こんばんは、ダーレクです。
「未来になれなかった全ての夜に」ライブ映像のリリースから早くも2週間以上経ちますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
『未来になれなかったあの夜に』MVの再生回数も一瞬で『それを言葉という』を超え、改めてその注目度に驚くばかりです。
ましてや自分、「11月中に書けるか怪しいかも〜」って保険をかけといて、恥ずかしながら12月も中旬。
諸事情でライブ映像の初見すら12月だったし、期末テストも迫っていたので諦めてのんびり書いてました。
「別にみらよる先行配信で充分満足してるからなー」って大して焦りもしませんでしたが、いざ聴いてみると余裕でやばい。想像の3倍くらいやばい。
ざまあみろ三銃士、ここに集結
「ざまあみろ」を掲げて早5年。
「ざまぁみろって言ってやる為に」という、まだ願望に近かった『もう一度』、
言ってやったものの、テンションはまだまだ戯言に近かった『空洞空洞』、
そして遂に『未来になれなかったあの夜に』では、はっきり「ざまあみろ」と言い放ちました。
決めゼリフとしては完結してしまった感もありますが、今後もとっておきの歌詞として使われることはあるのでしょうか。
(こんな感じのこと書いてみたかったんです。)
豊川さんいるんかーい!
すっかり僕の中では、豊川さんは今年のツアーには不参加だったことになっていました。いつの間に復活してたんですか??もちろんお元気なら何よりですが。
しかも歌声が口から音源すぎてトレーラーの時点でも気付けていませんでした。笑
そしてこの「豊川さん口から音源すぎ問題」は、今回僕にとって想像以上に曲者でした。
率直に言うと、本当に豊川さんが生で歌っているのか僕にはよく分からないのです。
秋田さんの歌声は特徴的だから殆ど気付けますが、豊川さんは“beautifulness”にステータスを振られすぎていて、上手い時はマジでCDと区別が付きません。
秋田さんの絶好調より豊川さんの絶好調の方が正解が決まっているというか、本当の本当に完璧になってしまうというか。
『空に歌えば』の「はーあーあー」が絶対的な録音豊川さんなのと音響を比較したり、
(それにしても何故このパートは頑なに歌ってもらえないんだ)
『命にふさわしい』の最後の「なかったなら」で豊川さんが映った時、これは流石に歌ってるなあ、とか
メタ思考を混じえた観察を経てやっと、「ああ、歌ってるっぽいな」に至りました。秋田さんとは別のベクトルでめっちゃすごいと思うこの人。
全体的にカメラワークが向上している…?
今まで「カメラワークがやべえ!」とは特に感じたこともありませんでしたが、今回はカメラワークがやべえ。
「ここはー任せーろー!」の斜めから迫りくるムーブメントとか、観てるだけでドキドキしてきます。進化が凄まじい。あの角度、どうやって撮影しているのでしょうか。地味に気になります。
「彼女が帰ってくる前に〜」などで見られる横移動もなかなかです。各々の演奏する姿をサクッと眺められて、なんだか無性に興奮してきます。
テンポの早い曲ではあれくらい目まぐるしく切り替わった方が、曲のテンションとも合わせて臨場感を感じられるので僕好みのようです。
色々思ったの色々
以下、2週間ほど煮込んでいた感想をまとめました。
不覚にも曲ごとの文章量と愛がまあまあ比例してしまったので、人によってはごめんなさいかも。
後期衝動
紗幕の映像が初っ端からハイクオリティ。大サビ(?)のバーチャルつじつまが個人的にお気に入りです。
リビングデッド
武道館ver.はもちろん大好きですが、やはり今回の方が安定感はあるように思えます。
それでもどうも歌いにくそうではありますね。実際に歌ってみれば分かりますが、シンプルに音程を取るのが難しい曲です。特に前半の低音のメロディは色々と頭おかしい。あのAメロを初めて聴いた時の「???」は忘れられません。
今後『空洞空洞』みたいにセトリの後ろへ回り、声も絶好調な日が来たとして、更にどれだけ化けるのかが気になるところです。
ところで「おなすい」って言葉、武道館からずっと脳裏に貼り付いてるんですよ。語感が気に入ってます。
ヒーロー
イントロのギターソロ、最高です。照明の演出も憎いですね。瞬間最大心拍数(?)は全曲含めてもここでした。
あとは大体カメラワークと歌声でうっひょー全開でした。
もう一度
エッッッモ。あの前口上から「えっ、もう一度…まさか!?」って初見でビビってあのイントロ聴いて鳥肌ブルブルになってみたかったです僕は。
こちらもまたイントロギターのライブ感、最高でした。再現してるんだけど絶妙に音が違う感じ。
『ぼくら対せかい』『それを言葉という』のような打ち込みメイン系には出せない味があります。
さよならごっこ
ピアノがメインのイントロも新鮮でいいですね。『つじつま合わせに生まれた僕等』『僕が死のうと思ったのは』なども初期のピアノイントロの方が特別感もあって好きでした。
紗幕も足りない映像を上手いこと補完していて感心しました。イントロ前の吸い込まれる映像を使う発想とかおもしろい。
たられば
「メッセージボトル」のライブでは不思議な歌声で控えめな印象でしたが、今回のはまさに僕の頭に思い描いていたものでした。サビの裏声もばっちりハマっていて安心感があります。
月曜日
歌い出しガッツリ音外してますけど、謎の自信を感じたのであれはあれでアリです。笑
ラジオで初めて聴いた時みたいな、メロディーを探り探り聴いてる感覚を思い出して勝手に懐かしくなってました。
あの高音連発のサビですら完璧に歌い上げる秋田さん、流石に強すぎる。
強いて言えばCメロのエモエモポイントが「おりゃあ!」って感じで、若干雑に歌われてるのが惜しい。いや、相対的にって話ですけどね。他が洗練されすぎているだけなんです。
極めつけはアウトロ、シャカシャカ感が絶妙に気持ちいいから本当に無限に聴いていたくなる。コーラスもCD音源(?)より綺麗にハモってる気がします。
それはそうと、この紗幕の映像めっちゃ丁度良くないですか?本来MVに登場するヌルヌルムーブメント秋田さん、漫画と対照的でめちゃめちゃミスマッチだったのでこっちの方が何百倍も良いと思う。
「それが君っでーーー!」の静けさとかより切なく感じられてもう…。
そんな紗幕の相乗効果もあり、普段は『未来になれなかったあの夜に』よりもリピートしています。
だからこそ、本当は別バージョンがもう一種類「地方都市のメメント・モリ」ライブ映像に収録されていたかもしれないと思うと憎いですね。ハルキの恨みも忘れてませんよ。
「ライブ版が最高だと元の音源もより良く聴こえるようになる」っていうあるあるが発動したお陰で今は無敵の曲です。
それを言葉という
今年リリースの曲なのに『月曜日』のような謎の懐かしさを感じました。
少し前にシングルでの過剰なアレンジを嘆いたこともありましたが、今回は期待通り秋田さんの歌声が際立っていて嬉しいばかりです。
サビのドラムがCDより軽やかでちょっと印象の違う感じも、まさに僕がライブ映像に求めるものなので文句なしの一曲でした。
というか『月曜日』然り、あんな風にMVを切り抜いた素材なんてあったんですね。欲しい。
光、再考
いやー安定して優しい曲ですね。後半の力強ささえ優しい。
紗幕のベースは虚無病でしょうか。「首吊った」のぷらーんってなるリリックかわいくないですか。
季節は次々死んでいく
この曲、ライブ音源としては世界分岐虚無病新言語秩序など何回聴いたのか分かりませんね。相変わらず安定して上手いので特に代わり映えもしないし、ぶっちゃけ飽きたひろむなので殆ど紗幕を眺めてました。
リアルタイム秋田さんの演出は「はいはいテクノロジーね」って大して興味も無いんですが、リリックの吹雪や竜巻は結構綺麗で楽しめました。
命にふさわしい
この曲もライブ常連すぎてなあ。別にライブ映えする曲ではあるけど、僕はどうしても元々のCD音源を愛してやまないので、今回一番言うこともない曲かもしれません。
曲自体はマジで完成度高いと思うけど、それについてはまた別の機会にたっぷり語るんで。
ひろ
そもそも僕があまり聴かない曲ではありますが、前口上聞いたら「あー確かに“あの夜”って選曲なんだなあ」って納得しました。言われてみればこんなに“未来になれなかったあの夜”に向けた歌もないかもしれません。
いざ聴くとなんだかんだ聴き入っちゃいますね。
空洞空洞
紗幕の映像が面白くて見入っちゃうので音楽に集中出来ません。ありがた迷惑です。
空に歌えば
終盤にこの曲持ってくるのも意外とありですね。爆発的な疾走感がたまりません。ライブ映えMAXなこういう曲もっと増えて。
千年幸福論
ライブ映像としては「0.7」のおまけとして付いてきた以来のなかなかレアな曲ですが、どうやら僕はこの曲には特に想うこともないようです。紗幕もクオリティはめちゃ高いけど没個性というか。
ロングホープ・フィリア
演奏後の拍手喝采ぶりが僕の気持ちを代弁してくれています。唐突にサプライズフィリア聴けやがった中野の皆さんに嫉妬しました😡
「笑うたんまぇーに僕らは泣いた」
「せい゙こう失敗に意味は無いぜ」
「それでもたぇーを伸ばすからこその」
など、文字にすると馬鹿にしてるみたいですが、とにかく秋田さんのこういう発音がたまりません。
Cメロも「遠き友よ」から迫力がグッと増すのが良いですね。
こんなに圧倒的なセルフカバーで潰しに来られるんじゃ、迂闊に秋田ひろむからの楽曲提供なんて受けられたもんじゃありませんね。笑
独白
「物心ついた私は白痴でキチガイで」←草
ひょっとしたら今回最も衝撃を与えられたかもしれませんね。この曲の晴れ舞台だった「新言語秩序」で取り戻せず終いだった言葉、今更取り戻してどうするんですか。
未来永劫封印されて伝説になるかと思ったら翌年に早速お脱ぎになられるんですか。ラスボスのお膳立てに成り下がったこのタイミングも相まって、一周回って拍子抜けしました。
あとシンプルにあの歌詞はだんまりに慣れていたので今更歌われても違和感ばかり。
率直に嬉しいニュースとして捉えるなら、ニューアルバムに収録された際、正式に白痴とキチガイが解禁される可能性が高まったということでしょうか。3月が時期的に何かしらの問題で検閲せざるを得なかったとしたら、今回の復活もギリ説明が付きますし。いや、まあそれでもリリース時期をこのくらいにズラせば良かったやんと思わざるを得ませんが。
んで結局アルバムに入らなかったり検閲されっぱなしだったらいよいよですけれど愚痴はこんなもんで。
歌に関しては、今回も気迫たっぷりでいいなあと思いました。
未来になれなかったあの夜に
MVでイントロをギタージャカジャカで始めてたやつ、てっきりMVオリジナルの演出かと思っていましたが、なんと本来ライブが元祖だったんですね。スタジオ音源でばっさりカットされたのは個人的にはありがたく思っています。
Aメロのリリックしゅわしゅわ秋田さん、めっちゃ良くないですか。秋田さんズームでも歌詞が読めるしかなりの良演出だと思います。
サビのリリックはなんか見づらいと思ったら星座風だったんですね。Bメロと繋がっててまあまあ好きです。全体通して幻想的で夢に出てきそう。
そして満場一致でサビが高い。「つじつま合わせに生まれた僕等ーーー」って8回叫ぶくらいの音域です。完全に素人の喉を潰しに来ています。秋田さんの“私的な歌”ってそういう意味だったんですか!?(違う)
ところで2番、3番の「未来になれなかったーあのーよーるにー」では上下ダブルでハモる主旋律サンドウィッチですが、これって地味にamz史上初じゃないですか??しかも上のパートはデフォルトで豊川さん。贅沢ですねえ。
(そういえば季節のCメロで既にやってました。笑)
秋田さんの歌声については推しポイントが沢山!
1番はBメロから徐々に盛り上がってくのがもはや全部見どころです。特に「そぞろ」の力強さ。サビの「まさか」はスタジオ音源の方が“まさか!?感”があって好きです。
「抱きしめたいよー!」からの「未来になれなかったーあのよーるにー!」の迫力はライブ版でしか味わえないものがあります。
2番サビ、「見える人にだけ見える光だ」が、正直みらよるの歌詞の中で最も理解出来てない部分ですが、ライブでは一音一音丁寧に歌ってくれてる感じがして凄い好きになりました。
そこから「陰こそ唯一光の理解者」でカメラが全体を映したものに切り替わるのが、もうどうしようもなく好きです。「おっと、こっちも映しとくか」って感じのあのタイミングなのが好き。
歌声以外にも2番はBメロのピアノが雰囲気をガラッと変えたり、サビではドラムのズンドコ感が心地良いですね。スタジオ音源の透き通った感じより圧倒的に好き。
からの「くそくらえ゙ぇ゙」って!映像でも明らかに魂を込めた歌い方で胸が熱くなります。
そこからの間奏で紗幕の秋田さんと一緒にギター弾いてるの好き。
(いつの間にか好きしか言えなくなってる)
3番サビの「ざまあみろ」は、あの絞り出してる感がライブのフィナーレにふさわしいものでした。歯食いしばって観てました。
でもでも、まだ「くそくらえ」って秋田さん叫んでもらいたい段階の僕にとって、2番を力強く歌ってもらえたことが何よりも励みになりました。
「ありがとうございました!」アリガトーアリガジャーーン!!も最初は常連フライング乙って思ってたんですが、繰り返し聴いてたら温かいから別にいいかなーって。新言語秩序の〆みたいな拍手とフーが理想の謙虚さだと思いますけど(?)
初めてYouTube版のトレーラーで観た時は「え、それだけで何が分かるん?」って感じでしたが、全貌を知った今では、あの「未来になれなかったーあのーよーるにー」だけでも鳥肌が立つようになりました。
この曲は全部丸ごと聴くべきなので、尚更ちょい見せには向いてないような。何も知らないまま、あの部分だけ聴いても「おお曲のタイトル歌ってんね」としか思えないですもん。
しかし『独白』然り、こういう迫真の曲のライブ音源は気軽には聴けませんね。しかも今回はプレイパスのCD音源にまでお節介に前後のポエトリー付けられちゃって。
あれは流石にくどい。動画では上手いこと切れてるんだしアウトロ終わったら適当にフェードアウトして終わってほしかった。通学中に「悔しかった夜にぃ」とか聞かされるのは重すぎます。
イントロだけならまだしも、前口上と併せてマジで無駄に長いからわざわざ手動で1分飛ばす始末。なぜ動画をそのまま移植してもらえなかったのか。
おわりに
最後の方は要約めんどくなってほぼメモのまんまです。笑
「こんな凄いライブできるのになんで武道館で実験しちまったんだ…」が率直な感想です。この日の方が明らかに声の調子が良かったというのはありますけれど。
ところで井手上さんは無駄に荒ぶったパフォーマンスして気が散るから落ち着いて弾いてくれる出羽さんの方が好きです。(唐突なdis)
とはいえいつも演奏ありがとうございます。
みらよる先行配信されてて良かった
この感動と鳥肌は2回に分けて分散させとかないと危ないところでした。
ちゃんと聴き込んでからライブ映像に挑んだのに涙腺ブルブルだったんで本当に“やばい曲”だと思います。
以下MIDNIGHT SONIC
初日はみらよる公演でお腹いっぱいだったので翌日に回してゆっくり観ました。
全体的にみらよるから更に1.1倍くらい声の調子良くないですか。夜遅ければ遅いほど強い説。深夜の安定感は流石のものです。
ワードプロセッサー
ノリノリですねー。秋田さん達もお客さんの雰囲気もフェスならではって感じで、観てるだけで僕まで楽しくなります。
冷凍睡眠
失った僕の希望だ!!!は相変わらず鳥肌ポイントでした。
僕が死のうと思ったのは
地味に今までで一番コンディションの良い僕死じゃないでしょうか。
ニューアルバムのおまけで上海・台北ライブ付いてなかったらむせび泣く
セトリの噂を聞いただけで「嘘でしょ!?」だったのに、先日のスタッフ日記でのライブレポを読んでしまったせいで尚更その内容が気になってしまう始末。
少し前にインスタに載せられた「想要抗拒信分重力」みたいな訳の添えられた星座の紗幕は『月が綺麗』でしょうか。めっちゃ気になる。
www.instagram.com
『さくら』も現在の気迫で聴いてみたいものです。そもそもStarlight以外で映像化されたことないですよね!!
最近の何でもかんでも映像作品にするamazarashi(褒め言葉)ならやってくれるはず!お待ちしてます!
されど待ち遠しいニューアルバム
正直、今の僕はみらよる欲張りセットで満足しきっていて、もう数ヶ月くらいは余裕で待てそうなのですが、どうせ冒頭のような
「別にみらよる先行配信で充分満足してるからなー」って大して焦りもしませんでしたが、いざ聴いてみると余裕でやばい。想像の3倍くらいやばい。
を繰り返すのは目に見えているので、聴けるもんはやはり聴いておきたいものです。先日の秋田日記から推測するに、いよいよ年明けくらいには新たな動きを見れそうですね…?
それと同時に、ライブで披露されたレアな曲は極力映像化できるようにっていう配慮も欲しいものです。『未来づくり』とか『名前』とか、映像化どころかセトリ入りさえ何年待つか分からないというのに。
こういうアウトプットの多すぎる記事は途中から自分でも訳わかんなくなって雑に終えがちですけど、なんというか今回はこれで勘弁してください(?)
そんな理由で眠らされているネタもいくつか存在するので出来れば今年中に仕上げたいのですが…😪