雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

報告:『命にふさわしい』を孕ませた名作“NieR:Automata”の履修

こんばんは、ダーレクです。


「amazarashiが関わった作品全てに触れてみたい」という想いは、深みにハマったファンの共通認識と言っても過言ではないでしょう。

その一人である僕も今までアニメ、ドラマ、映画、漫画など、様々な媒体の作品に出会ってきました。


そんな中、このニーアオートマタだけは意図的にずっと避けてきた作品でした。理由は単純明快で、小中学生時代のようなゲーム熱がすっかり失くなってしまったから。


数年の葛藤の末、勢いで購入したのが1年前。実際にプレイしたのが半年前。そして今日のブログ更新に至ります。

実にリリースから5年弱、ようやくこのゲームの全貌を確かめることができました。


この記事で本編のストーリーには一切触れませんが、DLC内の「amazarashiに関わる内容」を思いっきりネタバレしていきます。2017年のゲームとはいえ、もしもの方はご注意ください。


事前知識


ストーリーが肝になりそうな作品はなるべく事前情報なしで堪能するのが僕のポリシーですが、なんやかんや断片的に知っていた情報をいくつかご紹介します。メモみたいなもんなので読み飛ばしてもらって構いません。

主題歌


「命にふさわしいが生まれてしまう程のゲームのEDってどんな曲なんだろう?」という好奇心から一足先に聴いていました。

言語違いが何種類か存在しますが、やっぱ日本語版がハモリなどで一番優遇されていて好きです。


NieR Re[in]carnation


リィンカネの影響で2B、9S、A2が中心キャラっぽいという認識だけ持っていました。「A2って誰だよ」って当時は思ってたり。


アプリ自体はガチ周回に疲弊して2ヶ月程で辞めちまいましたが、檻(ケージ)の少女の話が完結した際に一瞬復帰したくらいには気に掛け続けているゲームです。LINEスタンプも愛用しています。

基本プレイ無料なのを考えるとなかなかの満足度なので、メインクエストが追加されたらまた遊びに行くかも。

twitter.com

特設サイト


「命にふさわしい」特設サイトの隅っこの不穏な一文が当時からぶっちぎりで印象的でした。

www.amazarashi.com

NieRシリーズとは
前作『NieR Replicant/Gestalt』は、濃密で独特な世界観と████████████真のエンディングが見られないその演出に、かつて業界が震撼した。

(※前作の大ネタバレなので検閲済み)


あくまで前作の話らしいですが、そんな怪しさ満点の情報をプレイ前に明かしてくれるなよと思っていました。



本編のふんわり感想

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面白かったです。


サブクエや魚釣りでガッツリ寄り道しつつ、本編のクリア(3周)まではNORMALで約60時間でした。

(元々はHARDでやったろうと意気込んでいたのに最初のセーブポイントに辿り着けないまま何日も浪費して結局諦めたのはナイショ)


【雑感コーナー】
お前その見た目でcv.悠木碧かよ。
魚釣り一生遊べる。
衝撃波のプラグイン・チップ付けると旋空弧月みたいで楽しい。
スピード競争ムズすぎる。
DLCのエレベーター監禁バグ直して。
ハッキング苦手すぎて発狂。
某サブクエスト怖すぎ。
ボス戦が毎回ラスボス級の演出で激アツ。
ポッドかわいい。
理不尽なカメラアングルは勘弁してほしい。
(※五十音順)


もちろん本編の衝撃展開には度肝を抜かれまくり、久々に「ゲームに惹き込まれる」という体験ができました。

懸念していた周回システムも蓋を開けてみれば思ったほどの周回感はなく、そんなことより色々楽しいのでノープロブレムです。


パッケージから超絶シリアス系を想定していたのは半分不正解で、思わずフフってなるネタや温みを感じられるシーンも散りばめれており緩急がある作品でした。

amazarashiとは正反対の「希望を描くからこその絶望」といった感じですけど…。


僕が購入した“Game of the YoRHa Edition”なる完全版はそれらが4000円くらいで遊び尽くせます。今なら更にお得らしいです。(謎のステマ感)

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amazarashiと◬エンド(※DLCネタバレ※)

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DLCの美味しいところのネタバレが含まれます。

















ストーリーの流れ


DLC開放後、条件を満たすとamazarashiに関わるイベントが発生する場所へ行けるようになります。

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事前のセーブが必須です。権利関係かな。(感謝)
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辿り着いた先にはモニターが。


映像内の機械生命体(2B達の敵種族)を操作しながら、とある事件とその背景を紐解いていきます。


プラトン1728という落ちこぼれ機械生命体がこのDLCの主人公です。

出来損ないが故に友達がいなかった彼はある日、廃工場内で人類の遺した人形を見つけます。新しい友達ができたのも束の間、その廃工場は戦争に巻き込まれて爆撃されました。友達が燃えていく光景を見たプラトン1728は覚醒&暴走し、気付けば敵味方問わず殺しまくっていました。最終的に彼は味方(?)によって処刑されてしまいます。

その事件以来、機械生命体は人形を恐れるようになり、集めては破壊されるようになったのです。

真相が明かされた後に流れ始める『命にふさわしい』のMusic Videoは、そんな天国のプラトン1728が意識体として俯瞰している映像でした。


つまるところ『命にふさわしい』がDLCのエンディング曲のような扱いでした。


amzファンがニヤける小ネタ9連発


ここからは順を追ってダイジェストで。

①撮影現場

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ここは…!
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ここか…?


②LOADING音

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キュイーンがMV冒頭と同じ音でwktkしました。


幾何学的模様の建築物

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わかる


④てるてる型機械生命体(?)

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近寄るとアノ曲が微かに聴こえてきます。(ノイズ強)


⑤フルMV鑑賞

ゲーム内ではフル歌詞の後付けされたものを観ることができます。著作権バリアで引用する術がないので、厳密な違いが知りたい方は実際にプレイしてみてください。

youtu.be


⑥エンドロール

最後に、工場の環境音に合わせてスタッフロールが流れ始めます。

その中にはもちろん馴染み深い名前も!!!

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⑦クリアマークがamazarashiロゴ

セーブデータ選択に戻ると獲得したEDの一覧にamazarashiのロゴが追加されています。単なるタイアップではなく本当に“コラボ”なんだなと一番実感できる瞬間でした。

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⑧クリア報酬もamazarashiロゴ

本編で貰えるレコードは音符がアイコンになっていたので、◬も音符みたいなもんだろということなのでしょう。(適当)

ちなみにジュークボックスで『命にふさわしい』が気軽に聴けるように……は流石になりませんでした。まあ入場時のセーブとかあったしそうですよねぇ。

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なかなかシュール


⑨再びイベント場所へ訪れると…

再びあの場所に訪れると、モニターからはノイズ混じりの『命にふさわしい』が流れ続けています。④で聴ける音源よりもノイズは抑えめです。これらはある種ここでしか聴けない貴重なMIXなのかも。

映像内の機械生命体を操作するイベントが遊べるのは一度きりです。「はい」を選ぶと先述の歌詞付きMVをオールウェイズ観ることができます。

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シングル初回盤の絵本等


こうなったら絵本とやらも読まざるを得なかったので「命にふさわしい」初回生産限定盤を中古でポチりました。発売日でいえばDLCよりも古いんですよね。


結論から言えば、プラトン1728のポンコツ描写はDLCで、覚醒&暴走シーンは絵本でより深く掘り下げられています。

ゲーム内では彼の事件については文章でしか語られていません。その場面が挿絵付きで描かれているのは絵本だけなので、いい感じに役割分担されているようです。


絵本の他に付いてきたDVDには、いつものMVと、タイトル画面で放置してると勝手に流れるトレーラーっぽい映像(NieR:Automata Movie 119450310)が収録されています。どっちもYouTubeに公式映像あるし正直いらない。

youtu.be


シングルの特典といえば「amazarashiヘッド」が貰えるのを少しだけ期待していたのですが、残念ながら受け取り期限がリリースから1年限りでした。プレイパスかよ…(´・ω・`)

youtu.be


という訳で、現状は「どうしても絵本が読みたい!」という方以外が手を出す理由はなさそうです。

強いて言えばDVDのメニュー画面でYKBXさんの書き下ろしイラスト(初見)が見られるという利点もあります。


ニーアを踏まえての『命にふさわしい』


2年前の僕は「amazarashiにふさわしい」と絶賛していましたが、今の僕はまさしく「ニーアにふさわしい」と思っています。

dalek-amz.hatenablog.com

今まで感銘を受けてきた様々なフレーズの背景を知れたことで、解釈が更新されてより鮮烈な想いが脳裏を駆け巡るようになりました。

プレイ前は屈指のよくわからん歌詞だった「世界を滅ぼすに値するその温もり」も、今では3キャラくらいの顔が浮かんできます。

世界を滅ぼすに値する その温もりは
二人になれなかった 孤独と孤独では
道すがら何があった? 傷ついて笑うその癖は

そんなに悲しむことなんて無かったのにな
心さえなかったなら

「怒」を強く感じさせられる中にも「哀」という紙一重の感情がチラついている気がして、彼らの気持ちが本当にそのまま歌われているようで尚更辛い…。


楽曲に対する理解が深まった一方、歌詞で表現されている内容と、実際のゲーム内での扱われ方とで若干の齟齬を感じた側面もあります。


blog.ja.playstation.com

──絵本や『NieR:Automata』の物語から、どのようにイメージを膨らませて「命にふさわしい」が生まれたのでしょうか。楽曲、歌詞が完成するまでの創作の流れをお聞かせください。

秋田:はじめにゲームの脚本と絵本のプロットを読んで、曲全体のイメージを考えました。(後略)


「ゲームの脚本や絵本のプロットを読んで曲を書いた」と語られているだけあって(読書感想文があの曲になるってスゲー)、詩の内容もニーアオートマタ全体を包含している印象を受けます。


しかし、実際のゲーム内では「ニーアオートマタの曲」というより「プラトン1728のテーマ曲」として扱われています。

敢えて人聞き悪く言うならば、絵本からMVまで総掛かりで『命にふさわしい』をプラトン1728のテーマ曲に仕立て上げようとしているように見えました。


そりゃあ10月の虚無病ライブで初めて「コラボしよう!」となり、2ヶ月後のCDJで早くもMVの断片がお披露目されるとかいうアルティメット急ピッチで計画が進められていたので、これくらいの強引さがないと何も実現しなかったのは事実でしょう。楽曲とMVをゲーム内で楽しめるだけでも充分すぎるくらいの奇跡なんですよね。


その辺はヨコオタロウさん本人から少し語られています。


hillslife.jp

(前略)そしてボーカル・ギターの秋田ひろむさんも『NieR RepliCant』をお好きだったという縁もあり、秋田さんから彼らのライブに招待をいただきました。それが凄くよくて。そこからインスピレーションを受け、一晩でコラボレーション・ミュージックビデオの提案書を書き上げた、という流れです。


上記のヨコオさんのお話を読む限り、「amazarashiとのコラボはこういう風にしよう」というMV含めた全てのプロットが事前に準備されていて、最後に楽曲としての『命にふさわしい』が画竜点睛の如く組み込まれた、という順序だったようです。


www.amazarashi.com

『ニーアオートマタ』とのコラボなんですが、そのままニーアの世界観で歌を作ってもamazarashiらしさはだせないと思ったので、自分たちの生活、人生と重なる部分はどこだろうというところから考えました。


一方の秋田さんもニーアオートマタ、というかプラトン1728の曲として忖度することを選ばず、あくまでamazarashiらしさを追求しています。

こうやってガチンコ同士が一歩も譲らず火花を散らしているくらいがコラボレーションの本当に在るべき姿なのかもしれません。


『月曜日』然り、このような相思相愛タイプのコラボでは必然的に気合の入った作品を楽しめるので、秋田さんに好かれてるクリエイターには是非とも一度amazarashiを聴いてみてほしいですね。「自分と似てる」って感じてもらえたなら素晴らしい化学反応が起きるはずです。




土よりアスファルト完結編(おまけ)

dalek-amz.hatenablog.com

あらすじ:『命にふさわしい』の公式英訳が「土よりアスファルト」になってるよ!直して!


今作では言語選択を外国語にして例のモニターに話しかけることで、海外仕様(日本語字幕なし)のMVを鑑賞することができます。もちろん歌詞付きで。

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英語だとプラト“ン”じゃないんですね。


ということは嫌な予感がしたので、一応こっちでも確かめておくことにしました。

I met someone I liked, we unmistakably touched
(好きな人と出会った、僕らは間違いなく触れ合った)
Asphalt over dirt, skin over steel
(土よりアスファルト、鋼鉄より人肌)







_人人人人人人人_ 
>Asphalt over dirt< 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄










これはもしやと思い、試しにスペイン語Google先生に検証してもらいました。

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“sobre”が“over”に相当するようです。


うん、完全に英語から伝言ゲームしたなこれ。どう見ても「土→アスファルト」「鋼鉄→人肌」の語順です。


他にも何種類か言語を選べますが、同じように英訳から派生してるものと予測されます。全世界修正パッチもんの大誤植じゃねーか。

よりによって真逆の意味になってしまうミスが見落とされていたとは…。MV公開からDLC実装まで3ヶ月もあったんだから誰か気付いてくれてもいいのに😢


実際にEnglishのlyricsを検索してみると、公式英訳を丸コピしているとこは共倒れていますが、有志でオリジナル英訳を作った一部のサイトでは正しい語順が供給されているようです。

でもこういう場合、普通は公式の歌詞を信用しますよね。もう少し早く投稿していればサンタさんに修正をお願いできたのですが…。


それはそうと、趣味で“再翻訳完全版”を作ったので最後に置いておきます。表現の違いを楽しみたかったので意訳は控え目です。

I met someone I liked, we unmistakably touched
(好きな人と出会った、僕らは間違いなく触れ合った)
Asphalt over dirt, skin over steel
(土よりアスファルト、鋼鉄より人肌)

If we instinctively choose warmth instead of the cold
(もしも僕らが本能的に寒さの代わりに温みを選ぶなら)
Then our dirt-covered faces
(それならば僕らの土に覆われた顔)
are deserving of life
(は命にふさわしい)

There are those who snarl that we're overreaching
(僕らを身の程知らずだとののしる奴らがいる)
but we'll sing of their hypocrisy
(だが僕らは奴らの偽善を歌うのだ)
If you need a reason to push forward
(もしも前に進む為に理由が必要なら)
Be it anger, or something else
(怒りであれ、他の何かであれ)
it is deserving of life
(それは命にふさわしい)

For the sun to rise and dry my spilled tears
(陽が昇って僕のこぼした涙を乾かす為に)
Patiently and tirelessly I wait and wait
(辛抱強く根気強く僕は待ちに待っている)
I've continued reaching, since that day it all fell apart
(僕は努力し続けた、全部が駄目になったあの日から)
For the morning I will be redeemed
(僕が救われる朝の為に)

It's worth destroying the world
(世界を滅ぼすに値する)
for the warmth I seek
(僕が求める温もりの為に)
We could not be together
(僕らは一緒になれなかった)
Loneliness with loneliness
(孤独と孤独)
What happened on those travels?
(その旅の間で何があった?)
That habit of laughing away pain
(痛みを笑い飛ばすその癖)

There wouldn't have been much to regret
(そんなに後悔することなんてなかったのにな)
If only we didn't have a hearts
(もしも僕らが心を持っていなかったなら)


I made a friend
(友達ができた)
we shared ideals
(僕らは理想を分かち合った)
We headed forward
(僕らは前に向かった)
our strides were the same
(僕らの歩幅は一緒だった)
I'd even stomach betrayal
(裏切りでさえ耐えよう)
The nights we drank till dawn
(僕らが夜明けまで飲んで)
sprawled on the side of the road
(道端に寝そべった夜)
are deserving of life
(は命にふさわしい)

We kept searching for something, to replace what we'd lost
(僕らは何かを探し続けている、失ってきた物の代わりにする為に)
Perhaps it's not so, and loss is the solution
(もしかしたらそうじゃなく、喪失が解決策だ)
Hoping for the tables to turn, knowing that it's not impossible
(形勢が逆転することを願う、それが不可能ではないことを知っている)
Even the footsteps that trailed off, should be called the journey
(消え入った足跡でさえ、旅路と呼ばれるべきだ)

It was worth deceiving the world, for what we had
(世界を欺くに値した、僕らのこれまでの為に)
We couldn't keep apart, loners who had found each other
(僕らは離れられなかった、互いに見つけあった一匹狼共だ)
What happened on those travels?
(その旅の間で何があった?)
A look that said inflicting pain was to be expected
(傷付けるのは予想されたことだと言った顔)

There wouldn't have been much to regret
(そんなに後悔することなんてなかったのにな)
If only we didn't have a hearts
(もしも僕らが心を持っていなかったなら)


To protect what I loved, I broke many things
(愛した物を守る為に、僕は沢山の物を壊した)
So many wishes brought suddenly to an end
(突然終わらせられた沢山の願い)
Walking across the broken pieces with bare feet, falling with my next step
(その破片を裸足で渡る、次の一歩で落ちる)
I'd accept death with that one step
(その一歩の死を僕は受け入れよう)
yet that is the one deserving of life
(だがそれこそが命にふさわしいものだ)

That loss, worth giving your heart for
(その喪失、心を犠牲にするに値する)
But sadness can't make a clean switch for joy
(しかし悲しみは喜びと綺麗さっぱり取り替えることはできない)
What happened on those travels?
(その旅の間で何があった?)
The answer is what I am now
(その答えこそ今の僕だ)

Hope, we could have thrown it away so simply
(希望、僕らはとても簡単にそれを投げ捨てる事ができる)
If only we didn't have hearts
(もしも僕らが心を持っていなかったなら)

Light and Darkness
(光と陰)