雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

【※全力ネタバレ※】ボイコット東京公演2日目も凄かったぞーー!

こんばんは、ダーレクです。


最高の思い出から二夜が明けました。今夜は福岡公演ですね。

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誰も明かりを持たねば…?(記憶喪失)


放心状態で「やばい」しか言えなかった理論武装解除やボイコット初日に比べて、今回は“楽しむ”というベクトルでとても充実したライブでした。めっちゃ楽しかった。

そして今回は「境界線のメロディ(特にCメロ)をめちゃくちゃ覚えてくる」というミッションを自分に課して挑んできました。(なお作った音源は手違いで消滅した模様)


会場到着〜私は私の夢であり誰かの夢ではない

ちなみに抽選は両方ともD賞でした★

今回はAPOLOGIESブースにも用がないので開演ギリギリに着けば良かったのですが、居ても立っても居られずに結局15時に会場へやってきました。

隣接する巨大なモールで無限に時間を潰せます。何なら歩ける距離にららぽーと豊洲もあります。凄いぞ有明ガーデン。

そういや東京ガーデンシアターって4月のオンラインライブまで聞いたことなかったんですけど、去年オープンしたばかりの施設らしいですね。この辺に住めたらQOLもぶち上がりそうです。

QRコードから同じオリジナル壁紙を確認した後、会場横のタリーズで課題をやって時間を潰しました。店員さんがもれなく可愛かったので来世はここで働こうと思います。


さてさて開場時間だし様子見てみるかなと外へ出ると、入場列が既に初日とは比べ物にならない程スマートではありませんか。

もはや列と呼ぶまでもなく、パラパラと参加者が中へ入っていきます。僕もさっさと入場することにしました。

アルコール体温チケット缶バッジを済ませて、いざ第1バルコニー1Hブロック4列3番へ向かいます。東京ガーデンシアターのエスカレーター初乗りでした。


着席したのが恐らく開演30分前。紗幕のプロジェクター前の定点カメラ、ステージ前に敷かれたレールとクレーンみたいなやつも発見。直前に「撮影するからお客様映り込むかも」ってアナウンスもあったので今回は映像化の期待大です。

ちなみにこのクレーンみたいなやつが曲中にちょいちょい紗幕の右端で煩わしかったぞ!早くその映像見せてくれ!


「会場内じゃ2Fなのにチケットには3Fって書いてあるの紛らわしいよね」って会話を隣の人と交わしつつ、モンストやTwitterの現地中継をいいねしまくって時間を潰していると、

25分前頃でしょうか。紗幕の向こうで人影が動いたりギターやドラムの鳴る音がします。すぐ止んでまた静かになりましたけど、全観客の心がザワザワした瞬間でした。


ギリギリに入るとこういう「おっ!」を楽しめなくなるので、やはりライブ参戦時には余裕を持って、30分前には席に着いているとお得かもしれませんね。まあコロナ禍で勧めるのもあれですけど。


満を持して開演5、6分前に「私は私の〇〇ではない」がスタート。(前回10分って書いたの記憶違いですね多分)

腕時計と紗幕を交互に眺めつつ、なんやかんやで1曲目が始まります。


セトリ

1. 拒否オロジー
2. とどめを刺して
3. 境界線
4. 帰ってこいよ
5. 初雪
6. アルカホール
7. 水槽
8. 抒情死
9. マスクチルドレン
10. 馬鹿騒ぎはもう終わり
11. 世界の解像度
12. 独白
13. 千年幸福論
14. そういう人になりたいぜ
15. 未来になれなかったあの夜に
16. 夕立旅立ち


『真っ白な世界』『ライフイズビューティフル』がそれぞれ『初雪』『千年幸福論』になりました。

なんてったって特筆すべきは『初雪』ですよ!この曲死ぬほど珍しいよなってlive historyを遡ったら、映像作品じゃない方の「0.7」(2012.11.30)で一度だけ披露されて以来。つまりamazara史で2回目ってことです。大事件だ!


各楽曲の感想


前回のアリーナ席よりもスピーカーが近くて秋田さんの声の比率が上がってました。サビで熱が入ると音割れしたりも。まあ“殆ど”の曲ではそんなの気にならないくらい最高でしたけどね。

「空に歌えば」のジャケ写みたいに大反りする秋田さん、曲終わりの暗転前にそそくさと水飲みに後退する秋田さん、眩しく照らされた下で何度も秋田さんの方を向くニコニコ豊川さんなど、

印象的なシーンは数多くありますが、紗幕と歌唱以外はどれがどの曲だったのか全く覚えていないのが僕の感想です。よろしくお願いします。


歌詞ミスは今回ほぼ無かった気がします。その代わり音程の運びは前回の方がシャキっとしていたような。


1. 拒否オロジー

夕立旅立ちの確定演出も担当するであろうスタッフさんが初めから箱の隅に座っていた事が判明。秋田さん視点で右後方、豊川さんの真後ろです。性別不明。

「ボイコットツアー2021!東京ガーデンシアター!青森から来ました!amazarashiです!」

相変わらずの激アツ演奏でした。僕もこの後シャワー浴びながら熱唱しました。


2. とどめを刺して

「失望したって君が言う時」から今回はしっかり歌っていました。全曲通して一番秋田さんが動くのはこの曲だと思います。思い返すだけでニヤニヤしちゃうので多分間違いないです。


3. 境界線

全神経を研ぎ澄ませて聴きました。終演後の音源より視覚的な補助もあって印象に残りやすいけど、この後13曲も流れ込んでくるので結局忘れちゃうんですよねー。


4. 帰ってこいよ

「幼い頃に遊んだ校↑舎の壁が」ってオリジナル音源ではhiAに上がらない箇所が、弾き語りでもこのツアーでも必ず上げられていて原曲厨の僕はちょっぴりむず痒い思いをするのでした。「帰ってーこーいよー」の力強さがたまりません。

よく見たら意外とMVを流用しているわけではない、、?


5. 初雪

「セトリ変わるなら真っ白な世界か馬鹿騒ぎだろうな〜」と予想していたので、特に息を呑んだ待ち時間でした。イントロに気付いた瞬間は真面目に脳みそがバグったかと思いました。

サビの裏声はやっぱり歌いにくそうなんだけど、貴重な機会的な意味で感動するとは思ってもみなかったので光栄です。ありがとうございます。

雪の結晶フォントとか全体的な雰囲気とか真っ白な世界の紗幕にそっくりでした。多分同じ人が作ってます。こちらもありがとうございます。

この拍手をずっと続けていたいなぁと思いながら、泣く泣く両手を再び太ももの上へ。


6. アルカホール

前回のような大やり小やりもなく、無難にいい感じでした。紗幕が良いからボーっとしてるとそっちに意識が飛んじゃうんですよね。

座席の関係上「ア ア ア アルカホール フォール」のハーモニーは前回の方が圧倒的に良かったです。あの部分ハモリが主役みたいなところありますからねぇ。


7. 水槽
8. 抒情死

抒情死思わせぶり前口上中にイントロ始まる水槽からのやっぱり抒情死。「アイデンティティ⤵︎ ︎が」のフォール感(?)を今回の方が感じられました。


9. マスクチルドレン

最終hiAポイント「犠牲になっ↑て↑くれー」がお疲れ気味で上がりきらず。メセボの奇跡のラストが無修正で収録されてたのでこのパターンも円盤でそのまま聴けるかもしれません。


10. 馬鹿騒ぎはもう終わり

感動①。特にメロディがぶっ刺さって僕が今年一番聴いている楽曲です。

イントロの初っ端を弾きそびれていました。2番サビ後一発目の「馬鹿騒ぎはもう終わり」が同歌詞のMVPだった記憶があります。


11. 世界の解像度

みんな間奏とかすっげー楽しそうに演奏してるんですよね。極端に言うと『とどめを刺して』は秋田さん一人が盛り上がっていて、こっちは全員で楽しんでいるイメージです。

初めてCDで聴いた時はamazarashiっぽくないメロディーだなぁと思ったものですが、もう既にライブ定番曲の匂いがします。絶対またこれ選びたくなるでしょ秋田さん。


12. 独白

「おっ、今日の独白は一味違うなぁ!」と興奮したのも束の間、秋田さんのボルテージが高まるにつれて武道館超えの叫びも何度か聴けましたが、その分だけ音割れも本格的に。2番のサビがとりわけしんどかった記憶があります。


13. 千年幸福論

さてさて3連コンボのラストはライフイズビュ…ん?前口上で「千年」って前回言ってたっけ?「美しい人生」みたいなワード入ってたよね?間もやたらと長…おっここで千年幸福論!?

『ライフイズビューティフル』を彷彿とさせる作りの映像でした。入れ替わりだからわざと寄せたんだと思います。粋ですね。

「千年続く幸福をーーお゙↑ーーー!」で胸がキュッとなりました。


14. そういう人になりたいぜ

感動②。アルバムで初めて聴いた時の衝撃を思い出しました。

あまざらしタイムの1番、「確かな暖かい宝物積み上げたら」の紗幕がテトリスみたいな2番、そして確実に畳み掛けてくるCメロ。感情の移ろいを満喫できるいい歌です。


15. 未来になれなかったあの夜に

あんまり大声で歌うもんだからスピーカーも張り切っちゃって…
未来になれなかったー!あのー夜にー!
耳が死ぬ!!!


ここだけは流石に「ジャイアンの歌ってこういう感じなんだろうなぁ」と思いましたね。うぎゃーって苦笑いで聴いてました。


16. 夕立旅立ち

感動③。理想と現実だ、この世界がどうだ、ってやつも破壊力があって大好物ですが、それこそこういうエンディングテーマっぽい歌でライブを締めくくるのも憎いですねぇ。

最後に明るくぶっ飛ばす感じが『スターライト』とそっくりです。今後のライブでは枠を奪い合うことになるのかも。

秋田さんが何処かで「amazarashiっぽくなくて普遍的だけどいい曲」みたいに表してたけど、僕の中でもまさにそんなポジションです。故郷を想う温かい名曲です。


「別れの曲です」

「あなたの行く先に光を!夕立旅立ち!」


でもこの前口上は紛らわしくないですか?笑

『あなたの行く先に光を』っていう新曲かと思って一瞬ビビったのは僕だけじゃないと思います。『悲しみ一つも残さないで』『そういう人になりたいぜ』があるなら全然ありそうですもん。

暗転したまま『境界線』の音源が流れて〆です。


『境界線』のメロディめちゃくちゃ覚えてくるチャレンジ

youtu.be
↑当時の『境界線』がYouTubeに公開されたみたいです。この時からMVのキャラクターもいたんですねえ。


あんだけ意気込んで作ったのでとりあえず貼るんですけど、特にBメロCメロの完成度が怪しくてかな〜り恥ずかしい代物です。

元は数ヶ月後の僕が「ここ合ってる、ここ全然違うw」って嗜む用だったのでそんなノリで聴いてもらえたら…。


流れとしてはイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロです。

以下補足&言い訳

  • イントロ(0:00〜)

本当に申し訳程度の4音リピート。楽器が違うので雰囲気はまるで別物ですが、音は外してないと思います。こんなに短くはなかったかなぁ、意外と早く歌い出す印象です。

  • Aメロ(0:03〜)

ドラムのズンチャッチャ含め、流れは大体合っているはずです。こことサビ以外のドラムはメトロノーム代わりに鳴らしているだけです。

  • Bメロ(0:24〜)

入った最初のフレーズは合ってて、その先はかなり曖昧です。「レミレミファ#ファ#〜」が何回繰り返されていたのか、サビへの繋ぎも5文字だったことしか思い出せません。なんかぶつ切りで急にあのサビが始まるイメージは残ってるんですけどねー。

  • サビ(0:45〜)

86のPVから大方パクってきたので相対的にはいい感じです。逆に言えばPVで聴こえなかったところは誤魔化してたり。

本当はこの後に捻くれた間奏がありますが無理なので割愛。前回は食い気味に2番が始まるって書いたけどむしろ逆にワンテンポ遅れた歌い出しでした。(言葉で伝わる訳ない)

  • Cメロ(1:30〜)

あまりにも思い出せませんでした!!

フラゲ日までお預けだから一番覚えておきたかったのに、そもそも曲中で一度しか聴けなかったり、直後のラスサビが無駄にキャッチーすぎて記憶が上書きされちゃうんです。

前半は低音ばかりで聴き取りづらく、中盤もまた高くなりつつも掴みどころのないメロディで、「音程が大体この辺にいた」というイメージを基に手探りでなんとなく音符を置いたので、もはや僕のオリジナル曲になってる説もあります。

一応(1:48〜)の「僕が許ーせる 僕↑をーーー」「お↑ーおーーー」「お↑おーおーおーーーーー」の頭おかしいリズムだけはそこそこ再現できているはず!


んで、そこから皆でジャンジャカ間奏やって「境界線の向こう側で 足掻く人々 嘆く人々」って静かなラスサビに入ります。

1番の「己の心か」にあたる部分が「人たりえたのか」で、これですら前回は「人+ひらがな7文字くらい(疑問形)」っていう紗幕のふんわり記憶しか出来なくて苦悩していました。才能不在。

「存在価値はいつだって 自分の中 個々に宿る」(ここだけ無駄に覚えてる)



まとめ


ボイコットの1〜3曲目と『世界の解像度』はこのツアーで僕の評価が爆上がりしました。


「さっさと中止にしてオンラインライブやりまくった方がいいでしょ」と思っていたあの頃の僕はいずこ。互いの金銭的にはそれが真理でしょうけど、生ライブは全身で感じる爆音や温かい拍手で空気感がガラッと変わります。

ツアーを全国追っかけるガチ勢が存在する理由もよく分かりました。セトリの変更とかMCの言い回しとか思わぬハプニングとか一期一会なものは全部見届けたくなりますよね。


次に僕がライブに参戦できる日がいつになるかは分かりませんが、とりあえずはこのツアーの映像化を気長に待つことにします。今後の公演に参加する方の感想も楽しみにしています。

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