こんばんは、ダーレクです。
僕はしばらく日本から昼夜逆転くらいの場所に住んでまして、そっちのゴールデンタイムがこっちの早朝なので情報解禁は大体遅れて届きます。
今朝も「朝 目が覚めたら トレーラーが降っていて 曇った目をこすって しばらく見ていたよ」状態だったのですが、今回のトレーラーめちゃめちゃ良くないですか?
今までの『虚無病』や『隅田川』は正直長いな〜と思っていたけど、今回は一口サイズで見やすかったです。
もちろんこれだけで満足できるわけじゃないですが、トレーラーとしては本当に優秀だと思いました。今年の映像は僕の好みが多くて嬉しい限りです。
ちなみに本編には僕も豆つぶサイズで出演する予定なのでよろしくお願いします。
そんでもってお昼には秋田日記の追撃です。なんだかんだ久しぶりの更新でしたね。てかこれが本題なんですよ。
“あの夜”ってバリバリ過去じゃんね
『未来になれなかったあの夜に』
言いたいことは的確に伝わってくるけど、文字だけ見ると理解し難い。まさに詩っぽくて素敵なタイトルです。
初手から「いやそれ月光〜」とは思いましたが、控えめに言って僕の好きなやつです。
僕の中でamazarashiはざっくりとカテゴリ分けされていて、「理論武装」「物語」「応援歌」「思い出」とか色々あるのですが、
その中でも「理論武装」が頭一つ抜けて好きなんです。
最近まさに『それを言葉という』というゴリゴリの「理論武装」が降臨してだいぶ気に入ってますが、『未来になれなかったあの夜に』もまたそこに属するイメージです。
とにかく抽象的に歌って後は汲み取ってくれって感じの、よく言えば余白を残した曲にも良い部分はあるっちゃあると思いますが、理論武装して完膚無きまでに言いくるめてくれた方が僕にはよく効きます。
しかしその分、この詩は秋田さんの脳内からコピペしてきました感が難解さを産んでる気がします。つまり早くメロディ付きで聴きたいってことです。
『たられば』との対比
理想の成れの果て(自分)自身を肯定してた『たられば』に対して、
ある意味、妥協して失った理想の亡霊に再び目を向けて励ましてるかのような印象が大きかったです。
故に、『たられば』が光なら『未来になれなかったあの夜に』は陰の歌なのかなーって思えて仕方ありません。
なんにせよ、この辺のテーマはもっと色んな角度を試せば新しい詩もいっぱい書ける気がします。
元々僕好みの題材でもあるので是非とも秋田さんには頑張っていただきたいですね。今すぐでなくとも5年後くらいに。