こんばんは、ダーレクです。
実はブログを始めて2本目に「その時マイブームだった曲を紹介する」って記事を書きまして、
そろそろ半年経つし元号も変わったということで、この機会に第二回をやろうと思った次第です。
- はじめに
- 01.リビングデッド
- 02.独白
- 03.命にふさわしい
- 04.月が綺麗
- 05.月曜日
- 06.ナガルナガル
- 07.たられば
- 08.さくら
- 09.季節は次々死んでいく
- 10.風に流離い
- おわりに
はじめに
『パーフェクトライフ』と『ハルキオンザロード』は僕が好きすぎて殿堂入りしたので対象外となっています。
また、新曲補正がズルいので今回は2019年リリースの曲にはお休みしてもらいました。
ちなみに幾つか編集中に入れ替わる曲もありました。『多数決』や『バケモノ』には予めお詫び申し上げます。
01.リビングデッド
とりあえずこの曲を挙げないと嘘つきになってしまいますね。
amazarashiのダークな部分だけ抽出しましたみたいな歌詞と、大胆かつ新鮮なサウンドが僕の心に風穴を開けました。
永遠なんてないくせに 永遠なんて言葉を作って
無常さにむせび泣く我ら
後悔も弱さも涙も 声高に叫べば歌になった
涙枯れぬ人らよ歌え
サビの歌詞はどれも秀逸で文句のつけ所がありません。また、裏声の出し方がサビごとに微妙に違うのも飽きを減速させている一因だと思います。
02.独白
「言葉を取り戻せ」というフレーズには未だに違和感を覚えていて、ぶっちゃけ歌詞はそんなに気に入っていませんが、秋田さんの気迫と綺麗すぎるピアノやコーラスが好きすぎました。
1番の間奏や2番「この物語はフィクション~」以降の伴奏なんかはよく頭の中に流れてきます。
とはいえ現状の検閲解除版は低音質ですし、検閲済みは論外だし、ライブ音源は気軽に聴くには重すぎるので、早いところCD音源の高音質なやつが欲しいところです。
おい、ニューアルバム!
↑こういう時に検閲済みしか貼れないの絶許03.命にふさわしい
「amazarashiの“最高傑作”とは何なのか」で僕が挙げたこの曲が前回に引き続きランクインしました。
一言で言うなら無駄な歌詞が一切無いんですよね。
心を失くすのに値した その喪失は
喜びと悲しみは 引き換えじゃなかったはずだ
道すがら何があった? その答えこそ今の僕で希望なんて いとも容易く投げ捨てる事はできる
心さえなかったなら
サウンド面も、例えばドラムだけ見ても1番2番3番と個性があって6分とは思えないボリュー厶ですし、
虚無病時代の名残で若干ザラついている歌声も絶妙な味わいを醸し出しています。
僕が初めて新曲として聴いた曲でもあるので、個人的になかなか思い出深い一曲です。
04.月が綺麗
5thシングル完全制覇です。だって凄いもん。
フラゲ日に聴くまでは裏声とピアノが沁みる静かな曲をイメージしていたのですが、真逆とまでは言わずとも随分かけ離れた宇宙チックな曲でしたね。
重力に縛られた僕が あの星へ行く為の言葉
国道に寝転んで ところで今夜は月が綺麗
最後のこのフレーズ、恐らく意味は理解していませんが何故か好きです。幻想的な発想と“国道”という現実的な言葉のギャップでしょうか。
ところで武道館ver.では「十六に縛られた僕が」って聴こえるので無駄に想像力が働いてクスっときてしまいました。笑
サビが超盛り上がる曲ではないのでライブ映えこそ難しいですが、アウトロの美しさは武道館でも健在でしたね。また聴けるといいなぁ…。
05.月曜日
この曲も『命にふさわしい』と同じく2度目のランクインです。
第一印象は「あれ、微妙じゃね?」だったはずがいつの間にかハマっていました。しかも月曜日の友達を読むよりも前に。
普通にも当たり前にもなれなかった僕らは
せめて特別な人間になりたかった
特別な人間にもなれなかった僕らは せめて認め合う人間が必要だった
それが君で おそらく僕で ゴミ箱にだって あぶれた僕らで
僕にとって君は とっくの昔に 特別になってしまったんだよ
Cメロ~ラスサビの流れが僕のお気に入りです。
僕の中では「エモい」の3文字で片付いてしまう曲なのですが、その3文字に膨大なメッセージと感想が詰まっているイメージです。
他の曲よりも感覚的な“好き”なので説明となると難しいですね。
06.ナガルナガル
この曲、amazarashiで一番ノリやすくないですか?
なんか定期的にハマるんですよね。普通にamazarashiっぽい歌詞と謎にポップな曲調が合わさって、応援歌のような何か不思議な曲になっています。
いやー言語化難しいなぁ。好きなんですよとにかく。
07.たられば
歌詞がいいのは元から知ってるし、メロディーがキャッチーなのも周知の事実で、今更特筆事項もない名曲です。
もしも僕が天才だったなら たった一つだけ名作を作る
死ぬまで遊べる金を手に入れて それこそ死ぬまで遊んで暮らす
何気にこの掴みのフレーズが好きです。初めて聴いたら絶対「えっ!?」ってなりますもんね。そっから王様のコンボでサビに繋がるとか天才か。
そう考えると名作一つで死ぬまで遊べる金が手に入るかは運任せな感じもしますね。もっともっと運が良かったら秋田さん今頃遊んで暮らしてたろうに。
ところでこの曲が主題歌の映画「青の帰り道」が各地で再上映されているようです。もしもつまらなかったら僕を殴っても構わないので是非お見逃しなく。
08.さくら
一定の周期でめちゃくちゃ沁みる不思議な曲です。
畳みかける系の中でも比較的内容が入ってきやすい部類だと思います。優しいメロディーだからでしょうか。
特に好きな歌詞を引用して紹介しようと思ったのですが、いざ見返してみると全てが等しくいい感じなので困ってしまいました。
他人事なりの共感というか、あーわからなくもないよそれ、みたいな歌詞ばかりで絶妙に胸が苦しくなります。秋田さんの歌声もそれを引き立てますね。
最後に叫ぶ「うあ゙ーああ!!」からは、あまざらし時代さながらのエネルギーを感じます。
09.季節は次々死んでいく
僕自身“アニソン”という先入観であんまり好んで聴くことは無いのですが、たまにシャッフルして耳に入ると「いい曲だな」って思います。
その魅力の一つはやっぱり豊川さんのコーラスでしょう。秋田さんのロックがより一層華やかになっています。
拝啓 忌まわしき過去に告ぐ 絶縁の詩
最低な日々の 最悪な夢の 残骸を捨てては行けず ここで息絶えようと
後世 花は咲き君に伝う 変遷の詩
苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも
シンプルに完成度の高い歌詞ですよね。文字数が制限された中で完璧と言って差し支えない言葉選びだと思います。
きっとタイアップ無しでもamazarashiの代表曲になってたんだろうなあ。
10.風に流離い
僕は2016年にamazarashiに出会ったのですが、この曲を聴きながらモクローの性格をリセマラしていたのを今でもよく覚えています。
昔は夢もあるにはあった その夢が枕元でほざく
「おまえじゃ駄目だこの役立たず 特別と思うなゴミ屑」
この救いようの無い絶望で悲観的なサビに繋がるのが本当に好きで、落ち込んでいる時にも逆にお世話になっています。
でもメロディ自体はかなり単調なので、コーラスあってこそのサビかもしれません。
おわりに
第一回でも吐露しましたが、どうもこの企画は疲れます。
好きな曲と言っても絶対的なランキングではなく、気まぐれに左右される程度のもんなので特に古い曲の入れ替えが激しかったです。
一方、2018年の曲は全てランクインする異常事態。未だに新曲補正が続いているのか、編曲技術などが向上しているからなのか…。
それ故に、5選くらいに狭めると隠れ名曲に辿り着けず終いになる可能性もあって参っちゃいます。
それでも懲りずに第三回もやると思うので、また年明けくらいにお会いしましょう。