雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

amazarashi大好き系ブログ

【DAY3】amazarashiファンが「CDJ 22/23」に初参戦した感想

あけおめことよろダーレクです。


晦日をのんびり過ごしていたらあっという間に2023年。CDJも年跨いでるしまあいっかってことで、元旦から感想を投下させていただきます。


これまで経験した娯楽の中で一番足腰バキバキになりましたが、勢いで参戦した初フェスは本当に楽しい思い出になりました。


当日の流れ


10:45〜会場入り

11:00〜yama

ヤバTのリハ聴きながら昼飯

せっかちGALAXY待機

13:45〜amazarashiタイム(大本命)

感想書き留めてたらもうこんな時間

15:30〜スキマスイッチ

サイン巡り&一応夕飯

17:30〜女王蜂

EARTH STAGEに急行してホルモンちょっと観る

頑張って攻め込んで機材横でアジカン&Ado


当日はamazarashiに加えて、人生で何度か縁のあったアーティストを中心に立ち寄っていました。Adoは流行曲のサビしか知らないけど、すげー人気みたいだし折角ならってことで。


サイン巡りっていうのは、通路の壁に飾ってあった歴代CDJのサインフラッグからamazarashiのやつを探していたんですけど、出演アーティストが多い分これがまあ大変で。

特に19/20はサイゼの間違い探しよりムズいなぁと時間を忘れるほど凝視して、最終的に見つかったのは「amazarashiあきたひろむ」ではなく「amzakt」でした。



WHY AOMORI PEOPLE!?



わざとだろこの罠!!


4年間培ったパターンはいずこ!?


amazarashiの感想


この瞬間に体力と集中力を注ぎ込むため、お昼時はほとんど動かずに過ごしていました。ゲス極とかヤバTとか気にならんこともなかったですが、後半の疲れっぷりから振り返ると温存しておいて正解だったと思います。

そういえばamzグッズで武装してる人はyamaの退場時に2人組の背中を見たくらいで、それからは一切見かけませんでした。前方エリアには沢山いたのに不思議だったな〜。

ソワソワタイム


直前のアーティストが終わったところで早速…いや念には念で今一度トイレへ行ってから13時49分、ルンルンで前方エリアへと入場し、3列40番に着陸しました。

僕のポジションは橋谷田さんどころかステージ右のスピーカー真ん前という、結果的に右耳がお亡くなりになった特等席です。

フニャフニャの白い紗幕が下からゆっくりと釣り上げられてく様子を見守っていました。最終的にピンと張られていつものamazarashiっぽいステージに。


ところで、ヤバTリハ中のモニターの「アーティストの写真はリハ中だろうと絶対に撮るな(意訳)」という大警告を見ていたので、ステージは実質撮影禁止だと解釈したんですけど僕合ってます?

特にamazarashiは覆面バンド×紗幕でいつアーティストが映りこむか分かったもんじゃありません。紗幕設営なんて珍しすぎてめちゃめちゃ撮りたかったけど、万が一禁止行為に該当していたらそっちの方が耐えられないので我慢しました。

終演後の紗幕のようにハッキリ「撮っていいよ」という声明がもらえないと何も撮れない身体に調教されているので、次回以降はそこらへんの線引きはもっと分かりやすい言葉でお願いします。


設営中には時々「検閲解除」って始まりそうな幾何学模様が紗幕に映されたりして、紗幕から曲目予想できるか?って脳みそフル回転させていたけど特に思い当たらず。

細かい位置とか調整するのに使っていたのかな?ってことで納得したのですがどうなんでしょう。(なおほんとに検閲解除した模様)


ギターのチューニングをしていたのが知らないおじ…スタッフの方だったので、ひょっとしてツアーで30分前にギターを鳴らしていたのって秋田さんじゃなかったのでは…と少し冷静に。ピュアすぎたのか…?

早い段階からドラムを叩き続けているのも橋谷田さんか確信が持てずにいましたが、本番が始まっても同一人物だったのでこっちはやっぱり橋谷田さんだったみたいです。


途中で『フィロソフィー』のイントロギター「↓↓↓↑↑↑↓↓↓↑↑↑↓↓↑↑」が2回くらい聴こえてアガりました。しかしここで使ったということは落選発表みたいなもん。1回目の観測は14時ぴったりのことでした。

リハーサル(2曲)という情報だけ存じ上げていたのでどのくらい聴けるものかと楽しみにしていましたが、フィロソフィーは何故かこの一瞬のギターだけで歌唱とかも特にありませんでした。


続いて聴こえてきたのは『夏を待っていました』のイントロ、一度フェイントがあってもっかい始まって、今度は「君はまだ覚えてるかな〜(ライブボイス)」\( 'ω')/ウオオオオハジマッタアアアアアアアアアッッッッ!!!!!

「どこまでも歩いた」まで歌ったと思ったら「ちょっ…声が…(ガチ空耳)」みたいな何かを急にボソッと喋って中断。いや中断したのは秋田さんだけでドラムとかは1番の終わりまでやりきったんですけどね。沸き起こる拍手。

スピーカーから「降り出した夕立に走り出す」「夏を〜」などのハモリを単体で聴くことができて幸せでした。全体の爆音に比べればめちゃめちゃ微かな音でしたけどね。メインボーカル抜いたver.用意できるなら普通に買いたいです。

ちょっとしたらもう一度夏待ちが始まって、今度は秋田さんが歌うこともなく再び1番の終わりまで。


そっからは何もメモってないので、ただただドキドキ待っていたんだと思います。


20秒前に「NEXT ARTIST amazarashi」の映像がスタート、とりあえず今の感情を両手に込めて👏


セトリ答え合わせ

dalek-amz.hatenablog.com

【本物】

1. 感情道路七号線
2. 火種
3. 境界線
4. アオモリオルタナティブ
5. 命にふさわしい
6. 空に歌えば
7. 独白

計30分6秒

【予想】

1. 感情道路七号線
2. 境界線
3. アンチノミー
4. カシオピア係留所
5. スターライト
6. 空白の車窓から


いや〜確かに駆け抜けていましたね。

アンチノミー』やらないんかい!とは真っ先に思いましたが、終わってみれば充分に楽しめたライブだったので口ほどには悲しくありませんでした。

  • 原曲サイズ30分以内に収める
  • その年にまだ歌ってない曲は2曲まで

この辺の傾向予想は概ね的中していましたが、当たったのは『感情道路七号線』『境界線』の2曲のみでした。ニーア前に予想していた『世界の解像度』もカスりもせず。

『火種』は裏をかいて外したので仕方なくて、『命にふさわしい』は常連曲且つニーア枠として、『空に歌えば』もツアーには入っていたしフェス向きだし納得の選曲です。どの曲も秋田さんがノリノリでセトリにぶち込んだところまで想像できます。

個人的に意外だったのは『アオモリオルタナティブ』と『独白』の2曲ですね。特に後者は傾向を読むほど予想困難でした。

だって3年前は序盤がびっくり枠だったじゃないですか。今年はフィナーレがその枠なんですねぇ。まんまと振り回されています。


というか2017年以降の曲しかないじゃないですか!予想ではそういうバランスを気にしちゃうので、今年はどう足掻いても完全正解を狙えない年だったと割り切るしかなさそうです。

それとも秋田さんの中ではもう『命にふさわしい』は古い曲という認識なんでしょうか。確かに初披露からちょうど6年だったわけですけど…。

色々と固定観念が洗われる良い機会でした。今年の予想も気張ります。

WOWOWで旬のMV曲が配信されるのを考えると、どんなに攻めても『境界線』『ロストボーイズ』『1.0』『空白の車窓から』『カシオピア係留所』のどれか1曲以上は入っているはず。(ここまで来ると予想しない人いないレベル)

↑予想時1曲忘れてて草


各楽曲の感想


『感情道路七号線』

急にイントロが流れ始めたので拍手と共にスタート。フェスならではの歓迎スタイルでいいなぁとしみじみしていました。

ライブで何回も聴いてると、イントロではベースの音よりギターの↓↑↓↑↓↑↓↑の方が耳に残るようになります。

間近から紗幕ガン無視で観守っていると、全曲通して手を後ろに組んでるシーンが意外と多かったですね。この曲のアウトロでの「COUNTDOWN JAPAN 2022…」って言い始めるまでのタメとか。


『火種』

イントロからやっぱりそうか〜という悔しさと、普通に聴きたい曲だったので嬉しい気持ちが混在していました。相変わらずスネアドラムのバン!バン!が頭に焼きつきます。

1番から「思い出させるんだ僕が」と歌っていたのを紗幕に曝されていました。ニヤケながらそれを眺めていました。


『境界線』

ここまでの3曲で特に顕著でしたが、ほんの少しだけ上に外すんですよね最近の開幕秋田さん。声の調子自体はいつものフェスの寝起き感とは違って、普通にツアーくらい仕上がっていました。生活習慣の改善が効いているのでしょうか。笑


『火種』かこの曲の2番Aメロで長い時間、秋田さんの顔がハットの下までいい感じに見られるタイミングがありました。全部『エンディングテーマ』のMVに一瞬映ったあの人でした。

3列目とはいえ、結局いつも通りの風景を間近で見ていた印象です。内側から見上げてるライブカメラのような視点というか。間合い的に紗幕は見ようと思わないとほとんど見られなくて、横のモニターはいよいよ眼中に入りませんでした。

ジャカジャカジャーン時には豊川さんが何度もこっちを見てくれていましたが、角度的に光と闇に阻まれてご尊顔はよく分かりませんでした。(ほぼ顔の話になっちゃった)


『アオモリオルタナティブ

4曲目はそろそろアンチノミーの頃合いだと思ってたので、心の準備をしていたら映ったのは見覚えのあるポタポタだったんですよねぇ。テンポ被りでカシピはもう無さそうだと察しました。

ツアーと変わらない歌唱と気迫で最高でしたが、「思い出話の栞程度」がすっぽ抜けて一瞬だけ静寂が流れます。ミスった時こそ涼しい顔ってイジられてるの好き。


『命にふさわしい』

今まで聴いてきたライブ音源とほとんど同じ完成度です。「前に進む為に「うめぇ…(小声)」理由が必要なら」ってなりました。

ラスサビの1回目&2回目の「心さえ!」が特に良かったです。光トカゲは紗幕がそれどころじゃないので、初見の人は何て言ってたか分からないんじゃないですかね。


MC

「ありがとうございます」→水飲み

「amazarashiはこういうスタイルでやらせてもらってるんでなかなかフェスには出れないんですけど、COUNTDOWN JAPANは昔から出してくれて。一番手から始まって、良い時間帯、良いステージでやれるようになって。あと10年くらいしたらトリも任せてもらえるのかなって思ってます。(大体こんなん)」


そもそもフェスのamazarashiがMCやるんだっていう驚きと、あまりにもアツすぎる言葉が聞けたもんで今日一のでかい拍手をかましてやりました。

トリに回るのは確かに時間の問題だと思いますが、EARTH STAGEについて言及しなかったのは王道バンドで固められる傾向にあることを秋田さんも察していたからなんでしょうか。

Adoくらい突き抜けた人気を博してしまえば顔出しせずとも出れると証明されましたが、そうなると今度は僕らがライブに当選しずらくなってしまうので、改めて僕は彼らをどの程度応援すればいいのだろうと自問することになりました。折角当たっても豆粒になっちゃうのは嫌だ〜〜


『空に歌えば』

曲数的にこれがラストだと思ったし、最初のジャーンの音程で『未来になれなかったあの夜に』かと早とちりしました。

そしたらすごい勢いの「虚実を切り裂いて」が始まったんですよね。痺れる〜。

最終予想には入れなかったけど、amz随一のライブ映えする曲を再び生で聴けて嬉しかったです。豊川さんのコーラスも力強かった。

〆っぽくない選曲とその短さも加味して、どうやら今年は7曲目があるぞという嬉しさもありました。それが『アンチノミー』という可能性もまだ捨ててはいませんでした。それこそ『空白の車窓から』との2択かなと。

流石にこの曲だけは地蔵を貫けなかったなぁ。立ってたら尚更揺れちゃうんですよ。高層マンションの地震みたいに。


『独白』

????!?????!?

割と間髪入れずに始まった衝撃のイントロ。これを今一度フェス勢に届けようとする姿勢はロックで素敵です。「白痴でキチガイで」も好調でした。

「無数のあ…obこ」みたいな噛みが一番印象的で、前半にも舌がコケそうなシーンが何度かありました。

「嬉しくて嬉しくてたまらなかった言葉」はほんとに今にも嬉し泣きしそうに聴こえるんだから。

twitter.com
↑こ〜んなに埋まってたんですね。すごい。


他のアーティスト

yama


スパイファミリーとせんぼく、一年に二度も出逢っちまったら一応観ておくかってなりますよね。どっちの主題歌も歌ってくれて助かりました。

僕にとって一発目の他アーティストの生ライブでしたが、口から音源という前評判通りで素晴らしかったです。そして割と楽しいと思っちゃった。

なんかウネウネ歌ってたのとか名前呼ばれて照れてるのとかMCで地声が思ったより低いギャップとか色々と可愛かったです。

twitter.com

ちなみに、後ろの方で観ていたら最後のMC中に「立ち止まらずにお進み下さーい」部隊が沢山突撃してきて気が散ってしまったので、一度観ると決めたアーティストはガシガシ前の方に行くべきなんだと学びました。

スキマスイッチ


僕が生まれて初めて“邦楽”として認識したのが当時ドラえもんで流れていた『ボクノート』です。

それからも観に行ったポケモン映画の主題歌をやっていたり、僕をamazarashiに巡り逢わせてくれた恩人ボカロP(笑)に同じくパクられていたり、橋谷田さんが時折ドラムを叩いていたり、なんだかんだ僕の人生をちょいちょい掠めてくる存在でした。

スキマスイッチのライブ初めての人〜🙋‍♂️とか最後の写真撮影とか、こっちも楽しめるギミック(?)が豊富で普通に超楽しかったです。最後に跳ねさせられたのは足がビリビリすぎてキツかったけれど。

twitter.com

この人もまた口から音源だったので、今んとこamazarashiだけが“パワー型”なんだなって印象が形成されています。

女王蜂


アヴちゃんの「ようこそ♪」が印象的です。リハーサルにも一人だけ現れなかったし、このステージはこの人の独擅場なんだと理解しました。

THE FIRST TAKEなんかでも片鱗が丸見えでしたが、歌唱力とカリスマ性の塊でこういう場では本当に安心して身を委ねられるんですよね。

三拍子の『MYSTERIOUS』からスタートするのは攻めてるな〜と思いつつ、サビのタメが癖になって頭から離れません。ドラムが音源より爆音なのはどこのバンドも一緒ですね。最高です。

からの拍手させずに『火炎』も楽しかったわ〜。

ぶっちゃけ世界観が尖りすぎてて女王蜂が滲みすぎてる楽曲は苦手なんですけど、タイアップなど大衆向けの上澄みには何曲かお世話になってきました。

youtu.be

今回セトリには無かったけど『アウトロダクション』が僕にも歌える音域でいい曲だし好きです。

ASIAN KUNG-FU GENERATION


『夏の日、残像』をamazarashiがカバーしたでお馴染みのアジカン。僕の視野が広がった2019年に女王蜂や[Alexandros]と並んでよく聴いていたバンドです。

とはいえ、正直この日は「でかいステージの割に楽曲が地味だなぁ」と思ったのが一番大きいかも。そこがアジカンの良さではありますが、色んなアーティストに叩きのめされて感受性が麻痺しているタイミングで急に薄味なのも…なんと言いますか。

あとはセトリが超絶王道曲と最新曲で二極化していて意外性に欠けていたこととか。タイムリーな『転がる岩、君に朝が降る』をやってほしかったって意見もちらほら見かけました。

『リライト』Cメロのこれ以上炎上したくないゴッチは面白かったです。曲中に嘘だろってくらい長々喋り出すのもベテランの余裕が感じられていいですよね。

youtu.be
↑セトリ外だと『解放区』が一番好き。

Ado


「チケット代の元取るぞ〜」と純然たるミーハー魂を宿して参戦。アジカンの時点で身体が限界だったけど、文字通りってくらい死ぬ気で頑張りました。

録画・録音を絶対にするんじゃねぇと何度も何度も警告されていたのが印象的です。全体を通して『スピードと摩擦』MVを外側から見てるような箱入り娘スタイルだったので、顔出しNGも相まってやたらと厳重に取り締まっていたんでしょうか。

amazarashiとは武器の活用法が少し異なりますが、長髪スカートのシルエットが歌って舞っている様子は逆バーチャル感(?)があって良かったですねぇ。ただしモニターで全く中継してくれなかったので、そこそこ身長のある僕でも両腕ジャングルの隙間にチラチラ見えるのをギリギリ観測できたくらいです。何も見えなかった人も一定数いるようで可哀想。


パフォーマンスが始まるやいなや、場の熱気が凄すぎて流石に引いたんですけど、あの表現力を食らったら全てが腑に落ちてしまいました。言葉で語るには「すげぇ」「やべぇ」の次元じゃなくて…強いて言えば「えっっっっっっっっぐい」とかでしょうか。歌唱力一本で急に現れてEARTH STAGEのトリを飾っただけのことはあります。まじで。

この時は曲名も知らなかったけど、1曲目『逆光』の破壊力がぶっちぎりだと思いました。サビでがなり散らした時の鳥肌たるや。あの歌い方でよく喉潰れないですよね。

2曲目のイントロはこの日一番の歓声で、何かと思ったら映像の鮮やかさで『うっせぇわ』だと気付けました。「へ〜ほんとにこういうのが流行ってんだ〜」って便乗してただけの右腕にもいつの間にか熱が入っていたりして。攻撃的な歌声と視界に映る諸々が相性抜群でしたね。

真ん中らへんは知らない曲ゾーンだったので適当にノッといて、某2曲を待ち続けていたところにまさかの『千本桜』で再び豆鉄砲顔に😳ネット発だとこういう選曲をできるのが強みですね。


これまで彼女のことは好きでも嫌いでもなく無関心だったので(もしくは逆張り)、自らの意志で楽曲を聴いてみたことは一度もありませんでした。

そんな僕がここまで絶賛せざるを得ないと思ってしまうような、ライブでの化け具合がもっと認知されていたら僕はこの場には居られなかったろうと戦慄するような、圧倒的再生回数に負けないくらいの実力を持ち合わせた怪物だったんだな…と。後に原曲を聴いても物足りなく感じたくらい、あの夜に響いてきたものは特別鮮烈でした。

我ながら信じがたい話ですが、よもやamazarashiより感動したんじゃないかと思わなくもないのです。あの光景を思い返すだけで恋と同じような高揚感に浸れてしまう自分に驚いたんですよね。(初見補正はあるにしても)


MCではこれまでの凄まじいパフォーマンスとは打って変わって、急に中学校の生徒会かなってくらい青臭い作文コメントを紡ぎ始めるというギャップ。

急に極限までバズった人間にしか分からない苦悩とかもあるでしょうが、折角そういう運命なら新時代のアーティストとして道なき道を謳歌しまくってほしいですね。

振り上げた手を下ろせなくなる大おしくらまんじゅう☃️


余談ですが、開演前に後ろの観客がamazarashiの軸の異色さとカリスマ性を褒めてたのと、開演中にスタッフが老年の眼鏡かけた痴漢を探しに来ていて少し笑いが起きるくだりがありました。結局捕まったんかな。


総括


心のどこかで「客層的に自分じゃ楽しみきれないんじゃないか…」と心配していましたが全くの杞憂でした。アーティストの良し悪しではなく真っ先に「楽しかった」と思えたのが何よりも新鮮に感じます。

そしてamazarashiのライブしか知らなかったこれまでがどれだけ井の中の蛙だったのかを思い知らされました。特にフェスという色んなアーティストを味見できるイベントがこんなに素晴らしかったなんて。

だけど腕振りやピョンピョンはあまりにも重労働なので、“全席指定コンサートスタイル”こそが至高という考えは変わりません。CDJを全通して楽しみ尽くす鉄人も存在するのが信じられない…。


何はともあれ、2022年は初遠征に初フェス、amazarashiや音楽そのものの楽しみ方がますます広がった一年でした。今年もレベルアップするとしたら、いよいよ聖地巡礼をすることになるかもしれません。

まずは7日のアニメ放映が楽しみですね。ひょっとしたらEDはまだ流れないかもしれないけど!