雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

「令和二年、雨天決行」でついに『曇天』が聴けるぞわっしょい

こんばんは、ダーレクです。明日テストラッシュなのにどうして今なんだよー!


待望のミニアルバム「令和二年、雨天決行」が12月16日にリリースされますね。ニューアルバムが年に2枚出るのは2016年ぶりです。

twitter.com


今年は僕にとって史上最低な年ですが、多分このアルバムの感想では「終わり良ければ全て良し」みたいなことを書いてると思います。なんてったって『曇天』で勝ち確。

この「令和二年、雨天決行」というタイトル、今年のamzワードをただ組み合わせただけなのにアルバムへの思いが色濃く反映されていて、本当にこれ以上無い名前だなあと感じました。


中身についても言いたい事が3つくらいあるのでババっと書き留めておきます。



あまりに濃すぎる新曲5曲

1 令和二年
2 世界の解像度
3 太陽の羽化
4 馬鹿騒ぎはもう終わり
5 曇天


『令和二年』正式リリースをはじめ、秋田日記で歌詞が公開されていた『馬鹿騒ぎはもう終わり』『曇天』、そして謎に包まれた更なる新曲が2つ。

『世界の解像度』『太陽の羽化』ってもう字面がめちゃくちゃかっこいいわけですが、どんな曲になるんでしょうかねえ。なんだか後者はウルガモスを彷彿とさせます。笑

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たいようポケモン


同じく5曲収録された直近のミニアルバム「虚無病」に倣うと、『世界の解像度』『太陽の羽化』のどちらかはポエトリーリーディングである可能性があります。秋田日記で歌詞が公開されているラスト2曲は大丈…いや、長編ポエトリーという線があるか。前例が無いので僕は通常曲だと踏んでますけど。


とはいえ最近のamazarashiはポエトリー枠を絞りがちなので、もしかしたらポエトリー無しもワンチャンあるかも?僕としてはそろそろ新しいポエトリー曲も聴きたいです。



弾き語りもアツい


6 令和二年 acoustic version ←新言語秩序1.01
7 積み木 acoustic version ←STAR ISSUE
8 東京 acoustic version ←CHAMELEON LIFE


いや〜新旧そろって圧巻のラインナップですね。


季節は次々死んでいく:acoustic Version.
スピードと摩擦:acoustic Version
命にふさわしい:acoustic version
たられば、さよならごっこ:-acoustic ver.-
ボイコットのおまけ:Acoustic Ver.

と来て、命にふさわしい時代の表記に戻ったようです。(どうでもいい)


この『令和二年』は恐らく「新言語秩序1.01」の自宅ライブとは別音源なのでしょう。あの映像、次のアルバムリリースで解禁されなきゃ機会を逃すんじゃないかとずっと危惧していたのでめちゃくちゃ心配です。

次のチャンスはライブ映像作品のリリース時ですかね。いつまでも宙ぶらりんだと気持ち悪いので運営さん頼みます。


さて、『積み木』『東京』のリメイクに大興奮なのはこれを読んでいる方が代弁してくれるからいいとして、もう一つ僕の目に留まった重要なポイントがありました。

未発表曲の「積み木」、インディーズ時代の楽曲「東京」

どちらもインディーズ時代の楽曲に変わりはないのに、どうやら扱いが違います。前者の“未発表曲”という言い回しは「理論武装解除」の『夕立旅立ち』にも使われていました。


意訳すると「そのうち正式リリースするよー」です。これはやばい。いつぞやの秋田日記で答えていたこと、本当なんですね。恐らく同列の扱いを受けているであろう『Lifestar vista』もまた然り。震えて待ちます。


CHAMELEON LIFEの『東京』は元々秋田さんがメインボーカルを務めていなかった楽曲ですし、弾き語りを聴けるというこの機会がそもそも奇跡です。

『未来になれなかったあの夜に』のMVに歌詞だけ登場していたことは記憶に新しいですね。もう1年前ですけど。その時に恐らく藤井道人監督が直談判したんでしょうし「あー懐かしいなー弾くかー」みたいな心境の変化があったのでしょうか。

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特典映像もあなどれない


パッと見、既存のライブ映像をちょこちょこ移植しただけの手抜き特典ですが、“各タイトルに当時の気持ちをポエトリーリーディングで紡いだ”ってなんだ…?

90分÷16曲で1曲あたり5分半程度のはずですが、ポエトリーリーディングの入る余地がどこに…?


別途で詩集が付くみたいな記述もありませんし、ひょっとしたらライブ映像に副音声で秋田さんの語りが入るみたいな仕様かもしれません。

だとしたら一気に激アツ特典となりますが、こういう過度な期待はするもんじゃないので「よくわからない」をファイナルアンサーとして置いておきます。



その他

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「公開されたアートワークには、初回限定盤、通常盤のジャケットに加え新アー写も公開されました。」とのことですが、あのマグリットが描いてそうなやつですよね。1年足らずの更新というのも珍しいような。何か深い理由でもあるのでしょうか。


表題曲っぽい『令和二年』のMVは果たして作られるのか、それが“今年中の二つ”のもう一つも食い潰してしまわないか、オンラインライブはあるのか、その辺に注目しながらのんびり発売日を待ちたいと思います。


あ、プレイパスの有無でacoustic versionの聴きやすさは変わってくるので、そこだけはどうかお願いします。もしも付属していなかったらこのアルバムの感想では少し怒ってると思います。