こんばんは、ダーレクです。
機種変してラジオ聴いてラジオ聴いて寝て起きてスマブラの参戦ムービーも観てもう脳みそがパンパンです。更にはオンラインライブが明日に迫っているなんて…!
というか書いてる間に日付変わってライブ当日になりました。『令和二年』の先行配信も。
つい前日までは「秋田さんがSOL出て『令和二年』を弾き語る」としか聞いていなかったので感想ツイートちょろちょろして終わるつもりだったのに、気付いたらこうやってブログ書いてるじゃないですか。膨らんだ感想の備忘録になりました。
ちなみにラジオ地域内だった方は、radikoのタイムフリーに頼らずとも録音アプリで簡単に丸ごと聴き直し放題なのでそっちがオススメです。僕は「らくらじ」ってやつ使いました。
ひょっこり告知で爪痕を残したJAM THE WORLD
twitter.com本日、19時より放送のJ-WAVE 「JAM THE WORLD」内のコーナー「UP CLOSE」にamazarashi 秋田ひろむが生リモート出演致します。出演は20時台の予定です。https://t.co/JJ3m7tnSuu#jwave #jamtheworld
— amazarashi (@amazarashi_info) 2020年12月10日
『令和二年』の先行配信やニューEPがまさかの自宅レコーディングだったことなどがさらっと発表されるという。
パーソナリティーの堀潤さんは、どちらかと言うと自分の感想を長々と語って最終的に秋田さんにパスをするという、良く言えばamazarashiファンって感じでかわいい、悪く言えば自己中心的な進行でした。
でも僕がそれ以上に思ったのは「地味に聞いてみたかった事を代弁してくれてありがとう」です。
例えば「僕に嘘をつかせた 令和二年」の質問は「えっそれ聞いていいもんなの」って若干困惑したんですけど、秋田さんの話を聞いてみると「ああ聞いてもらえてよかったな」と思ったり。
僕はamazarashi関連で目に付いた人はずっと気にかける習性があるので、彼もまた覚えておきたい一人になりました。
そんな堀さんがamazarashiを聴くキッカケになったという曲、原発事故で避難してきた女性に勧められたことやその話しぶりからも「おっ」となりますが、ラジオ後半にようやく『古いSF映画』だと明かされました。
あれを一番初めに聴く衝撃は凄まじそうですね。それを勧めた女性もなかなかの猛者です。
他には『つじつま合わせに生まれた僕等』についても聴いていたり、奇遇にも僕が今年よく聴いた曲ばかり取り上げるもんだから勝手に親近感が湧いていました。
仮に僕がパーソナリティーをやっていたとしても同じように自身の思い入れのある曲について訊きまくってしまいそうです。
でも令和二年について質問されるつもりで臨んだであろう秋田さんには不意打ちだったんじゃないかとも。
それでも瞬時に「あーなるほど」って思える返答が返ってくるのは流石物書きやってる人だなって感じです。
「そっから…ツアーも中止に…ちゅ、や、…延期です!延期になって、」←ここ大好き
最後から2番目、“音楽家が政治を持ち込むのを批判されがちなこと”についての質問が僕にとって最も印象的だったんです。
答えの方向性こそ予想できつつも「絶対間違いですよね。持ち込んでいいと思います」と即答&断言するのは意外でした。そういう面も含めて等身大のamazarashiがこれからも聴けそうで安心です。
ここから政治について書き進めていたら趣旨が変わりすぎて「こりゃまずい」となったので、ガチの要点だけ書き残しておきます。(ここオブラートに包むのめちゃめちゃ時間かかりました。)
僕の母親含むリベラルな人間の多くは、主張の中にどうしても批判対象への誹謗中傷や政治に無関心な層へのマウンティングを盛り込まないと気が済まない傾向にあります。
そんなの傍から見たら“キモい奴”ですが、ネット上でのアプローチが下手くそすぎるだけで、彼らが本当に伝えたい事は間違っていないだろうというのが僕の考えです。
例えば「消費税上がって生活苦しいけどまあいっか〜」の人ばっかじゃ巡り巡ってamazarashiのCDを購入できる人の数も減っちゃうし、
「コロナやべーから自粛しろ、保障はしませーん」とか言う人がいつまでも偉いポジションだと、いずれレコード会社やライブハウスは滅ぶかもしれません。
こうやって趣味一つ切り取るだけでも、政治は僕らの生活とは切っても切れない関係にあります。誰かに長々と演説されるのは耐え難いもんですけどね。
この事を音楽を通して気付くことができる環境というだけでも、ひょっとしたら恵まれていると言えるのかもしれません。おくすり飲めたね的な。
二杯目のラーメンみたいなSOL
twitter.com本日22時より放送の「SCHOOL OF LOCK!」にamazarashi 秋田ひろむが生出演致します。
— amazarashi (@amazarashi_info) 2020年12月10日
TOKYO FMとJFN38局ネット「SCHOOL OF LOCK!」https://t.co/r7wbUJTRk6#SOL
まず初めに、このコロナ禍について、先述のJ-WAVEでは「大丈夫と言わなきゃいけない、弱音を吐きづらい空気」と言っていたのに対して、こちらのSOLでは「楽しかった事をあまり言えないような一年だった」と、
根本的な生きづらさは共通しつつも着眼点が真逆になっていて面白かったです。
自宅レコーディングについても掘り下げられた話がありました。
僕はてっきり機器さえ揃えばレコーディングは簡単にできるものだと思っていましたが、全然そんなことはないんですね。確かにスタジオでプロの方々と録るのと、一人で1から10までやるのは天地の差かも。音楽を舐めていました。
それを乗り越えて新言語秩序1.01や今回のEPリリースがあったかと思うと、尚更秋田さんには頭が上がりません。
僕の倍くらい生きているおじさんが一生懸命勉強しているというのなら僕も負けてはいられません。まずは期末試験頑張ろう。
そんな「令和二年、雨天決行」のおまけについている『東京』などの弾き語りも、本来は10周年ライブでやるつもりだったんですってね。それはそれは全ファンが湧いていただろうに…。
まあこの世界が通常運転だったら僕はそのライブには参戦出来なかったんでしょうけど。そんなサプライズを企画してくれていたという事実がとりあえずエモい。15周年や20周年で是非爆発させてほしいです。
なんかBGM変わったな。どよーんとしてんなーこれ。
?
!!!
まさかの『曇天』オンエア。「とにもかくにも」が聴こえた瞬間、もう開口&手足パタパタですよ。ステイホームならではの感情発散。
トレイラーがだいぶ美味しいところを先に教えてくれていたので、音源の初聴も楽しめるか不安でしたがあまりに杞憂でした。
理論武装解除で『空洞空洞』が弾き語られた時にもあった「この変なイントロは…まさか…!!」をもう一度味わえるとは。
あの何が飛び出すか察しつつも確信が持てない、短くてとても長い時間がamzライフの中でも最高峰の愉悦です。
そのテンションで立ち上がったまま聞くこととなった新社会人の方の話がこれまた強烈で。
今年高校卒業したってことは僕の2個下のはずなのに、明らかに僕より受け答えがしっかりしています。なんだろう、すごいです。(語彙力)
すんごいシリアスな話で秋田さんがすっかり“ゲスト”の存在感になっていましたが、彼もちゃんとamazarashiファンだったという。最後のやりとりが最高に微笑ましかったですね。
車ぶつけるなよの話
↓
「今ちょっと伝えたい想いとかあるか?」
「宇宙〜の埃と〜して〜」「あのー、ライブもCDも買いました!」「いるぞ!amazarashi先生が!」
「えっ、なn、なんですか?」
「ライブもCDも買いました!」
「あっ、ありがとうございま~す」
「応援してます!!!」
「(笑)」
↓
車にボイコット入れてますの話
ところで最後の『令和二年』の弾き語りは、何だか1.01の時とはギタージャカジャカのリズムが違う感じでしたね。ピアノに寄ってるのかな?
明日のライブもこっち仕様なんでしょうか。
いやー思い返したり聴き返したり、ライブ映像2本は観たかなくらいのカロリーを消費する一夜でした。新社会人さん然り堀潤さん然り、amazarashi愛に溢れる人と秋田さんとの語らいは何とも暖かい気持ちになります。
こういうファンと公開通話する機会とかAPOLOGIESにもあったら素敵なんですけどね。別に僕が選ばれなくて全然いいんで誰かのお喋りを聞いてみたいなあ。
それでは、次は「末法独唱 雨天決行」セトリ答え合わせ&感想でお会いしましょう。
まーたあーしt