雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

ついに!未来になれなかったあの夜に!先行配信!Music Video!

こんばんは、ダーレクです。みらよる聴き込んでたらすっかり遅れちゃいました。


さあ、待ちに待った『未来になれなかったあの夜に』解禁日が遂に訪れました!


ちょうどトレーラーが投稿された頃から訳あって滅入ってたのですが、この曲がいい感じにクッションになって比較的軽傷で済んでます。ありがとう。


以上、自分語りでした。



早く配信しろやGoogle Play Musicぅぅぅ!


この上なくワクワクしていたあの瞬間、僕に突きつけられたのは一部サイトの配信遅延。


iTunesもなかなか遅れていたようですが、Google playが最も遅かったのはリアルタイムで色んなサイトを飛び回ってた僕が保証します。


おかげで『フィロソフィー』ぶりの試聴サバイバルを経験しました。結局はAWAの無料体験みたいのでタダ聴きすることにしたんですけどね。250円得したかも。


…これもほぼ自分語りですね。失礼しました。



なんだただの名曲か


未来になれなかったあの夜に

未来になれなかったあの夜に

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


イントロからピアノが綺麗ですね。


トレーラーやティーザーでサビだけ聴いた時はずーっと同じメロディで正直ガッカリしていましたが、静かなAメロから終盤への盛り上がりがミソでした。


なんなら歌詞のパワーが強すぎる分、シンプルで覚えやすいメロディに留めることでバランスを取ってる説も。


多少なりともディスってたの僕だけなんじゃないかってくらい、どこを覗いても賞賛の嵐で驚いています。今となっては僕もそっち側なんでもはや満場一致かも。


それにしても濃密な曲ですね。曲の長さだけで言えば『ひろ』『カルマ』に次いで史上3番目です。それでも歌詞を噛み締めてるうちにいつの間にか終わってしまっているのがこの曲の恐ろしいところ。


ちゃっかり「未来になれなかったーーあのーよーるにーーー」のコーラスも豊川さんのようで。折角ならライブver.は生の歌声で聴いてみたかったなあ。


ちなみに有線イヤホンの裏ワザを使うとピアノとコーラスをじっくり聴くという、また違った楽しみ方をできます。



歌詞がやばいのは知っていたけれども


長い空白の間、他の音楽に浮気して下がりに下がっていた歌詞のハードルを、秋田さんは何故か背面跳びで飛び越えちゃったので唖然とするばかりです。


「そういえば歌詞こそamazarashiの醍醐味だったなあ」と再認識させられました。amazara史の中でも特に“歌詞を見ながら聴きたい曲”だと思います。


過去を俯瞰する視点から、2番では決意になって、秋田日記で伏せられていた3番では今の秋田さんから過去の秋田さんと僕らリスナーへのメッセージが。なんというカタルシス

醜い君が罵られたなら 醜いままで恨みを晴らして
足りない君が馬鹿にされたなら 足りないままで幸福になって


「足りないままで幸福になって」


これ以上に励まされる言葉ってこの世に存在するんでしょうか…。思わず「ありがとう、がんばるよ」なんて答えたくなります。答えるからには有言実行。


「恒久的な欠落を愛してこその幸福だ」「君が君を嫌いな理由を背負った君のまま成し遂げなくちゃ駄目だ」「いつか屈辱を晴らすなら今日、侮辱された弱さで」に通ずるものがある素敵なメッセージですね。

ジュブナイル

ジュブナイル

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


強いて言うならモヤモヤする部分が一箇所だけあって、「傷ついたなんて言わないぜ」「少なくとも居場所はここじゃないぜ」など、

秋田さんが言葉を投げかける時の語尾は「〜だぜ」ってイメージなので、「ここで会うのは偶然じゃない“さ”」にめちゃめちゃめちゃ違和感を感じています。


「僕らの両手は涙を拭うものではないさ」の時も感じていたやつですね。笑

それを言葉という

それを言葉という

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255


amazarashiの新曲恒例のボキャブラリー拡張コーナー。


「孤児」を僕はずっと「こじ」と読んでいましたが、なんと「みなしご」って読めるんですね。知らなかった。


日記内で初めて見た「心根」に関しては、そもそも「しんこん」という読みが無いという始末。「こころね」は心の奥底という意味らしいですが、そんなamazarashiらしい言葉が今まで使われていなかったのがむしろ不思議ですね?


そして「路銀」も普通に初見ワードでした。「なんでお金なのに路“銀”なんだろう」という意識の高い疑問も浮かびましたが、残念ながらGoogle先生もよく分からないようです。まあどうせ銀行みたいなもんでしょうけど。



Teasingもほどほどに


いくら曲が良かろうと、今回はティーザー4連発にプレミア公開と僕の嫌いなやり口のオンパレードで、実際に曲を聴けるまでは実は内心盛り下がっていました。


特に地上波で先にラスサビをネタバレしちゃうのは割とやっちゃってると思うんですが。フルで聴こうにも既に大ネタバレ食らっていてはインパクトが薄れてしまいます。


YouTubeのトレーラーでチラッと「未来になれなかったーーあのーよーるにーーー」だけ聴けた時くらいが最もちょうどいいワクワクでした。by ライブ行けなかった人間


「じゃあ見なきゃ良かったじゃん」が典型的な反論だと思いますが、無理だろ!こっちはamazarashiのこと大好きで一刻も早く新曲のことを知りたくてしょうがないんだぞ!


それなのにフルで聴けるその日までは出来るだけネタバレを控えたいというセルフジレンマ。


そういう意味では『独白』の隠し方は結構好きでした。本当に徹底してましたからね。

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初めて聴いて「amazarashiやべぇ…」って度肝を抜かれた『命にふさわしい』『リビングデッド』などが懐かしいものです。


そういう衝撃に浸る次のチャンスはニューアルバム。頼みますぜ秋田さん。


順当に行けば『月曜日』『リビングデッド』『独白』『さよならごっこ』『それを言葉という』『未来になれなかったあの夜に』で6枠埋まってしまいますが、フルアルバムならもう半分が残っているはず。大抵ポエトリーもあるけどね。




とはいえ、即効性が無かったというだけで、数日間咀嚼してしてどんどん曲のメッセージが身体に染み込んできているので結果的には大丈夫です。最高です。




MVはきっと贅沢な事じゃない?


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MV付きだと余計にのめり込んじゃって7分近くあるとは思えないくらい一瞬です。


『たられば』が主題歌となった「青の帰り道」の監督として記憶に新しい藤井道人さんが今回のMVに抜擢されたようですね。

https://twitter.com/mickbabel/status/1194014552758743041?s=19


初めて聞いた時の第一考は「その手があったか!」でした。僕の中で「青の帰り道」は大好評だったのでMVの出来も信頼できますし、おかげさまで安心して待てました。


スタッフ日記からも藤井監督の熱意が伝わってきてほっこり。本当に映画化してまた主題歌書いてもらってほしい。いや、流石にみらよるになっちゃうかな。


もうだいぶ知れ渡っていることですが、どうやらカメレオンライフ時代が舞台になっているみたいですね。「東京」や「夕暮れステレオ」の歌詞が登場したのは流石にびっくり。公式に出してもいい代物だったんかいと。


主人公、秋田さん役が横浜流星さんなのですが、僕はどうしても「青の帰り道」のリョウとごっちゃになってしまいます。なんせ同一人物ですからね。笑


居酒屋から怒って出ていくシーンとか人物や場所は違えど既視感があったりして面白かったです。


MV内では『未来になれなかったあの夜に』の弾き語りを動画サイトに投稿したことがキッカケになっていますが、実話通り『スターライト』だったらなーと思う部分も。


まあクライマックスとの辻褄的には仕方の無い部分ですね。

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僕はMVガチ勢ではないのでその他小ネタを全力で隅々まで舐め回すのは億劫ですが、気が向いた時に色々探してみようと思います。


もう一つ、そもそものビッグニュースは横浜流星さん率いる豪華俳優陣でしょうか。今朝の秋田日記でも言及されていました。


とはいえ僕は「青の帰り道」で彼を知った程度には芸能人に疎い人間なので人気とかはよく分かりませんが、テレビでもネットでも横浜流星横浜流星なくらいには話題性があるようで。


僕が“amazarashiというバンド”を好きなことだけ知ってる友達にも「ネットの記事で見たわ」って言われたくらい。「へーこれがamazarashiかー」ってなったそうです。


藤井監督共々味方に付けたのはamazarashi的にはとても大きいことのように思えます。元を辿れば『たられば』が名曲すぎたことに起因するので4年前の秋田さんありがとう。つまり豊川さんもありがとう。

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中には客寄せパンダ的な意見もあるようですが、『フィロソフィー』や『リビングデッド』のMVに感じた「は?」に比べれば、むしろ最高の形&クオリティで仕上がって微笑ましいばかりです。


『季節は次々死んでいく』『命にふさわしい』などタイアップ先に寄せるスタイルは割と好きなんですけどねー。ってのを話し始めると止まらないので終わり。


逆にエキストラの方々はあんまり目立ってませんでしたね。元々そういうもんっちゃもんですが。とはいえamazarashiに物理的に貢献できるチャンスはそうあるものではないので、やはり羨ましい限りです。


そしてamazarashi名物、雑な概要欄が今回も炸裂してしまっています。歌詞の改行が適当だったり「見える人にだけ見える光だ 影こそ唯一光の理解者」だけ全角スペースだったり。


概要欄が修正されるのは『それを言葉という』の大突貫でしか見たことがありませんが、今回もそのうち修正されるのでしょうか。本音を言えばどうでもいいんですが立ち寄る度に気にはなりそう。

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それはそうと、僕の好きな某YouTuberのツイートにもMV部門でちゃっかり首位で映り込んでて嬉しかった。





ところでびっくりCDJ


あれ?今までフェスでトップバッターじゃないことってありましたっけ???


ちゃっかり前代未聞な気がしますが、だからなんだと言われるとなんでもないです。


それでは、ローレライの獣神化が強そうなので、またわくわくの実の厳選に戻りたいと思います。