雨曝しな気持ちは言葉にするべきだ

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amazarashi大好き系ブログ

【草】ダーレク、ボイコットツアーに映っていた

こんばんは、ダーレクです。


先日の感想文とまとめても良かったくらいの内容ですが、今回は甚だしい自分語りを含むので一応分けておくことにしました。

dalek-amz.hatenablog.com


「七号線ロストボーイズ」の限定盤には、昨年のボイコットツアー東京公演(2日目)の映像が付属されています。

このライブには、従来のライブとは違う点がありました。開演前に10分ほど、秋田さんの「私は私の〇〇ではない。」という録音朗読が流れた後に演奏が始まるのです。

その演出が円盤にも収録されていて、その間は紗幕やステージ上だけでなく、客席の様子もちらほら収められていました。


そんな中、思わず三度見してしまったワンシーンがあります。


自分映ってんなあ


時間にして4:34〜4:41の7秒間、「私は私の間取りではない。」でピンボケの向こうから現れておもむろに俯いている人間、どう見ても僕です。

あんな感じの横顔で、あのシャツを着て、マスク2枚重ねで参戦したのは流石にこの世で1人だけだと思います。


それにしても、見事にそわそわしているところをすっぱ抜かれてしまいました。確かに「観客が映り込むかも」とは当日アナウンスされていましたが、狙い撃ちされるとは聞いていません。笑

自分を客観視するのがどうもおかしくて、再生する度に吹き出してしまいます。


当日の証言によると、

腕時計と紗幕を交互に眺めつつ、なんやかんやで1曲目が始まります。

とのことなので、あれは左腕の腕時計を覗き込むまでの一部始終だったようです。たしかに言われてみれば左下を向いているような。

僕のことだから、腕を目線の高さまで持ってきて「時間気になってますアピール」を大っぴらにするのは周りのお客さんが白けるかなぁという謎の配慮で、自身が時計に近づく方を選んだんだと思います。

露骨に時計をチェックしている人間が選ばれていたとは考えにくいので、むしろこの謎ムーブが功を奏した気もしてきます。


嬉しいけど笑うしかない


スタッフの方々が吟味した結果「うーんこの人使っとくか」って選んでもらえて、amazarashiの映像作品の一部になれたのはとても光栄なことです。ファンであるからにはそれなりに夢でもありました。

ただ、いざそれが叶ってみると嬉しさや恥ずかしさの前にまず草が生えました。

実際のところ、ライブ映像に映り込むなんて宝くじ級の確率だと思っていた節があるので、全国のamazarashiファンに同じ映像を観られているかもしれないという事実はにわかには信じがたいものです。

アングルのおかげで絶妙に顔バレを回避しているのも、現実味を感じづらい要因の一つかもしれません。


ただでさえ視聴者の数も限られているし、冒頭10分をわざわざ振り返る人も多くないだろうし、何より僕の知人にamazarashiファンはいないので(😢)、奇跡をひっそりと楽しむのに最高のシチュエーションを貰えたと思います。(まあブログに堂々と書いてたら「見てね!」って言ってるようなものですが。)


今一度、特別な機会をありがとうございました。m(_ _)m


改めてライブを視聴して


映像作品となったライブは観客目線を飛び越えて、ステージ上の秋田さん達の動きや反対側の紗幕など、物理的に現地では観きれなかった部分を堪能できるのが嬉しいですね。

豊川さんが終盤の「帰ってーこーいよー」でご尊顔どころかまつ毛まで映りまくっていたり、『マスクチルドレン』の2番Aメロで橋谷田さんのドラム高速連打のやばさを視覚的に見せつけられたり、『独白』の終盤で震えるほど力を込めている秋田さんを拝めたりとか。

『世界の解像度』の前口上は映像化されてもやっぱり聴き取りづらかったので、秋田日記2022.02.10にてセリフが確認できることをここにメモっておきます。


あと、当時ブログに書き留めていたおかげで気付けた修正もありました。僕ごときの音感でも流石に記憶違いってことはないはずです。

9. マスクチルドレン

最終hiAポイント「犠牲になっ↑て↑くれー」がお疲れ気味で上がりきらず。メセボの奇跡のラストが無修正で収録されてたのでこのパターンも円盤でそのまま聴けるかもしれません。


そして何と言っても『夕立旅立ち』ですよ。4年越しのセトリ入りでライブのトリを飾ってみせて、意外性の出オチで終わることもなくあんなに輝いて見えたのがひたすらに感慨深かったです。

特にアウトロはライブアレンジによって、フィナーレにふさわしい盛り上がりを見せてくれました。あの時間が終わってしまう寂しさを塗りつぶしてくれた感動の大きさを再確認しています。

満を持してアルバムに収録された時点では「正式リリースおめでと〜」以上の感想が特別ある訳でもない、あくまで“アルバムの中の一曲”という印象止まりでした。いくら理論武装解除で爪跡を残したとはいえ、元々Aメロ→サビが3回続くだけの簡素な構成の曲ですし。

全ての楽曲がやり方次第でこうやってライブ化けする可能性を秘めているって考えるとアツいですね。『死んでるみたいに眠ってる』の逆転劇も期待しています。(?)



余談ですが、ボイコットツアーの追加公演やファイナルのセトリが派手に増えなかったのは、この公演の映像化が早い段階で決まっていたからなんでしょうか。

ツアー後半でアルバム収録曲をセトリから削るという荒業が行われたのも、判断が下されたであろう時期や練習期間を逆算してみると合点がいきます。

確かに去年のツアーは無事に完走できるかもまだ定かではなかったし、振り返れないところで出血大サービスするのも勿体ないですもんね〜。

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