こんばんは、ダーレクです。
魚豊先生の漫画「チ。」との本命コラボ曲の解禁が実質明日に迫ってきてしまいました。既に僕の中では『1.0』がテーマ曲として鳴り響いているのですが、もうこれ以上どうなってしまうというのか…。
ここまでニヤニヤの止まらない通知はアルバム発表以来でした。アートワークがどうやら秋田さんのコラボアー写と同一人物らしいですね。
twitter.comamazarashi×漫画「チ。」往復書簡プロジェクト第二弾。
— amazarashi (@amazarashi_info) 2022年6月27日
「チ。―地球の運動について―」との往復書簡プロジェクト「共通言語」の第二弾「カシオピア係留所」を6月30日にリリース決定
「カシオピア係留所」
06.30 Releasehttps://t.co/jlC143oRbK
詳細リンク(コメントあり)https://t.co/5FRCcD6CSs pic.twitter.com/VgRGzlYesL
タイトルそうきたか
「地動説」か?
「天動説」か?
「通奏低音」?
はたまた「共通言語」をここで使うか?
などなど、曲名予想を悩みに悩んで結局考えるのをやめたのが今年のツアーのセトリ予想をした時で。
(※セトリ“予想”なのでネタバレはありません)
dalek-amz.hatenablog.com
待望のコラボ新曲のタイトルは『カシオピア係留所』でした。これは予想を諦めて正解でしたね。秋田節翻訳の痕跡がくっきり。
新たに発表されたコメントを読んで、僕はまず「『命にふさわしい』と同じ創り方をしたんだな」と思いました。
www.amazarashi.com
月曜日の時は「『月曜日の友達』のテーマ曲として描いた」と明言されていたのが、今回は「チ。の壮大な物語に主題歌的なストーリーに沿った歌を作るのは無理だと思った。」なんて白旗を掲げられる始末。
作品の長さが全然違うので比べるつもりはありませんが、とにかく「月曜日の友達」の時とは違うアプローチで楽曲が創られたと考えるべきなのでしょう。
(前略)そしてそれらは僕自身の創作の苦労と似ていると気付いた。なのでそういうことを歌にしようと思った。
チ。の主人公たちと魚豊さんと、僕とに共通するのは「痛み」と仮定した。
そこだけは分かりあえるのでは?と思った。
「共通言語」をここで回収してきました。それと同時に想起させられたのが『命にふさわしい』の制作背景です。
例のごとくメッセージボトルの特設サイトから引用させていただきます。
(前略)自分たちの生活、人生と重なる部分はどこだろうというところから考えました。そこから“全てを投げ出してでも守りたいもの”“命にふさわしいものとは”“心とは”などのテーマで曲を作りはじめました。
「自分たちと重なる部分はどこだろう」ですよ。切り口があまりに似すぎていませんか。
amazarashiの楽曲を半分も知らなかった頃に、新曲として死ぬほど衝撃を受けた『命にふさわしい』に匹敵するクオリティの何かが聴けるかも知れないと思うと、僕はもはやどんな感情でその時を待っているべきなのか分からなくなってきました。
ただ一つ言えるのは、僕の中での新曲のハードルがかつてないほどの高さを誇っているということ。期待に応えられても応えられずとも僕の心は死んでしまうので、とりあえず明後日の僕は何かしらの感情でバーストしていると思われます。
普通に漫画の結末も気になっているけど、当日中にそっちまで頭が回るかは怪しいですねえ。寝て起きたら回復してるかな??
しれっと歌詞のスニークピーク
この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら
そして流れるようにぶち込まれた『カシオピア係留所』の一節。
これだけでも、いつものamazarashiなら「涙の跡」「失敗や後悔」らへんで収まっていそうなフレーズなのに、あえて「血」という強力なワードで表現するに至ったのは紛れもなく「チ。」の後押しがあってこそじゃないでしょうか。
コラボレーションの醍醐味がすでに垣間見えています。
それにしてもどの部分で歌われているんでしょうね。無難(?)に歌い出しにも見えるし、サビの歌詞としても綺麗にハマっていそうだし。
楽曲の全体像を予想するにあたっては、“カシオピア”と聞いて誰もが真っ先に思い出したであろう『スターライト』が鍵を握っているように感じました。
近づけば遠くなるカシオピア 今は笑えよ スターライト
いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ
こうして見ると「係留所」という言葉も、つまりは「通り過ぎる駅」を指しているんじゃないかと思えてきます。
奇しくもスターライトはインディーズ時代の歌詞にも「痛み」が登場していますし、曲の内容としては「チ。に染められたスターライト」を想定しておけば大体合っていそうな気がします!
『間抜けなニムロド』の最後のフレーズ「変わらぬものを変えるのが〜」に近しい歌詞が登場するとも前から予想しているので、こちらがヒットするかも個人的注目ポイントです。
サウンド面だけは蓋を開けてみないと全く分からないのが待ち時間のむず痒いところ、、、、、