雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

【情報解禁ktkr】ニューアルバムの正体は「七号線ロストボーイズ」でした

ダーレク!(自己紹介)

twitter.com

待ちに待ちに待ちに待ったニューアルバムのお知らせです。もっと待たずに済んで本当に良かった。


“2年ぶりのオリジナルアルバム”ということはフルアルバム扱いのようですね。一昨年のEPといい目新しい呼び方が流行ってるのかも。


↓上2つは主に予想の反省会です。

dalek-amz.hatenablog.com

タイトルについて


お待ちかねのアルバム名は「七号線ロストボーイズ」でしたね。まさか注目すべきは青森オルタナティブではなく『ロストボーイズ』だったとは。


なお、個人的にめちゃめちゃ悔しかったのは「七号線」の方でした。実は「青森」の代替語を探す過程で一度は吟味していた言葉なんです。(国道の方だけど)

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2月13日の朝っぱらにて

しかし「ブログに自分が考えた(amazarashiっぽい)アルバム名を載せる」という行為が急に恥ずかしくなり、下書きの段階で葬ってしまったので実質的な証拠は残っていません。そういう事をする為のブログなのに本末転倒です。Shame on me🏋️‍♂️

一方、ポジティブに捉えれば秋田さんの尻尾を一度は触れたということ。七号線もロストボーイズも脳裏によぎっていたなら、いつもの“漢字+カタカナ”をローラーすれば現実的に届く範囲だった気がしてきます。

やっぱりらくがき帳には描いたもん勝ちですね。次回はなりふり構わず思い付いた単語全部ぶち込んで予想しようと思います。


んでこの「七号線」という言葉、どうやら1曲目の『感情道路七号線』とも深い関わりがありそうです。(後述)

“かんじょう道路7号線”ってどこかで聞いたことあるなぁと思ったら『水槽』の一節で登場していたんですね。そういえば去年ライブ会場で聴いたばかりでした。言われてみれば秋田さん自身がインスピレーション受けてても不思議じゃないですよね。(分かるか!!笑)

水槽

水槽

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


ちなみに、国道七号線をググッていた時の僕は完全に拒否オロジー「本日、7号線を南下する北風を見送った東北から」を想像していました。(こっちはホントに国道のはず)

いずれにしろボイコットツアーは次作の伏線が散りばめられたライブだったようです。いやマジかよ。


発売日について

僕の直感だともう少し余裕を持たせて4月13日ってところです。ドンピシャだったら墓石に刻みます。


当たるんかい!!!!


当ブログの“予想”が初めてまともに当たりました。傾向と対策による択ゲーとはいえ素直に嬉しいです。墓石に刻むには地味すぎるけど前向きに検討します。

自己暗示した数字が公式発表されても逆に実感が湧かないという学びがありました。あと発売日に責任意識が芽生えるので精神衛生上待ちやすくなります。どうせ1ヶ月半なんて一瞬です。


収録内容の感想


1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. ロストボーイ
5. 間抜けなニムロド
6. かつて焼け落ちた町
7. アダプテッド
8. 戸山団地のレインボー
9. アオモリオルタナティブ
10. 1.0
11. 空白の車窓から


  • 秋田日記ズ

青森オルタナティブもとい『アオモリオルタナティブ』の他に、秋田日記からは『ロストボーイズ』『間抜けなニムロド』『アダプテッド』の3曲が内定。普通にニムロド来ちゃった。

特筆すべきは『アダプテッド』です。世間では秋田日記の中でも突出して音源化が望まれていた印象があります。だからこそモンタナ獣神化みたいに死ぬほど引っ張られるかと思っていました。

大幅なテコ入れが無ければ夏待ちのように「アダプテッド」がサビを担う曲になりそうですね。サビが2回しか来ない曲は僕のツボに刺さる可能性が高いのでかなり楽しみ。

  • 感情道路七号線

ワードプロセッサー』『拒否オロジー』に引き続き開幕ポエトリー3連発なるか。タイトルの言葉遊び路線は健在なようです。

この“七号線”は東京の“環七”を指しているのか、それとも青森の環状道路なのか、割と血眼になって調べまくったんですけど明確な定義は見つかりませんでした。

“環状”と“感情”が掛かっているように、“環七”にも意味が複数ありますよって設計なんでしょうか。次の質問コーナーが開かれた際には誰も訊かなかったら僕が訊きます。

  • 火種

なんすかそのワクワクする曲名。こっからアルバム始まりますよ感もすごい!

世界の解像度のようなギターギャンギャン曲をイメトレ中ですが、こういう安易な予想は裏切られがちなのも期待に拍車をかけます。意外性カンスト願望はStarlight以外では激レアなストリングス系です。

  • かつて焼け落ちた町

戦争関連かとググッたら有力な出来事が見つかりました。戦時中の青森市で大きいがあったそうで。

……ここに来て相当シリアスな歌なのかもしれません。

ja.m.wikipedia.org

実際の地名は今まで“東京”や“隅田川”などメジャーどころに限られていたのが、青森の一地名が公然と名付けられる時代になりました。かの有名なアスパムや、少なくとも金属バットを用意する前の秋田さんが住んでいた青森市に位置するみたいです。

「レインボー」という言葉選びもamazarashiではかなり異質だと思います。秋田さんがカタカナを使うのは思想的な表現が多かったのに唐突な🌈Rainbow🌈ですよ。一体どんな曲になるんでしょうか。一番想像がつきません。

(事務所の名前は流石に関係ない…??)

  • 1.0

amazarashiの歴史を知る人なら誰もがおったまげたであろう曲名。

前作ボイコットで「君が好き」が解禁されて、amazarashiもここまで来たか!と思わされましたばかりです。今度こそ、amazarashiもここまで来たか…!と思わされる渾身の一曲が訪れてしまいました。

amazarashiにとってこの数字の刻みには大きな意味がありますからね。「0.6」「0.7」と来て、0.8はいつなんだ、1を迎えるのはいつなんだとファンの間でも囁かれ続けていた問いがついに決着します。

フラゲしたら真っ先に聴きたくなる衝動をまずは抑えねばなりません。

  • 空白の車窓から

「空白が乗り物で、恐らくどこかへ向かっている途中」という凄まじい前提から生み出されたであろう言葉です。秋田ひろむという人間の物の見方から成る、この感服せざるを得ない世界観のセンスこそ僕がamazarashiファンたる所以の一つです。(抽象性を褒めると日本語おかしくなる)

僕がいつも盛大に期待してしまうアルバムの最後を飾る曲です。amazarashiの次回予告というか、これからが垣間見える一曲というか、1曲目とは違ったスタンスの所信表明を聴いているようで毎度ゾクゾクします。あと普通にしんみりした雰囲気が好きです。

『1.0』のその先で秋田さんは何を紡いだのか……。ああもう書いてるだけでドキドキしてきました。


ボイコットツアー2021!東京ガーデンシアター!


1. 拒否オロジー
2. とどめを刺して
3. 境界線
4. 帰ってこいよ
5. 初雪
6. アルカホール
7. 水槽
8. 抒情死
9. マスクチルドレン
10. 馬鹿騒ぎはもう終わり
11. 世界の解像度
12. 独白
13. 千年幸福論
14. そういう人になりたいぜ
15. 未来になれなかったあの夜に
16. 夕立旅立ち


いわゆる東京2日目、9月14日の東京公演の映像化が無事に決定しました。完全生産限定盤ではBlu-ray、初回生産限定盤ではDVDで視聴できるようです。

先行公開されている『境界線』や『未来になれなかったあの夜に』からもお分かりの通り、声の調子とミスの少なさが高いレベルでまとまっている結構な当たり回です。

無修正でも十分に聴き応えのある内容になっていると思います。

youtu.be


直接的な記憶では既に、9年ぶりの『初雪』に立ち会えた幸せを噛み締めた事と、独白&みらよるのスピーカーバースト攻撃に唇を歪ませていた事しか憶えていません。

こういう時に当時の心境を読み返せるブログって便利だなぁと実感します。Dropboxを整理しててうっかり境界線チャレンジが吹き飛んだのは悲しかったけど。

dalek-amz.hatenablog.com

ポエトリー曲予想


短い曲を作った事は12.22の秋田日記で言及されているので、今回も少なからずポエトリー枠はあるはず。そんな訳で根拠の無いなりに該当曲の予想だけしておこうと思います。

結論:『感情道路七号線』『かつて焼け落ちた町』『1.0』

昔はスタンダードだった3曲予想です。左から、トップバッターの法則、むしろ短めであってほしい、1周まわってポエトリー説。

端的に言えば後付けっぽい曲が怪しいので、サクッと雰囲気だけ提示してきそうなベスト3を選びました。次行きましょう。


MV枠予想


ラブソングや世界収束のMV化が2曲/10曲だったので今回もそれに倣います。

結論:『火種』『アオモリオルタナティブ

かなり王道寄りの予想だと思います。前作の『とどめを刺して』『帰ってこいよ』のコンビに引っ張られている気がしなくもない…?表題曲のロストボーイズを抜いたのは僕が反抗期だからです。


その他諸々々


今回のアルバムは全体的に、従来のamazarashiとは違う印象を受けた曲名が多かったです。実を言うと『境界線』も初見ではえらいシンプルな曲名だなぁと感じていました。

正当進化感があるのは『空白の車窓から』くらいで、反対に『戸山団地のレインボー』はやばいっす。漢字の方もカタカナの方もびっくり仰天です。

「令和二年、雨天決行」のネーミングは全曲しっくり来ただけに、この一年で秋田さんに何があったのか気になってきます。


事前予想では地味に『境界線』の曲順も当たりました。そっちはまあ想像に容易かったのでアレですけど。

明るいのを所望していたアートワークは深い青空でしたがこれは明るいってことで良いんでしょうか。あんたへのMV色とも言う。

そして1ミリだけ期待していた『ロングホープ・フィリア』は結局入らず。今後のご活躍をお祈りしています。


秋田さん曰く「最高傑作かも」との事なので、今回はいつにも増して期待パンパンです。

ラジオで1曲解禁されるだけで寿命が伸びるので、まずは来たるその日が楽しみで仕方ありません。前日や当日に急にアナウンスされるのが意地悪なんですよね。

なんならその日は今月中にやってくるかもしれません。『空洞空洞』→『とどめを刺して』から完全に『火種』の流れですが果たしてどうなるか!!就寝