ご無沙汰してます、ダーレクです。
ああ、遂にリリースされてしまった…!
課題やら何やら私生活のタスクが加速し始めてヘトヘトになっていたところで発売日を迎えてしまったので、束の間の休息を迎えている今、せめてリリース日までの出来事だけでも清算せんとこの記事を書いています。
とはいえ、頭の中に轟々と発生し続けている「ボイコット」各収録曲の感想は全然まとめきれそうになく、開き直ってのんびり書いているのでみらよるライブ映像の感想以上の大遅刻をすると予想されます。感想以外にもう一つ誰得な記事も書き進めているので許してください(?)
音域や合法アップロード動画の記事もひっそりと更新しました。
dalek-amz.hatenablog.com
どうやら今回のアルバムはプレイパスが付属していない超絶クソ仕様らしいので、購入したものの現物を手に取れない環境にいる僕は仕方なく後者の動画達を有効活用させてもらってます。
弾き語り映像も『そういう人になりたいぜ』を視聴できたことで雰囲気は掴めたので贅沢は言いません。雨天決行も曲よりは我慢できるしいつかは読めるし。
さて、そろそろ本題へ。MVの話をしに来たんでした。
『とどめを刺して』『そういう人になりたいぜ』2曲とも僕のMV枠予想では眼中に無かったのですが、アルバムを知ってからだと割と納得のラインナップでした。
『帰ってこいよ』は初聴からずっと「どうかこの曲がMV枠であってくれ…!」と祈り続けるほど良かったけどなー。
なお、リード曲に任命された『とどめを刺して』のMVは、僕の溜め息を助長するいつものやつでしたね。待望の新曲が再びあんな感じにされて虚しかった。
正直、ニューアルバムが最高すぎてMVに対する不満とか全部吹き飛んだのですが、書き留めてた分はせめて晒しておこうかと。
・またMVが“病んでますよ”系にされてしまった…
YKBXさんが作ったラブソングのMVみたいのをずっとイメージしていた僕にとっては、ティザーでの「ああ、実写で秋田さんが主役なのね」から更にもう一捻りのサプライズ。誰だよその女。
どうやら『フィロソフィー』『リビングデッド』で僕の反感を買った“SIX”という会社が今回のMVも製作なさったようで…。
『季節は次々死んでいく』『命にふさわしい』などタイアップ系のMVは秀逸な印象ですが、彼らに闇雲に暗い作品を作らせるとどうしてもこうなっちゃうんですかね。
武道館の感想を書いてた頃から散々主張してますが、紗幕やMVに余計な視覚情報で溢れさせるのホントやめてほしい。ミュージックビデオだっつってんの。曲が主役だっての。
ポジティブを装っていつの間にか死んじゃっているような疾走感がこの歌の持ち味(主観)なのに、序盤からネガティブが大安売りされているせいで結末の驚きが薄められているように感じます。
僕の初めてがあのMVじゃなくて心の底から安堵しました。そして未来のamzファンにお悔やみ申し上げます。
あとは、つじつま&みらよると同様に右にずっと歌詞が表示されているにも関わらず、ツイートや光の投影で二重に歌詞が目立ちたがる意味不明なシーンもあったり。
冒頭の薄暗い部屋かCメロの車の座席にリリックスピーカーをポツンと置いとくだけでも、ずっと深みのある映像になっただろうに。
相対的に(ほぼ)無編集の『そういう人になりたいぜ』が神がかって見えてきます。素材の味を生かすってこういう事だと思うんですよ。
そういう意味では僕にとっても、今回のMVは確かに“ショッキングな映像”でした。ダシの効いたお茶漬けにBBQソースがぶっかかっているんですもの。
・間抜けなニムロド…だと!?
ニューアルバム発売前、秋田日記にてボイコットと無関係の詩が突如公開されました。早くも秋田さんには次のフェーズが見えているのでしょうか。
ところで1年前、秋田日記の詩ラッシュを謳歌していた僕は当たり前のようにそのタイトルを書き込んでいましたが、ひょっとしたらグレーだったんじゃないか…?
と思って今回のタイトルをググってみたら普通にAPOLOGIESがヒットしたので今後とも気にしないことにします。もちろん内容についてはふわっとしか触れられませんが。
『とどめを刺して』でも俯瞰した視点が特徴的でしたが、今度はいよいよ“僕”が出てこなくなりました。
一人称の出てこない曲なら過去に調べたような…と思ったら、投稿していたのは“僕”じゃなくて“君”でした。その続編として書き始めていたものの、未だ下書きのまま埋もれています。笑
その時に数えた僕によると、
夜の一部始終(ポエトリー)
或る輝き(ポエトリー)
風邪(ポエトリー)
分岐(ポエトリー)
収束(ポエトリー)
虚無病
幽霊(ポエトリー)
空に歌えば
以上8曲には“一人称”が使われていないようです。(だからなんだって言うの)
『間抜けなニムロド』の中身に触れるわけにはいかないので、「〆のフレーズに余韻を残すのが相変わらず上手いなぁ」という僕の第一印象だけお届けします。
また、僕の中では『星々の葬列』を淡々と歌ったようなイメージが出来上がりましたが、僕の予感は本当に当たらないのでそれ含めていずれ来る音源化が待ち遠しいばかりです。
それでは、次こそは「ボイコット」感想(仮)でお会いしましょう。