雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

【※全力ネタバレ※】ボイコット追加公演2日目を観納めました……

dalek-amz.hatenablog.com

↑「私は私の〇〇ではない」の数、ちゃんと合ってたみたいです。


僕にとってのボイコットツアーファイナル公演でした。ダーレクです。


開演前


前回のB賞に引き続き、どういうわけか今日はC賞が当たりました。

これってもしかして会場のキャパと当選数ってあんまり比例してないんですか?だとしたら箱が小さくなるほど当たるのも頷けますけど…。

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画像だけだとセトリカードをイメージしますが、実物を受け取ってみるともう一回り小さく、パスネットを彷彿とさせるサイズ感でした。(伝わるか?笑)

(電車大好き幼稚園児だった僕が時々おばあちゃんから譲り受けていた、PASMOSuicaよりも前の時代に活躍していた定期っぽいカードです。ぶっちゃけ僕も詳しくは知りません。笑)


1階12列10番→1階14列3番と、ただでさえ左寄りだったのが更に左斜め後ろにスライドさせる意地悪イープラス。左隣が空席でした。とはいえ1階席は全体的に9割以上埋まってる勢いでしたね。


そして今日も大掛かりな撮影用カメラは見当たりませんでした。


セトリ


1. 拒否オロジー
2. ヒガシズム
3. 境界線
4. 帰ってこいよ
5. 真っ白な世界
6. 少年少女
7. 水槽
8. 抒情死
9. マスクチルドレン
10. 馬鹿騒ぎはもう終わり
11. 世界の解像度
12. 独白
13. ライフイズビューティフル
14. そういう人になりたいぜ
15. 未来になれなかったあの夜に
16. 夕立旅立ち


昨日が『初雪』『千年幸福論』だったので、まあそうなるよねってセトリです。


従来の追加公演は曲数も増えて純粋にグレードアップする事が当たり前でしたが、今年のツアーは、というかシングルの曲数でも疑問を抱いたんですけど、とにかく勿体ぶってる印象が強いですね。

もちろん4月の「APOLOGIES 雨天決行」も例に漏れず。


セビロニハナとかで全然いいからもうちょっと聴きたいのが本音なんですけどねぇ〜。

セビロニハナ

セビロニハナ

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


各楽曲の感想


全体を通して冷静に「歌上手いな」って思わされる曲が多かった印象です。膝が付きそうなくらい屈んでギターギャンギャンする秋田さんが何度か見れました。ドラムがよく響く席でした。

そういえばこのブログでベースのタケさんに言及した事ないと思うんですけど、縁の下の力持ちなのは存じ上げております。“結構動く出羽さん”みたいなノリ方でいつも楽しく見てます。


『拒否オロジー

青いライトが直撃する席でした。理論武装解除の空に歌えばが懐かしいなぁ。


『ヒガシズム』

1日目はやむなく秋田さんに注目したので、今回は紗幕をしっかり眺めてみました。すると、、、

紗幕「身に纏う証明」
秋田さん「身に宿す証明」←ラスサビの歌詞

自信満々に歌詞ミスしてる〜。ヒガシズムの歌詞は初めて聴いた5年前からずーっとうろ覚えで生きてきたので、紗幕を見てなければとても気付かなかったと思います。


『境界線』

セトリの中で唯一、公演を追うごとに段々弱ってる気がする曲です。

それでもサビに入った時の「あ!境界線のサビに入った!」感はライブでしか味わえない一期一会の快感です。後でYouTubeのライブ音源聴いてみてもダメでした。音響ですかね〜関係してるの。


『帰ってこいよ』

「転がるから擦り減るのか、擦り減ることで転がるのか」的な前口上好きです。4回聞いても一字一句覚えるのはキツいけれど。最初に(秋田さんから見て)右側にちょこっと咳払いしたのもここでしたっけ?

「好きーにしろ!」直後の一瞬のムーブメントが激エモでした。


『真っ白な世界』

初日ぶり。あの日は裏声に伸びしろがあった気がするけど、今日は完璧に近かったと思います。


『少年少女』

「彼女 ッはきっともう戻らない」

「思゙い゙出゙な゙ん゙でい゙ら゙ね゙え゙よ゙💢💢」

紗幕がいつものアレなので、目の錯覚で秋田さん達が上昇しているように見えてくると草が生えます。


『水槽』

「あれが世界の果てだ」からアウトロに入る一瞬の間が最高でした。稲妻みたいな鳥肌が走りました。

紗幕の↑歌詞がすーっと上方に浮かんでいく演出もいいんだよなぁ。


『抒情死』

今日の歌い出しアイデンティティは満足度高めでした。後半すごい頑張ってた印象。


『マスクチルドレン』

今日は圧巻のCメロに痺れつつも「理想叶える為犠牲になってくれ」までしっかり歌えてました。今日上手いなって確信してこの辺から安心してます。


『馬鹿騒ぎはもう終わり』

イントロのアコギ捌きが経験を重ねてどんどん上手くなってる気がします。馬鹿騒ぎ厨の僕でさえ、音程もリズム感も文句なしでした。

サビ後の「馬鹿騒ぎはもう終わり」のメロディはamazarashi屈指の難所だと思ってるんですけど、今日はここでさえスムーズに実力で歌い上げてました。

豊川さんのユニゾンは今まで期待していた程聴こえない事でお馴染みだったのが、「それぞれの人生に戻るの」だけ急に覚醒したクソデカ豊川コーラスがぶっ刺さってきて死にました。あれだけは流石に尊死。

故に過去一音源化してほしい馬鹿騒ぎなんだけどカメラなかったよなぁ…。

アウトロ担当が秋田さん豊川さんの2人なので、「せーの」で余韻を切っていました。ここかわいい。


『世界の解像度』

相変わらず前口上がギターの音に掻き消されて聴き取れない部分が多いです。笑

ステージ横の照明がグルグルとどこかに行きがちなのでステージ上の5人が比較的見やすい曲なんです。

Cメロで熱入りすぎてクライマックスがほぼ上擦りっぱなしでした。


『独白』

この曲だけは毎回聴く度に「今回のが一番凄いな」って思わされています。特に2番のサビには魂を揺さぶられました。

「再び 私達の手の中に!」を皮切りに一気に盛り上がるとこあるじゃないですか。ライブ通してあそこの豊川さんが一番楽しんで暴れてました。


『ライフイズビューティフル』

これまた初日ぶりのライビュです。気合が限界突破してちょっと上擦っていたかも。


『そういう人になりたいぜ』

「僕は あーんまり」

井手上さんがスポットライトに一切照らされず、一人だけ棒立ちのお留守番だったことに今更気付きました。なんだよあれめっちゃかわいいじゃないですか。


『未来になれなかったあの夜に』

MCは「ツアーはもう少しで終わり」「ここまでやってこれてホッとしている」的な内容から始まり、後半は先日のインタビューの一節と酷似していました。

okmusic.jp

───この10年間で出会ったリスナーに向けて、改めてメッセージをいただければと思います。

昔から応援してくれている人、最近好きになった人、あの曲だけ好きだという人、昔好きだったけど聴かなくなった人、(中略)離れていった人も“まだamazarashiやってんのかよ”くらいの感じで再会できるように、(以下略)

「まだやってんのかよ」って思ってくれたら嬉しいです、的な。

いい事言ってるところ申し訳ないですが、まだやってんのかよ勢がこのライブ会場にいるわけないだろ!って内心突っ込んでました。笑笑


曲の方は例のごとく無難にめっちゃ上手かったです。終盤の熱が特に凄まじかったですね。


『夕立旅立ち』

もはやライブはみらよるで終わっていて、エンディング曲が流れてるなぁという気分で聴いています。

9月の2公演では純粋にフィナーレを楽しめていましたが、前回と今回は名残惜しさが圧倒的に上回っています😢


楽しい気分になれるから来年以降のライブでも聴けるといいな。

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結局アートワークは何種類あるんでしょうか。

退場曲は『祈り』『令和二年』に加えて『曇天』もあるみたいですね。エスカレーター待ちで聴こえてきました。更にその次があったかは一生の謎です。


ところでライブ終わりの22時、中島美嘉さんの『僕が死のうと思ったのは』がTHE FIRST TAKEで公開されたそうですね。僕も最後の一杯代わりにこれ聴いて寝ます。

youtu.be

『少年少女(2021)』は結局お腹いっぱいで未だ温存中です。あまざらしっぽいとかアレンジが〜とか評判もかなり良いみたいなので楽しみです。