ってました。

ちなみにこの曲と『フィロソフィー』は初登場からライブ皆勤賞を取っていますが(フェスを除く)、果たして今年のツアーはどうなることやら。


『季節は次々死んでいく』


特筆事項無し


『自虐家のアリー』


武道館やディレイではこんなに上手かった記憶ないんですがそれは。

また、どうでもいいですが紗幕の映像に便乗してリリックビデオのコメント欄にいたずら書きしちゃう方々には、フィクションはあくまでフィクションだということを知っていただきたい(唐突なディス)。


『フィロソフィー』


Cメロから激アツだったのを思い出しました。「フィーロソフッ!!」なんかほんとにもう…。


『ナモナキヒト』


当時からベタ褒めしてますが、紗幕の映像がセンスの塊です。誰ですかこれ作ったの。

秋田さんの歌声よりむしろ検閲に鳥肌が立ちます。仮にあれがMVでも僕はまず文句言わないですね。

また、最後に「名も無き人〜」って繰り返す箇所が息継ぎ無しで歌えるようになっていて0.7からの進化を感じました。


『命にふさわしい』📱


この曲も『フィロソフィー』と並んでCメロから凄まじかった曲です。

「光と陰っっ!(足ピョン)」が最高でした。


『ムカデ』


当時は「珍しいけどそれメメントモリでやったんでしょ?」って思いながら聴いてました。

紗幕4枚使った電車がどう見ても湘南新宿ラインなのが個人的に惜しいポイントです。


『月が綺麗』


全曲通して唯一、椅子に座ってペンも持たずに上半身ノリノリでただただ見入っていたもんで、「ああ自分はこの曲が好きなんだなぁ」ってしみじみと感じていました。

特にアウトロには心が洗われます。

あと、個人的には紗幕の映像が『ナモナキヒト』の次に好きです。Cメロの「気が狂うほど積んでは崩し〜」のリリックや「えーえーえーえー」の月の破壊力は病みつきになります。


『吐きそうだ』


虚無病ライブより紗幕の秋田さんが妙にリアルで悪く言えば気味が悪いのですが、そんなことより豊川さんのコーラスが美しすぎます。サビやアウトロをループして睡眠用BGMにしたいレベル。


『しらふ』


「ぬけぬけとどっk属して」が殺されてしまった…。


『僕が死のうと思ったのは』


全曲通して唯一、椅子に座ってペンを持ちつつそっぽ向いて音だけ聴いていたもんで、「ああ自分はこの曲がどうでもいいんだなぁ」ってしみじみと感じていました。

隅田川』と並んで“世論の割にどうでもいいと思ってる曲”なのかもしれません(無慈悲)。


性善説


心の中で「うっせぇ!」って叫んだ一曲。本当に会場でのパワーは凄まじいものでした。

しかし、そもそもどのライブでも安定して凄まじい分、今回が特別良いとか感じるわけでもないのが玉に瑕。


『空っぽの空に潰される』


好きな曲である分、「武道館の秋田さんがこんなに上手く歌ってたはずが無いんだよなぁ…」ってガックリ来てしまいました。

ちょこっと噛んだところを修正されるとかそういう可愛いもんじゃなくて、総入れ替えされてる勢いであの時とは別物と化しています。

あの“秋田さん頑張って!”感が完全に消え失せて、これじゃあただの『空っぽ空に潰される(2019)』です。

もちろん商品としてはそうするのが正解に決まってますが、本物を知ってる身としては正直寂しさが勝ってしまいました。

ってこれめちゃめちゃマウンティングですね。ごめんなさい。


『カルマ』📱


性善説』と並んでライブでの破壊力を見せつけられる一曲。まあそもそも拍子やメロディが似通っていますしね。

ちなみに画面越しに観るより光った時の会場が明るかったのですが、それに気が散った話は昔したのでもういっか。


『独白』📱


安定の大トリ。「希明からマイクを受け取った」からの入りが本当に鳥肌。

「だが現実の方がよっっっぽど無慈悲だ」も鳥肌。

「嬉しくて嬉しくてたまらなかった言葉」も鳥肌。

最後の「言葉を!言葉を!………取り戻ッせ!!!」も衝撃的でしたし、その後の客席を見回す秋田さんもそれはそれは…。


ちなみに当時はエンドロール後に『スターライト』をやることを普通に期待していて、すっからかんの箱を目の当たりにした時は思わず唖然としてしまいました。

これがクライマックスならエンドロール前に一旦バッドエンド読んで…とかそういう工夫が欲しかったものですが、それはそれでヘイトが溜まりそうですね。




なんだかんだ言葉を取り戻せなかった秋田さん



物心ついた私は██で████で



は?



ライブ映像ですら、紗幕の歌詞ですら許されず、「物心ついた私は白痴でキチガイで」が未来永劫NGワードになることが確定してしまいました。

「クズにろくでなし」や「ゴミ屑」「社会不適合者」とは一体何が違うのでしょうか??



この物語はフィクションであり 実在する事件、団体、人物とのいかなる類似も必然の一致だ


だが現実の方がよっぽど無慈悲だ \_(・ω・`)ココ重要!


あー言葉狩りや再教育もフィクションで良かった(すっとぼけ)




そういやスマホの演出なんてあったよね


感想の中でスマホ演出を使用した楽曲には📱を付けといたのですが、『リビングデッド』『命にふさわしい』『カルマ』『独白』のたった4曲。

家でゆったり観ている皆さんはお忘れかもしれませんが、当時の参加者、少なくとも僕は「次はいつ使うんだ?」「次はいつ使うんだ?」ってアンテナを張りっぱなしでした。

そうやって気を散らせて疲れさせた結果があんだけってどういうことでしょうね。

なんだか虚無病ライブの『カルマ』や『僕が死のうと思ったのは』の紗幕が雑だったのと似てますよね。時間足りなかったのかな。



ところでトレーラーの勢い凄くないですか


まだ8万か。

おお28万。

ああええもう38万?

うわっ『それを言葉という』抜かしよった。


って感じでムクムクと再生数を伸ばす武道館トレーラー。

youtu.be


一口サイズなのも人気の一因なのでしょうか。

ともかく注目度は「理論武装解除」の比じゃないようですね。売り上げどうなるんだろ。


という訳でせっかくの武道館、amazarashiファンは必聴なので皆さんも是非確かめてみてください。ってそもそも観てない人がこんな記事読まないか。