雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

秋田日記でリクエスト答えてもらえて嬉しい&半年聴き込んだ「ボイコット」の感想、再考

こんばんは、ダーレクと申します。


「また秋田日記更新されてる〜」と思ったらトップバッターに見覚えのある名前が…。


_人人人人人人人_ 
>アディポゼさん< 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


アディポゼってのは僕のTwitterのユーザー名(@Dalek_Adipose)の後ろをローマ字読みしたものです。どちらも好きな海外ドラマのキャラクターに由来してます。


要するに僕のリクエストが秋田さんに答えられてしまいました。なんてこった。


そもそも僕は七月末には、

リクエストも募集されていたものの、僕はamazarashiと秋田さんが大好きですが関わりたいという気持ちはあんまり無くて、他の方々が投稿した質問が答えられていく様を見届ければ十分かなーってスタンスです。


などと書いていましたが、当時BBSで豊川さんに関する質問が無かったのが無性にモヤモヤして、結局その日のうちに投稿していました。いやー聞いといてよかったーーー。

おかげで「ボイコット」が発表された時ぶりにニヤニヤを堪えながら外を歩く羽目になりました。


内容は日記から推測できると思われますが、豊川さんがお元気かというのと『空に歌えば』『フィロソフィー』のようなソロパートがまた聴けたら嬉しいです的なことを書きました。


youtu.be

豊川さんのソロパートを初めて聴いた時の衝撃を皆さんは覚えていますか。今までの新曲で最もインパクトのあったサプライズってやっぱり豊川さんだと思うんですよ。あれはまさに尊いってやつです。



「ボイコット」リリースから半年←半年!?


驚きもほどほどに、発売直後から感じ方が変わった曲も結構あるので、この節目に今一度アルバム曲を振り返ってみようかと思います。簡潔に。

dalek-amz.hatenablog.com


拒否オロジー

拍子が変わったところの「おーおー」に一時期のめり込んでいましたが落ち着きました。amazarashi好きなのに難しい話は苦手なので、実は開幕ポエトリー枠ではワープロの方が好きだったりします。

とどめを刺して

発売直後は『空洞空洞』と同じくamazarashiのダークな部分を搾ったかっこいいリード曲ですよ、だと思い込んでいましたが最近僕の中で再び脚光を浴びている曲です。

特別面白いメロディというわけではありませんが、薄暗い編曲と歌詞・歌声がめちゃくちゃマッチしています。イントロの惹き込み力が尋常じゃなかったり、サビでちょっとだけ光が見えたり、Cメロのやけっぱちな感じもまた一興です。

「君が言う時」「時間がくれるはずだったもの」「青い国道をひた走って」「潔白では」など僕のツボを掠めていく気持ちいい歌声が多すぎます。秋田さんの裏声でamazarashiにハマった身としては尚更たまらない曲なのかもしれません。

ただ、自分の中で似た立ち位置の『リビングデッド』をあまり聴かなくなったのを鑑みると1年後とかどうなってるんだろうって感じです。未だにあのCメロは聴くと燃えますけどね。

夕立旅立ち

理論武装解除」でのあまざらし編成とどうしても比べられてしまいますが、最近は『夕立旅立ち』と言えばこっちが思い浮かぶようになってきました。イントロの3音(↓〜↑〜↓〜)やサビの鼻にかかったような声など、こっちならではの一推しポイントもあります。

とまあ色々書いた後に理論武装解除に戻ると「やっぱすげえな」ってなっちゃいますけどね。豊川さんがずるい。

帰ってこいよ

この半年で1番聴いたのがこの曲だと思います。色んな物事に「帰ーってこーいよーーー」って思いを抱いてばっかでしたから。最近は諦めがついたのか『とどめを刺して』とバトンタッチした感があります。

この曲もまた歌声気持ちいいポイントが無数にあるんですね。

「駅の待合室で」「幼い頃に遊んだ校舎の壁が」「地下鉄の路線図みたいに」「あの時のまま」「分校の校舎も」「帰ーってーこーい↑よ↑ーー↓ーーー」

…挙げればキリがありませんが、あえてMVPを選ぶなら「分校」です。秋田さんの低音たまんねぇ。

アルカホール

この曲の真髄は実は「ア ア ア」ではなく、サビの力強いメロディーラインだと思っています。酔っ払ってぶち上がってる感じがいいです。その後に幻覚見ちゃったような裏声でクールダウンするのとセットなので、結局こちらも捨て難いですけどね。

「アルカホール聴きてえ」とは別に思わないけど、なぜか気が付いたら口ずさんでいる。聴いている。そんな風に謎の魅力の虜になっているようです。

マスクチルドレン

メロディーラインがamazarashiらしからぬキャッチーさで新鮮です。歌詞もハッとされられるフレーズがちらほらあって(特にBメロ)、ラスサビのひねくれた抗い方も少しオシャレになった初期の歌詞って感じで燃えます。

ただし、この曲だけは最初からずーーーっと編曲に不満を持っていました。過去には「【編曲】さよならごっこ:月並み、マスクチルドレン:新言語秩序」などの記事で違和感の正体も探していたり、好きだからこそ聴く度に勿体なく感じてしまう曲です。

最近は「ずーっと1番を聴いてるみたい」って表現が自分の中でしっくりきました。僕のボルテージ的にはラスサビを終えてやっと1番が終わった感覚です。

抒情死

発売直後に「どうせアルバム曲だな」と最も舐めていた曲です。株の上がり幅もアルバム屈指でした。

メロディーも全体的にキャッチーで、なーんだシンプルな曲かぁと思いきや、聴けば聴くほど裏に潜んでいたサウンドが聴こえてくるようになって、随分トリッキーな曲だということに最近気付きました。

歌詞の“最近のamazarashi”感も流石アルバム曲といったところです。

死んでるみたいに眠ってる

この曲の印象が一番あの時のまんまです。よく分かりません。でも1番Bメロのアゲ方はやっぱり好きです。

そういう人になりたいぜ

当時アルバム内で最強の曲だと思っていました。いや、もちろん今もそう思いますが、荒削りで聴きやすい編曲にシンプルなメロディ、圧巻の歌声や歌詞、前面に押し出された秋田ひろむパワーが僕の心をブォンブォンと揺さぶり続けて、逆に聴くのに疲れてきてしまった部分があります。

僕の中の殿堂入り曲『パーフェクトライフ』『ハルキオンザロード』に匹敵するポテンシャルを秘めいているのは間違いありません。でもあんまり聴き続けていると「もうやめてくれぇ」って声が聞こえてきます。

最終的によりマイルドな弾き語り音源を好むようになっていました。我ながら意外です。

youtu.be


統一感は一番無いかも


一番すごいのが『とどめを刺して』、一番やばいのが『帰ってこいよ』、一番つよいのが『そういう人になりたいぜ』ってのがざっくりした感想です(?)

前作「地方都市のメメント・モリ」よりも我が強い曲が詰まっているので、アルバム曲単体で聴いても力負けは感じませんでした。

裏を返せば14曲の間に流れがめちゃめちゃ変わるので、アルバムというよりは詰め合わせを聴いている感も少し。


また、シングル枠が増えているので仕方ないことですが、インタールード的なポエトリーがいよいよ消滅してしまったのは寂しく思います。マスクチルドレンの次とか何かちょっと挟まってたら良かった。


あと統一感と言えば秋田日記の9.11とボイコットの発売日3.11の半年後ってことで昨日投稿するのがちょうど良かったんですが、ちょうど忙しかったもんで力尽きてしまいました。先月書き終える気満々だった記事も2つ持ち越しちゃったし、そろそろどこまでも行けそうなモチベ爆弾が恋しいです。