こんばんは、ダーレクです。
前日に記事を書いてスッキリしたばっかのところに降ってきたアルティメット秋田日記。
『ぼくら対せかい』から実に16ヶ月、ようやく全ファン待望のあのコーナーが帰ってきました。
amazarashiらしい『マスクチルドレン』
突如として新曲候補に名乗りを上げたこの詩、まさに「それでも」を歌うamazarashiの十八番という感じの歌詞で良いですよね。
『パーフェクトライフ』でトゥルーエンドに辿り着けず、『バケモノ』を経て、最終的に『逃避行』に繋がっていく…というのが僕の受けた印象でした。
また、歌詞には“夜勤”や“最低賃金”など懐かしい雰囲気のワードも散りばめられていますが、過去の経験や記憶から満を持して作られたんでしょうか。
「東京」が何度か登場しているのを見ると、やはり東京に住んでた時期の秋田さんが反映されてるのかもしれません。
ところで暗めの詩を読んでいると、どうしても『リビングデッド』のBメロで脳内再生されます。めっちゃ関係ないですが。
アルバムを夢想する
前回の最後に「今年のテーマも「言葉」なのか?」という話題にちょっとだけ触れました。『マスクチルドレン』がそれに則ってるとは言い難いですが、次のアルバムを匂わせてるのはほぼ間違いないと思っています。
『ぼくら対せかい』の歌詞が日記に公開されたのは「地方都市のメメント・モリ」発売の約3ヶ月前でした。『マスクチルドレン』が次のアルバムに収録されると仮定するならば、3ヶ月後は4月末…そう、ちょうどツアーが始まります。
4/29ですもんねツアー初日。これを偶然と言われても今さら僕は納得出来ません。
というわけでその時期にアルバムがリリースされる前提で、シングルがどれほど収録されるのかを考えていこうと思います。ちなみにミニアルバムだとシングルの独擅場になりそうなので傲慢にフルアルバムを予想しています。
まず、候補に挙がるのは『月曜日』『リビングデッド』『独白』『さよならごっこ』『それを言葉という』ですが、最も予想がつかないのが『独白』です。ここらで収録されないと、僕らは延々と不便な思いをしながら検閲解除版を聴き続けることになります。何食わぬ顔でアルバムの最後にいてほしいものです。
また、それと引き換えに『リビングデッド』が見送られる可能性もあると思っています。『それを言葉という』はコラボレーションソングである以上、お留守番させることはないでしょう。
良くも悪くも毛色の違う曲ばかりですが、果たしてこれらは一つのアルバムで共存しうるのでしょうか。サウンドが進化してそれぞれ個性が出るほどに統一感が出にくくなるのは諸刃の剣ですね。
もっと踏み込んで次のアルバムのテーマを「言葉」と仮定すると、他に秋田日記から候補になるのは『言いたい事など特にない』『彼女』の2つでした。もちろんこれも主観でしかないのですが。
もっとも『帰ってこいよ』がメメントモリに入らなかったという前例もあるので、考えるだけ野暮なのかもしれません。
そもそも『マスクチルドレン』の音源化すらぬか喜びで終わる可能性もあるので、あんまり期待し過ぎないようにしないといけませんね。とは言っても…。
APOLOGIESのすゝめ
今日の話はAPOLOGIES会員でない人にとっては蚊帳の外気味だったかもしれません。ですが「秋田日記」は、こんなブログを見に来るようなamazarashiファンなら絶対に読んで損はしないので全力でオススメします。
ここだけの話、僕が会員になったのも武道館の直前ですし、それから色々読み漁ってもめちゃくちゃ楽しめました。「秋田日記」はもちろん、過去のアルバムの楽曲解説も通常のインタビュー記事では読めなかった情報まであり、とても興味深いものでした。
あとは毎月1日に配信される壁紙をこしらえれば、もうすっかりコアなファン気分です。というかそのものです。
今月はそろそろ終わってしまいますが、月代わりの機会にでも是非。