こんばんは、ダーレクです。
昨年の反省を活かして、はるばるツアー初日公演の地にやってきました。
2日後(?)には次の公演が待っているので、今日のところはあまり深く考えずピチピチの感想をお送りします。
開演前のこと
12時前に新大阪駅に降り立ち、
大阪城公園に寄り道しつつ昼食をとって、
物販と抽選会の始まる15時頃に着こうと思っていたのに、
抜群の方向音痴で余分にお散歩を満喫して、
結局16時ちょっと前に会場入りしました。
それにしてもグランキューブ大阪って特殊な設計なんですね。
会場に着いたは良いものの、特に黒ずくめの列は見つからないしプラカードさんもいないし。
物販が5階という情報を頼りに、ライブ会場とは思えない施設に立ち入って、やたらと長いエスカレーターを昇ってようやく本拠地を突き止めました。
本当に皆がエスカレーターの右側に立っていることへの感動もありました。
そしてぬるっとB賞のカラビナが当たったんですよ。普通にちょっと欲しいと思っていたので今日はもう満足です。
開場時間の18時になり、再び建物内に入ってみると動きのない人混みが。
僕はいつもの入場口を知らないので一緒に困っていると、しばらくして誘導が入りました。普通に物販のあった5階でした。
ここに来てそういえば夕飯を食べていないぞと僕のお腹からクレームが入ります。確かに、空腹で集中力欠けたら嫌だな。そんな矢先に現れた5階の自販機のカレーパンまじありがとう。
いざ入場。
1階AE列19番は……っと。
紗幕でけえ。ちけえ。これなら秋田さんを人のサイズで観測できそう。
いくらなんでも1列目とステージが近すぎるからか、ステージの若干奥まった場所に紗幕がかかっていて、その後ろに楽器が集合しています。
そうなってくるとフェスで本気出した方が近くで観られるのかもしれないですね。
紗幕の奥にも赤くロゴが見えるので、今回も前後の2枚使うと思われます。(そりゃあその通りでした)
勿論ですが撮影機材は見当たらなかったので、今から目撃するものは一生に一度きりなんだと固唾を呑みました。
40分 アナウンスと人影
42分 ベース肩にかけてみる人
44分 アコギ鳴らした?
46分 いつものギターテスト
55分 再アナウンス
開演前の演出などは特になく、当り前のように5分程押してライブが始まりました。
「騒々しい無人」でもこれくらいの待ち時間ありましたよね。これが映画じゃなく生活なら書いてある時間の通りに始めてもらえませんか。
セトリの答え合わせ
【本物】
01. 俯きヶ丘
02. インヒューマンエンパシー
03. 下を向いて歩こう
04. ディザスター
05. 14歳
06. 無題
07. つじつま合わせに生まれた僕等(2017)
08. スワイプ
09. 君はまだ夏を知らない
10. 月曜日
11. 海洋生命
12. 超新星
13. 自由に向かって逃げろ
14. 空に歌えば
15. 美しき思い出
16. ごめんねオデッセイ
17. アンチノミー
【ダーレクの予想】
01. クレプトマニア
02. インヒューマンエンパシー
03. アンチノミー
04. ごめんねオデッセイ
05. 君はまだ夏を知らない
06. ハルキオンザロード
07. 自由に向かって逃げろ
08. つじつま合わせに生まれた僕等
09. 季節は次々死んでいく
10. 星々の葬列
11. 超新星
12. ディザスター
13. カシオピア係留所
14. まっさら
15. 命にふさわしい
16. 下を向いて歩こう
補欠① スターライト
補欠② たられば
補欠③ 月曜日
アルバム「永遠市」からは『カシオピア係留所』『クレプトマニア』『まっさら』の3曲がお亡くなりになりました。
通常曲はまだ追加公演での復活も見込めるので諦めるのは早計です。クレプトマニアは……逮捕されたんですね。どんまい。
僕の予想もばっちり外れましたが『スワイプ』と『俯きヶ丘』は所謂“じゃない方”のチョイスだったのである意味惜しかったんですよね。予想は無理そうでしたが「そっちか〜」が僕のリアクションでした。
アルバム外からは地味に『つじつま合わせに生まれた僕等』が当たりました。存在を思い出させてくれたクレプトマニアに感謝。保釈金も少しなら出そうか?
『14歳』と『海洋生命』以外はベストアルバムに収録されているかそれに匹敵する曲ばかりなので、やはりベスト盤運ゲーの方針は間違ってなさそうです。
今回はベタすぎる定番曲をほとんど入れていなかったのが「永遠市」というアルバムの立ち位置を体現しているようにも感じました。
補欠③として闇に葬られた『月曜日』も、当初はつじつまが入れ替わった枠に置いていたんですよね。僕の思考回路ではどっちにしろ2ヒットが不可能だったので、惜しいところに迫れただけ満足しています。
そういえばライブを見ていて思い出したんですけど、秋田さんのギターチェンジを予想に取り入れるのはアリですね。覚えてたら次やってみます。
各楽曲の感想
『俯きヶ丘』
何が起きているか認識した次の瞬間に思ったのは「え、てことはクレプトマニアがやばい?」でした。(結果的にも短編ポエトリーはこれ一曲のみ)
「ただ暴いて」がやや苦しそうだったのが印象に残っていて、そこで想定しうる程度には調子が悪いことを確信しました。
後紗幕には0.6てるてる。
この曲だけ前紗幕のリリックに少し問題がありました。ポエトリー部分は秋田さんよりちょっとだけ遅れていて、サビに入ると今度はフライング気味という。他の公演で修正されるものなんですかね?それともこのまま?
「ライブツアー2023!永遠市!」っていつもと違う挨拶の導入が印象的でした。
ところで、フェス向きではなさそうなので年末はやっぱりワープロ〆ですかね。
『インヒューマンエンパシー』
後紗幕に0.6てるてるが続投。1番では頭突きをしてガラス面の紗幕にヒビを入れていました。普通に怖い。
2番に入るとてるてるのヒラヒラの下から2本の手が生えて、その両手で赤い手形で必死に叩いてくるんですよ。amazarashiの一番身近なところにいたインヒューマンを史上最凶に気持ち悪く変化させるアイデアは圧巻ですね。
ラスサビはもう無数の手で後紗幕を完全に覆ってしまいました。マジで怖い。
気が付けばそっちに釘付けになりすぎて、秋田さんの動きや歌声への集中力が薄れていた気もします。いやあれは誰でもそうなるでしょ。怖い。
秋田さんの調子はやっぱりフェスと同程度でした。言葉だけでは伝わらない気もしますが、ライブ空間でそんな秋田さんを見守れてるだけで満足度は割と高いんですよね。あーいやこの曲では見守れなかったんだけどさ。
『下を向いて歩こう』
全然聴き取れるけど、シャキっとした音質でちぢれ毛みたいな音程の歌声なのを改めて確認。映像化したら率直に「うわー音外れてんなー」と思いそうですが、前述の通りライブ会場では興奮でそんなに気になりません。こうやって記憶には残るけど。
この曲と次の『ディザスター』で特に感じたんですけど、豊川さんの高音(向いて歩こ〜&ディザースター)が透き通ってる分うっすらとしか認識できないのが勿体なかったです。
代わりに下ハモリのパートでは\私のターン/と言わんばかりに、秋田さんに覆い被さるくらいの声量でハモってきていました。元来低めの方が得意なのか、音響とかを場合によって弄っているのかは分かりませんが。
2番サビ「燃え盛る空に」の瞬間、豊川さんが左手で鼻に触っていたのを無駄に覚えています。
ラスサビでは「上ずる歌唱〜」と歌って、その宣言通りに上ずり続けているのが割とツボりました。CDJタナティブの「ミスった時こそ涼しい顔」に通ずるお笑いを感じます。
左向き豊川さんノリノリニコニコポイントは2番前の間奏とアウトロにて観測されたことをここに報告します。
『ディザスター』
前口上で「名シーン」ってたしか2回くらい言っており、曲順的には意外なのでまさかなと思ったらまさかでした。まあ確かにこの曲のポジションは予想時にもよく分からず適当にぶち込んだので、これはこれで腑に落ちるセトリです。
『クリスマス』MVのマシンガンてるてる、それに撃ち抜かれた穴なような形に展開されている紗幕。そしてリボルバーを回転させるみたいに、左右に振り分けられた歌詞が順番にスライドしていくなど銃を意識した紗幕のセンスが光っていました。
秋田さんの調子も冒頭3曲よりはいい感じになっていたと記憶しています。歌い出しの低音も普通に出せていたし。
twitter.com#amazarashi Live Tour 2023「 #永遠市 」
— amazarashi (@amazarashi_info) 2023年11月1日
グランキューブ大阪公演にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次回は11/3(金・祝)愛知 センチュリーホール公演です。 pic.twitter.com/bv4RXhkFha
『14歳』
イントロ前の光が射し込むような音が流れます。14歳を確信します。「APOLOGIES 雨天決行」でも聴けたあのロングイントロでした。
昨年も『爆弾の作り方』をリベンジしていましたが、あの時のレア曲を生で歌い直す計画とかあるんでしょうか。ポルノ雨男のセトリ入りも近い?
要所要所の「灰の歌〜」はしっかり低音で歌ってきました。と思いきや最後だけオク上で歌っていて丁度良い塩梅に感じました。
この曲では普通に調子を取り戻していた印象。裏声もドンピシャでした。簡単なメロディなのが功を奏したんですかね。
『無題』
Starlight Ver.のMVでお送りしています。歌詞がついていたような気もします。
2番サビとCメロで再び安定感が怪しくなりましたがすぐに立て直しました。
あとは紗幕に見入っていたので覚えてないですね。すみません。
『つじつま合わせに生まれた僕等(2017)』
「虚無病360°」で使用した紗幕映像でお送りしています。メセボ版にリメイクされてからこの紗幕が組み合わさるのは初めてですね。
1番のサビで涙腺のゲージが少しチャージされました。自分この曲好きかも。
最近レインコードで感動泣きの感覚を思い出したばかりなので、ノウハウを身体が覚えて涙脆くなっているのかもしれません。
『スワイプ』
いつになったらアルバム曲に戻ってくるんだろうと思っていたところでスワイプ。
ん、待てよ?
インヒューマンエンパシー
下を向いて歩こう
アンチノミー
ごめんねオデッセイ
君はまだ夏を知らない
自由に向かって逃げろ
スワイプ←今ここ(?????????)
昨年のセトリの美しさを知っている身、4曲スキップされていて流石に焦りました。厳密には『アンチノミー』は状況的にラストに回ることを察していたので心配してなかったんですけど。
特にごめオデと君夏はセトリ落ちなんて夢にも思わなかったので、突然のピンチに終始「嘘だろ……」と呟くばかり。
「暮れる陽を止めろ」で客席に照らされる青いライトによって、ヴィレッジの「確保ー!」のシーンの当事者になっている気分になりました。
サマソニと比べる必要もないくらい普通に安定した歌唱です。
ラスサビの見せ場は「不景気な地方自治体」を丸ごと豊川さんが支える無人スタイルでした。
『君はまだ夏を知らない』
セトリが読めずに肝を冷やしていたところで、豊川さんの知らせる福音にめちゃくちゃ安心したのを覚えています。
絵日記スタイルの紗幕は曲の宛先の噂を確信に変えたと言っても良いんでしょうか。
幼稚園児が描いたような花の絵の下に「星座の明かりに孤独を見たのか ヒグラシの死骸に命を見たのか」とかキモい語彙力で書かれているのがシュールで良かったです。
秋田さんの調子もぼちぼち。
ラスサビでジャケ写にモノクロてるてるな紗幕だったのはこの曲でしたっけ?
『月曜日』
この曲でも前口上のクイズ大会が開催されました。「永遠なんてないと知ってるからこその感情」みたいなことは言っていて、事前にマークしていたのもあってもしやと思ったらそのもしや。
単に古い曲をやるだけでなく、この絶妙なラインもしっかり持ってきてくれる秋田さんに好感を持ちました。
「未来になれなかった全ての夜に」の音源ですでに最低限は満たされていた楽曲ですが、今回はAメロの歌い出しの音がちゃんとしていたのと、シンプルにライブ生音の凄まじいドンパチに胸を躍らせていました。
後半はちょっとブレていた部分もあったので完全上位互換とは行きませんでしたが。
ラスサビの楽器大集合は各々がボリュームを極めすぎて鼓膜がジリジリと焦げる音を聞きましたよ。
最後の「(前略)おおおーおーーー」の伸ばすところを頑張って原曲よりもおまけしてくれた感じがしました。
『海洋生命』
「秋田さんこの曲のこと覚えていてくれたんだ」が第一印象。
「ライブでやってくれるんだ」が第二印象。
イントロの驚きと約束されたライブ映えに心底ブチ上がりました。楽器もブチ上がっていてうるさかったです。
サビで大勢の人型海洋生命が渦に飲まれていました。
エンジョイしていたのでその他の記憶は曖昧です。むっちゃ笑顔で拍手したのは覚えています。
あそうそう、アウトロの井手上さんのギターがまあまあ爆音で最後まで生命力たっぶりでした。
『超新星』
最初はやっぱり「ありがとう」かな。試聴した段階から一番好きの座を誰にも譲っていないこの曲のセトリ入りには、えくぼが痙攣するくらい喜の感情が込み上げてきました。
とりわけ「失ったらもういいぜ」が好きすぎて、どんなに身構えていても自動的に鳥肌が立ちます。
音程コントロールは例のごとくフェスクオリティなんですけどね。(駄目だったらもういいぜ)
ステージの両サイドに星イメージの分割スポットライト。
「空の隅に残す」の紗幕がもはや映画アルセウスのさばきのつぶてでした。「見上げてくれ葬式で」のリリックを座席から見上げてるなあと思いました。
ラスサビの奥紗幕は3代目ドクターのタイムボルテックスの色合い(自分にしか伝わらない例え)、しかも調べてみたら思ったより青みがかってなかったので違うかもしれません。(?)
『自由に向かって逃げろ』
前口上のあった曲。逃げる話をしていて僕の脳裏に先によぎったのは『逃避行』だったんですけど(その単語も出ていたような)、最終的に「自由に向かって!」とのことだったのでこっちです。
音程はセトリ中トップクラスにガバガバでした。あとCD音源から想像していたよりノリノリ不可避なサビではない…?
アウトロ後も締める気がなさそうな雰囲気で再びマイクに近づいたので身構えていたら「虚実を切り裂いて」でした。またお前かーい。
『空に歌えば』
再三書いた通り、ライブ会場補正でこちらは安定してウキウキですが、音程のガバ度は普通にCDJの無修正音源と大差ありませんでした。
問答無用でアガるので嬉しいは嬉しいんですけど、昨年の爆弾→空歌を超えられるわけのない繋ぎ方なので文字起こしをするとこんな温度感になっちゃいますね。
ところで、出だしサビの豊川さんのボリュームが全部小さくて「そーらーにーうーたーえばーー」程度にしか聴こえない不具合がありました。その後のサビではある程度改善されていました。マイクなのか豊川さんなのか。
『美しき思い出』
イントロのあの音がやたらと長かったため、どう考えても美しき思い出なんだけどワンチャン別の曲なのか…?という疑心暗鬼な時間をしばらく過ごしていました。てか『しらふ』がいなくても歌えるんですね。確定コンボかと思ってたのに。
無傷でお持ち帰りできた歌詞噛みは「時間が解つぇつしてくれると言うけれど」のみ。無念。後半にもう一箇所こんな感じのがあったんだけどな〜。
アウトロ後の静寂、タケさんの頷きカウント、楽器隊爆発!
「忘れたいこと〜!」
隣の人は予期していなかったようでビクってなっていました。
ジャカジャカジャーンタイムでは橋谷田さんのシンバルシャンシャン大感謝祭が印象的。
MC
ツアーを再開した頃から曲作り。
「もう駄目だ」VS「いやいや(イントネーションかわいい)、まだいけるっしょ」(天使と悪魔みたいな話)
ギリ、ギリで音楽やりたい気持ちが勝ったから〜〜。
あんまり覚えてない上に「いやいや」「ギリ、ギリ」以外は意訳でお届けしました。あと2曲宣言もありました。
『ごめんねオデッセイ』
流石にアルバムの曲を回収してくれないとまずいフェーズだったのでイントロを聴いて一安心。「今更!?」とは思いましたけど。
『夏を待っていました』MV1番サビの三色ケーブルてるてる、顔と下側からケーブルをウネウネピカピカさせています。
ギター無し賛美歌スタイルで歌い始めたので「へーあの曲ギターなかったっけ意外だなー」とか考えてたら2番3番の間奏が長いので普通に担ぎ出しました。極力背負っていたくない次元で重たいんですかね?
もう具体例が追いつかないくらいライブ映えしまくっていたので、新時代のポエトリーとしてフェスでも積極的にやっていくべきだと思います。
『アンチノミー』
これまでの前口上をまとめた総復習前口上を喋りながら、豊川さんがイントロの「・♪♪♪〜♪♪♪〜」を鳴らし始めます。喋り終えたところで本イントロへ。
しかし、こちらからすれば伴奏の起点が分からず、どちらかと言うと『全力少年』のイントロに聴こえてくるんですよ。そのノリで「躓いて、転んでたら〜」って脳内の秋田さんに無意識に歌わせてしまって、本物の前口上はいつの間にか終わっていました。
というかそのアレンジが出来るなら、別に第6話の特殊EDバージョンのイントロ弾いてくれたって良いじゃないか!
それはさておき、この曲はなんといっても紗幕こそが最大の魅力。
後紗幕では小型短足の機械生命体が『インヒューマンエンパシー』でてるてるから生えていた2本の手に糸を引かれています。終盤には中型二足に強化されて両腕で力いっぱい紗幕にヒビを入れていました。
いかんせんアルバムの感想はまだ公開できていませんが、言葉の意味的には『アンチノミー』の方がよっぽどインヒューマンのエンパシーだよなと思ってたんですよね。まさかこんな形で伏線回収されてしまうとは。
前紗幕ではリリックを表示する際、一瞬バグで天使文字が映り込んでしまうんですよね。少なくとも「息」→「IKI(天使文字)」はちゃんと対応していたことを確認したので、普通に全歌詞対応していたと思われます。凝ってますねぇ〜。
総じて制作者のニーア愛が生半可なものではありませんでした。3月に妄想していたコンセプトライブの理想系を拝めたようなもので、一人で勝手に叶った気になって喜んでいました。
サマソニの歯車映像が観られなかったことが残念な気持ちもあるんですけどね。
「誰のもの〜!×2」「感情は持たないでください!」など、弾き語り版のアレンジが取り入れられた代償として、秋田さんの「壊レタヨルハ」への加勢は撤廃されてしまいました。悲C。
ちなみにラストの叫び以外はサマソニと比べたらまあ良いよねくらいの調子だったと思います。
終演後には『まっさら』が流れていました。ここで埋め合わせれば大丈夫だろうと判断されてしまったんですね。アルバムの中でも聴けると思っていた寄りの曲なのでびっくり仰天。
まとめ
セトリの統一感や納得感はロスボツアーの4割減くらいですが、代わりに紗幕映像のクオリティが尋常じゃないくらい安定していました。ギミックの面白さ的にも。
前後2枚に分かれているメリットが存分に活かされていて、逆に円盤化された時のカメラアングルでは生ほど楽しみきれなさそうなのが早くも懸念点に。
また、例年の明るい終わり方よりも今年のシリアスな終幕の方が僕の好みには合っているようでした。その方がライブが終わってしまうことに諦めがつくというか。
秋田さんがバチッとギターをキメるシーンはいつも通りに沢山観られたものの、相変わらずどのタイミングだったのかが記憶に定着してくれません。どうでもいいけど5年前から僕の中では勝手にガオガエンって呼んでいます。
何にせよ、勢いに任せて愛知公演にも申し込んでくれたあの日の僕には感謝してもしきれなくなりました。あんな紗幕やこんな紗幕をもう一度観られるし、ライブ映えするアレンジやポエトリーも早速浴び直すことができます。
久しぶりに間髪入れず感想記事を書ききれたことにも満足しています。寝まzz