雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

amazarashi大好き系ブログ

2年ぶりにユニカビジョン行ってきた【息をするんだVISION α】

こんばんは、ダーレクです。


前々回「ユニカビジョンで観た『スターライト』に堕ちた」って経験談を挟んだんですけど、寝て起きたその日にちょうどユニカビジョンの特集が発表されたんですよね。普通にびっくりしました。

1. 火種
2. ロストボーイ
3. 間抜けなニムロド
4. 僕が死のうと思ったのは

しかし曲目は上記の通りで、物の見事に『スターライト』が入っていません。なんでだよ!入れるだろ普通!

twitter.com

リリースから時間置くの珍しいっすね


今回、20日(木)から放映されているのに参戦が終わり際になったのは、特別忙しかった訳でもなく「家で観られる映像のためにくそ暑い新宿に行くのもなあ」という葛藤があったからです。(汗っかき並感)

と言うのも、従来のamazarashi特集は放映期間がフラゲ日以前に重なっているパターンが多く、いち早く駆けつけることで本来未解禁のライブ映像を堪能することができました。2年前もその目的でわざわざ初日に出没しています。

dalek-amz.hatenablog.com

それが今回は円盤リリースの2週間後にようやく放映が始まっており、予習を極めた僕にとって最大の動機を欠いた状態でした。せめてリリース直後ならお祭りブーストが望めたかもしれませんが。



──まあ結局行ったんですけどね。

夏の18時が昼すぎる。
20時になるとくっきり。


だって、基本的に映像作品がリリースされない限りユニカビジョンの特集って組まれないじゃないですか。てことは下手したら次のタイミングには僕がアラサーとなっている可能性もありそうで…。

なんて考え出したら無性に寂しくなってしまって、儚い人生の1ページに些細な記念日を刻みたくなったのです。あー千年千年。


今回“VISION ‪α‬”は使えないの??


ユニカビジョンといえば、専用の連携アプリVISION ‪α‬”の存在を抜きには語れません。眼球にしがみ付くくそアツい映像を楽しみながら、同期されたスマホにライブ音源を流してくれるサービスです。

マイクで音を拾って発動するので、恐らく新言語秩序アプリと同じ仕組みだと思われます。

音ズレの訪れが玉に瑕ですが、外音の遮断による没入感アップの効果は計り知れません。前身アプリの頃から僕はお世話になっていました。

ところが今回は、アプリを準備しても一向に繋がる気配がなくて使用を断念してしまいました。

どちらにせよ僕のスマホにはライブ音源がダウンロードされていたので、セルフ同時再生によって首の皮一枚分は楽しめたんですけど。

騒音や強風の影響で上手く反応しないこともあるようですが、今まで両手で数えるくらいには通い詰めた僕が接続に失敗したのはこれが初めてのことです。つまり、どちらかと言えばユニカビジョン側の不備を疑うわけですよ。


思い返してみると、毎回恒例の「抽選でプレゼントがどうたらこうたら!」って企画も今回は発表された覚えがありません。この辺は記憶違いも疑ってみましたが、現に2年前の自分は応募してたみたいですし。

ユニカビジョンのサイトから過去の特集に目を通してみると、アプリの利用方法を記載しているページそうでないページがあることが判明。

過去のamazarashi特集は全て前者、そして今回のページだけは後者に当てはまっていました。あっ…(察し)

直近で前者パターンだったアーティストをチェックしてみると、やはりアプリ込みでの感想がちらほら見受けられます。

もうこれはサイトの傾向的にも「今回のamazarashi特集が手抜き実装されていた」と結論付けて大丈夫でしょう。なんだか今年やけにケチエピソード多くないですか?シングルの弾き語りとか円盤の特典CDとか。

こんな風に元々あったサービスが失われていくのは、既存ファンが蔑ろにされているようであんまり良い気がしません。次回もアプリ適用外だったらボイコットしちゃうぞ♥


amazarashiにも莫大な広告費かかってるんだなぁ


それでも「通りすがりの人々にamazarashiを認知させる」というユニカビジョンの本懐に支障はないのでしょう。

先程同様ユニカビジョンのサイトには料金表が記載されていて、東海オンエアの動画で広告費のバカ高さをふんわり学んでいた僕でもOh…ってなりましたね。


1回あたりの料金が10分で50万、30分で100万とのことで。約20分という枠を多めに100万円で換算すると、

最大100万円×6回×7日間=最大4200万円ということになります。これがメジャーアーティストのお財布…!


素人目線だと「amazarashiの市場規模でそんなに使って元取れるのか…?」と思わなくもないので、試しにグッズ売上を概算してみました。

ライブ会場のキャパを一律2000人、全国6都市で開催するとして、1人1枚Tシャツ(3800円)を購入する。

なんと、これだけで4560万の売上です。最終的な純利益がどんなもんかは分かりませんが、他の財源も組み合わせれば意外にもサクッと稼げてしまいそうな雰囲気なのでした。


もう一つ「無差別な街頭広告って本当に費用対効果あるのか…?」という疑問もあります。ネット広告なんかはターゲット層に直接届くのでまだ分かるんですけど。

もちろん「ある」と見込まれての大宣伝なんですけどね。歌を歌って何千万の話になるなんて凄いなあ。(小並感)

こういう長期的な視点はプロモーションエアプだと何も言えず、己の無力さが悔しくなったので真面目に本を読んでみようと思いました。いつかamazarashiのお財布事情を勝手に把握してニヤニヤできる日を夢見て。


少なくとも新規層への「認知」を目的とするなら、単に新宿の一角で映像が垂れ流されているだけでなく、それに釘付けになって見上げてる人間の存在も無駄ではなさそうだなって思います。

そんな変人が一人でも多くその場に居れば「こいつら何見てんだろう」って好奇心でユニカビジョンをチラ見してもらえる可能性も上がりそうですし。

そんで「amazarashi?ロストボーイズ?」って頭の片隅に置かれて、将来的にYouTubeとかでその名前を見かけて、興味本位で再生してみたが最後、こちら側へようこそって寸法です。

そう考えると僕のような信者は、むしろ積極的に通って“ファンを演じる”べきなのかもしれないとすら思えてきます。いっそサクラとして雇ってもらえたら楽なのに。(?)