雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

amazarashi大好き系ブログ

【ブログ四周年】amazarashiを好きすぎるあまり“幻の音源”を聴けない現実が切ない

こんばんは、ダーレクです。


2018年11月25日に開設した「雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ」は今年で4周年を迎えました。(2日遅れだけど初投稿日も27日だしセーフ!)

最近はありがたいことにブログがキッカケの繋がりもポツポツと増えてきていて、誰にも見られていなかった頃とは心持ちも変わりつつあります。ちりつもとは不思議なものですね。


ブログの開設日は僕の誕生日もあるので、同日にAPOLOGIESからバースデーメールも頂きました。今年の感想は「おいおいおい!!!」でした。

dalek-amz.hatenablog.com


さて、僕がamazarashi大好き人間なのは皆さんご存知かと思いますが、実はファンになったのは2016年のことで、喰種勢より遅いくらいなのです。

そのため、時期を逃して入手不可となってしまったレア音源も少なくありません。初回限定盤を中古で買おうとかそんな次元でもないやつです。

有志の方のおかげで蘇ったのは『性善説』の弾き語り映像や『光、再考』『数え歌』のMVくらいでしょうか。インディーズ音源も時間をかけて発掘されつつあります。


今回はそういう僕が聴いてみたくてしょうがない音源を中心に、“たった今ファンになった人は取り返しのつかない要素”をまとめてみました。

なんせ知らない事についても書くので、にわか発言や憶測のオンパレードとなっています。悪しからず。

これらの音源を知ってたり所持している方は、自慢してもらえば僕を発狂させることができるかもしれません。


『僕が死のうと思ったのは(2012)』


中島美嘉さんに楽曲提供される1年前、「ごめんなさい ちゃんと言えるかな」ツアーにて終演後に流されていたそうです。デモ音源が!

「虚無病」で収録された音源よりもアコースティックで荒々しかったみたいな噂を聞いています。

つい最近まで似たような例が無かったので、いつか何かのタイミングでこの音源が特典になる可能性も信じ続けていましたが……もう無理だよな。


「夕日信仰ヒガシズム」ツアーファイナル公演


ねぇママツアーとヒガシズムツアーは映像が微塵も残っていないことで有名かと思いますが、どうやら後者は一部の曲を観られる時期があったようなのです。というか僕もほんの少しだけ覚えています。

rooftop1976.com

「千分の一夜物語」の円盤化に合わせたプロジェクトで、何でも“panovi”というVRアプリを使って『後期衝動』『ヒガシズム』の2曲を360°映像で体験できたとか。

言われてみれば2016〜17年頃、同アプリがもうすぐ終了するってツイートを見かけた記憶があります。当時はまさかそれが非売品だとは思っておらず、「そのうち欲しくなったらDVD買えばいいか〜」と呑気に考えていました。残念でしたね未来のダーレクさん。


『Sara's Song』


数量&期間限定で販売されていた「nothingness」と呼ばれる「虚無病」のアナザーストーリー、そこに同梱されていたのが後の『数え歌』となる『Sara's Song』でした。

本編ではタダノリにバットで殴られて動かなくなったことでお馴染みの“サラ”という女性が、こちらの作品では美しい歌声を披露しているそう。

少なくとも豊川さんの歌声ではなかったという噂なので、アレンジやキーなど含め、どんな感じだったのかずっと気になってしまっているんですよね。

wizy.jp


そういえば予約期間が終了する頃に注意喚起ツイートは見かけたような気がしますが……これまた二度と聴けない音源が限定配信されてるとは思わないじゃないですか普通。

商品自体は中古品を探せば手に入れられなくもなさそうですが、音源の配信期間がとっくに終了しているので詰みの状況に変わりはありません。無念。


WOWOW絡みのフェス映像


改まった説明はできないので端折るとして、僕の記憶の限りではCDJ16/17『命にふさわしい』、17年夏フェスの『空に歌えば』、CDJ17/18『フィロソフィー』の3曲が該当します。

よくよく調べたところCDJ18/19の『リビングデッド』も放送されてたっぽいですね。スタッフ日記で「バンドメンバー全員でおーおー歌ってた」と明かされてへぇーと思ったとこまでは覚えていますが、放送云々が全く記憶に無いのは実生活が忙しかった頃だから?いやでもブログのスタートダッシュは決めてたもんなぁ…🤔


上記の内『フィロソフィー』の映像はWOWOWと関係なさそうなアプリでも期間限定配信されていて、わざわざインストールして視聴していた記憶があります。紗幕の映像がMVだったのであんまり興味は示さなかったような…。

『空に歌えば』に至ってはこのライブの“音声”が、同曲MVのライブシーンに使用されています。(映像が撮影されたのはメセボ青森)


CDJ19/20の様子はアルバム「ボイコット」の初回限定盤にフル収録されました。当時珍しいなぁと思ったので、フェスの映像が何かの特典となったのは今のところこれが最初で最後のはず。


「新言語秩序Ver.1.01」独白完全版&自宅ライブ


この辺からはバリバリ物心がついていたので、割と自分のせいだろって部分が大きいです。


『独白』の歴史から順を追って話しましょうか。

2018年11月16日に日本武道館で初解禁された『独白』という楽曲。終演後に専用アプリや特設サイトで解禁された音源では、秋田さんが「白痴でキチガイで」という歌う部分がミュートされていたり、載せられていた歌詞もその部分が黒塗りになっている状態でした。

これは翌年3月に円盤化されたライブ音源でも変わらず、紗幕の歌詞も映らないように編集されていました。

状況が変わったのは、2019年11月にリリースされた「未来になれなかった全ての夜に」の円盤化。そこに収録されていた『独白』の映像では、何故か「白痴でキチガイで」は消されず収録、紗幕の歌詞も普通に映されていました。

2020年3月リリースの「ボイコット」にも、武道館ライブ終演後に公開されていた音源のミュート解除ver.が収録されています。

あーあ、これじゃあ肝心の武道館ライブだけ「白痴でキチガイで」が聴けなくて意味わかんないよ。そう思っていた矢先に訪れた転機。

twitter.com


「新言語秩序Ver.1.01」の大部分は言ってしまえばあの円盤の垂れ流しだった訳ですが、唯一にして最大の相違点はあの夜の「白痴でキチガイで」が解禁されていること!

そして同時に抱えた問題点が、配信期間が終わってしまえば二度とこの“完全版”が聴けなってしまうであろうこと。


さらに時は流れ、同年12月。

「令和二年、雨天決行」の初回限定盤に収録されたのは“ライブセレクション”という、過去にリリースしたライブ映像を集めただけの唐突な手抜き特典。その中には武道館ライブの『独白』も名を連ねています。ここで名探偵ダーレクは気付きました。

そうか、これは武道館で歌った『独白』の完全版をどうにか正式リリースするための言い訳なんだな!憎いぞamz公式!と。

──そう思っていたのですが、いざ蓋を開けていると収録されていたのは「白痴でキチガイで」が検閲されっぱなしのいつものやつ。なんでだよばかーー!

www.amazarashi.com


先述の「新言語秩序Ver.1.01」では、武道館ライブの他に“秋田さんの自宅で収録された弾き語り映像”も観ることができました。曲目は以下の3曲。

1. マスクチルドレン
2. つじつま合わせに生まれた僕等
3. 令和二年(初解禁)

特に2曲目『つじつま合わせに生まれた僕等』は現状このタイミングでしか弾き語られたことがなく、『令和二年』もこの音源だけAメロの弾き語リズムが若干違います。僕はこっちのが好きです。


こんな貴重な映像を次のアルバムの特典にしない訳がないと僕は確信していましたが、EP、末法独唱、ニューシングル、そして七号線ロストボーイズ。いつまで経っても収録される気配がありません。なんでだよ。

秋田さんの合掌含め、流石にまた観られるだろうと思って保存してなかった僕が悪いみたいです。なんでだよ。


「APOLOGIES 雨天決行」修正前音源


ちょっと特殊なケースですが一応交ぜ交ぜ。

amazarashi10周年記念ライブ「APOLOGIES 雨天決行」はオンラインで生中継され、その映像は終演後も期間限定で繰り返し視聴することができました。

その後シングル「境界線」の特典として正式に映像化された際には、少なくとも『14歳』『曇天』『雨男』らへんの歌詞飛びが修正されています。

まあ武道館ライブもディレイビューイングの段階では無修正、円盤化して初めてガチ修正されていたので、似たようなものだと考えれば特に悔いはありません。

ただ、個人で楽しむ分には何か手段があったんだろうな〜というお話でした。


『少年少女』練習風景ストーリーズ


2021年11月9日、ボイコットツアーの愛知公演〜東京の追加公演の狭間にて。突如公式インスタのストーリーズに投稿されたのは、秋田さんのボーカル入りで演奏されている『少年少女』でした。

同曲がツアーのセトリに組み込まれたのは愛知公演からだったはずなので、直近のネタバレを踏んでいない人にとっては相当なサプライズになったと思います。


無論、ストーリーズは24時間で消えてしまうので何かツールを使って手元に置いといた人が多いと思いますが、僕はシンプルに後回し癖をかましてしまいました。


『青森オルタナティブ


『アオモリオルタナティブ』といえば「七号線ロストボーイズ」の収録曲としてお馴染みですが、同アルバムの存在が発表されるまでは『青森オルタナティブ』というタイトルで浸透していました。


界隈に激震が走ったのは、昨年12月のボイコットツアー青森公演。

同ツアーでは終演後に新曲のお披露目タイムが設けられており、主にツアー前半は『境界線』、後半は『鴉と白鳥』が流されていました。

そして訪れた青森ファイナル。そこで終演後に流されたのは上記のどちらでもなく、1ヶ月半前に秋田日記で詩が公開されたばかりの『青森オルタナティブだったのです。

後に秋田日記にて「あれは“デモバージョン”だった」と明かされました。これはニューアルバムを購入しても同じ音源は聴けないぜということを意味しています。

しかもツアー中どの会場でも聴く機会があった『僕が死のうと思ったのは』とは違い、こちらの曲は青森公演の一回きり。青森リンクステーションのキャパは約2000人らしいので、下手したら歴代トップクラスで貴重な音源だった可能性があります。


まあ確かに「ツアーファイナル×青森公演」は参戦しない方が悪いと言われたらぐうの音も出ません。そういえば『空に歌えば』のMV撮影があったのも、メセボツアーで本来ファイナルだったはずの青森公演でしたもんね。

行けない理由はもう捨てて、行ける理由を探し出しましょう。チキショー!


おわりに


今回挙げた中でも特に気になっているのは、やはり“デモ音源”に相当する2曲でしょうか。

廃盤どころか非売品って意味ではインディーズ盤より貴重な音源ですからね。特に一会場の一発勝負だった『青森オルタナティブ』はマジで鬼畜。


総じて2016年以降に見聞した情報しかないので、遠い昔にひっそりと公開されていた代物があったなら僕は詰んでいます。

まあ認知できないレベルなら逆にダメージも受けずに済むのでいいんですけどね。知らぬが仏。


こういう物は普通に売ってくれれば買うのに何で売ってくれないんでしょうか。どうせ初回限定盤なんてガチ勢しか買わないんだから要素モリモリにして高くしちゃえばいいのに。


今年は不意のライブ延期があったり“たられば”を強く感じる年だったので、amazarashiファンとしての来年の抱負は「悔いを残さない」になりそうです。


また来月も何か書き終わったら更新します。