こんばんは、ダーレクです。
※この記事では「生活の果てに音楽が鳴る」ツアー初日公演の感想を“ネタバレ全開”でお送りします。
なんやかんや2年ぶりの新幹線で大阪へと駆け付け、いよいよ生活の果てに音楽が鳴るツアーとそれにへばりつく僕の旅路が幕を開けました。
土曜日には2公演目に突入するということで、記憶が溢れ出てくるうちに初日公演で浴びてきたものをアウトプットしておきます。
開演前
僕がグランキューブ大阪を訪れるのは、永遠市ツアーぶり2回目となりました。体感では10ヶ月前くらいの思い出なんですけど、新幹線と比例して丸2年が経過するんですね。
会場に着いたのは12時半過ぎ。建物内のエスカレーターをひたすら乗り継いで、5階まで上がるのがグランキューブ大阪のお約束です。
街中では誰しも右側に立ち止まっていて「ああ関西来たんだなあ」と思わされていましたが、この建物内に限っては左側に立っている人ばかりで不思議な気持ちになりました。ツアー初日ですし遠征勢も案外多かったのでしょうか。
会場の設計上、ここではグッズ列に並ばないとAPOLOGIESブースに辿り着けなかったので、暇つぶしを兼ねてガチャ列に並んでみることにしました。
物販開始15分前くらいに並んで13時半過ぎにガチャり終えたということで、所要時間はトータル50分くらい。特にお目当ても決めていないまま、運試し用と保存用で2枚のメダルを交換します。
結果、シリコンキーリングが当たりました。

そして肝心のAPOLOGIES抽選会ですが、こちらも初っ端からC賞のICカードステッカーが当選。よしよし、1戦目から悪くない結果です。

17時開演の祝日スケジュールでは大冒険もしづらいため、開場時間までは京阪シティモールで精神統一をしていました。
いざ開場時間を迎えて現地に戻ってきても、1階エリアは賑やかで空も明るいまま。緊張はするけど実感は湧かないという謎の心持ちで、最後の1時間もぬるぬる過ぎていきました。
なんやかんやで僕が入場したのは、開演20分前くらいだったと思います。普段は開場待機列に並んでじっくり緊張するのがルーティンなんですけどね。
僕の座席は1階CC列7番。永遠市ツアーでは5列目を引き当てていたようですが、今回は座席表を見る前から「うわっ」と声を漏らしていました。笑
今までの経験からしても、どのタイミングで当選しようが全員ランダムで座席を振られているように見えますね。プレミア席やVIP席が設けられても倍率に怯えるだけなので、なるがままになる現行のシステムも嫌いじゃないですよ。
ただ、どこの会場も客席は扇形に広がっているため、半分より後ろで観る確率が高い=敗北感を味わいやすいのは今後とも不可避なぐぬぬポイントになるでしょう。

この辺りの端ブロックは4席しかなかったので、通路側でもさほど人が通ることなく気楽に過ごせました。
出入口が近いため公演中にもしばしば人の気配を感じましたが、民度のおかげか曲間にささーっと移動する人が多く、これまた気が散るほどではなかったと思います。例のアラームを鳴らした機器だけかち割っといてください。
ところで撮影禁止プラカードのスタッフさんが言っていましたが、あれって「“開演したら”撮影禁止」って意味なんですね。それとも会場によって異なるのでしょうか🤔
僕がエレキギターのテストを聴けたのは、開演時間の10分前と7分前のことでした。
開演時間を5分ほど過ぎてSEが鳴り止んだと思いきや、残念もう1曲突入しま〜すっていつもの焦らしも食らいつつ、待望のツアー初日がとうとう開演するようです。
各楽曲の感想
秋田さんの喉の調子は「かなり良かった」と断定できます。
力強く歌う反動で音程の小回りが効かなくなるのはライブの醍醐味みたいなものですし、コンディション面には一切の憂いなくライブの内容に集中することができました。
厳密にはライブ後半の歌詞飛びが多めでしたが、それもまた初日公演ならではの趣として、秋田さんがリカバリーする様子を楽しめる光景でした。
全体を通して、ジャカジャカジャカ…ジャーーーン🎸の余韻を橋谷田さんが「ドコドン…」で区切ってくれるので、拍手のタイミングが分かりやすかったですね。
なお、拍手すらさせずに次の曲が始まるような矢継ぎ早コンボは特になく、曲間の2/3くらいは暗闇の向こう側のカタ…カチ…ン゙ン゙を見守る時間を過ごしていた気がします。
1.『君のベストライフ』
僕にとっては今年4回目のイントロ。
夏フェス3連発で映像が新調されたところでしたが、あの時はその奥の秋田さん達をガン見するのに夢中だったので、引きの画角から紗幕全体を落ち着いて観られるのが新鮮でしたね。
座席がスピーカーの射線上だったのか、サビをぶっぱなし始めてからの音量がそれはそれは凄まじく、シャキシャキの音質で鼓膜いっぱいに秋田さんの叫びが突き刺さってきます。
おまけにアウトロの白ポリゴンショックには、初っ端から意識をぶっ飛ばされそうになりました。あれを今後も食らい続けることは念頭に置いておいた方が良さそうです😇
「生活の果てに音楽が鳴る!青森から来ました!amazarashiです!」
↑会場名言わなかったけど、ライブツアー2023!東京!ガーデンシアター!も経験してるから台本通りなのか判断しかねる。
2.『ナイトメア』
流石に「電脳演奏監視空間 ゴースト」と全く同じ始まり方は想定しておらず、自分があれこれ予想したのは何だったんだろうと思いながらイントロを聴いていました。
言うても横アリでは音程が大変なことになっていた一曲であり、理想的なコンディションで改めて浴びられたことは素直に嬉しかったですね。背面の映像もかっこよかったですし。
しかしまあ、この2曲が続いたということは次も順当に『黎明期』なんだろうなあ。
3.『黎明期』
ほらね。
これまた生で聴くのは2回目ということで、流れとしては面白味に欠けますが曲としてはシンプルご褒美タイムでした。
横アリの段階で『ナイトメア』よりもしっかり歌えていましたし、印象が一新されるような特筆事項は少なめです。
ラスサビ1回目の「今こ“そ”意味の黎明期」が裏返りかけていたことは覚えていますが、ダメージを引きずる様子もなかったのでたまたま油断しただけなのかもしれません。
今回も当たり前のようにアウトロまで演奏してフィニッシュ。この後には長めの静寂が訪れました。
4.『不眠症の見張り番』
突如ポワーーーーーが響きわたり、まずは豊川さんの謎コードが演奏されるところから始まったんでしたっけ。早々に新曲がぶっ込まれたのかと思いきや、すぐに不眠症の本イントロになっていました。
たまたま区切っただけかもしれませんが「バスなんて来や しないんだと」の休符が良かったですねぇ。バスが来ないという現実を噛み締める時間が生まれているようで。
僕の中で空耳が話題となった「市役所職員さん」に続くフレーズはCD音源と似てて、聴きたいと思った方に聴こえるような発音でした。
視覚的に印象深かったのは「青も黒く汚れてしまった空」という珍しめな有彩色リリック。
この曲を歌うとしたらMCの手前くらいだと思っていたのですが、めちゃめちゃ序盤にぶっ込まれたもんで、昨年の『エンディングテーマ』を思い出すような最初からクライマックスっぷりでした。
5.『どうなったって』
4曲を歌い終えてようやく前口上のターンが回ってきました。「どうなったっていい」ことを織り交ぜた確定演出から、お馴染みのイントロへと繋がります。
飛行機で駆け付けた韓国、新幹線で駆け付けた大阪と、わずか2ヶ月のスパンでこの曲と共に窮屈な乗り物をコンプリートできたことへの満足感がありました。
それにしてもゴースト5連発か…傾向的には『痛覚』の前後で歌われることが多かったけど、流石にそろそろアルバム外の曲もやるんじゃないかな…?
6.『痛覚』
本当に「冷え冷〜えと」が始まって草。
いくらなんでも「ゴースト」の収録曲が連続しすぎて、この時には既にツッコミの気持ちの方が大きくなっていました。
青エクにも思い入れがあるし夏フェスで聴けずに寂しい思いをしたので、この曲を聴けること自体は嬉しいのですが…。
紗幕に関しては、サビの「痛覚」がこれまた珍しく青かったことを覚えています。リリックに色が付いたのって不眠症とこの曲だけでしたよね?強調の使い所を絞って印象を強めるテクニックは僕も見習いたいものです。
7.『小市民イーア』
拍手が鳴り止むのを待たずにベースが鳴り始め、7曲目のゴースト収録曲を歌い始める秋田さん。
横アリではイーアと歌詞を重ね合わせることに意識が向いて音楽体験を疎かにしてしまいましたが、今回は思う存分ノリノリになることができました。傍から見ればガッチリ固まったままなんでしょうけど。笑
紗幕映像は『下を向いて歩こう』と同じ方が作ったのでしょうか。ゆらゆらしたリリックや映像が楽曲の臨場感を増幅させていて、下手したら今回の中では一番好きな映像だったかもしれないですね。
8.『帰ってこいよ』
もはや12曲目までゴースト曲を聴かされることを覚悟し始めた頃、ようやくフレッシュな田舎の風が吹いてきました。
音の余白を能動的に舐め回す余裕があった「騒々しい無人」のアレンジに比べて、久々に聴いたバンド版は音の波に流されながらその世界観を回遊できるような、絶妙な情報量で成り立っているんですね。
また、この段階では歌詞ミスが皆無で全てが絶好調だな〜とも思っていました。結果的に11曲目から詰まり始めるんですけどね。笑
9.『収容室』
前口上で自分の記憶を辿るようなくだりがあり、それを探す時のセンサーの音みたいな入り方でイントロが鳴り始めました。スタッフ日記の真意もこういうことなんでしょうか。
歌は完璧すぎて見所さんをほとんど覚えていないのですが、終演後から投稿日現在にかけてこの曲を聴きたくなる頻度が明らかに増えています。ひょっとしたら無意識下ではめちゃめちゃ気に入っているのかもしれません。
10.『たられば』
「おっ、たらればじゃーん♪(口パク)」
メセボツアーにもみらよるツアーにも参戦しなかった身としては、バンド版を生で聴くのは何気に初めてだったんですよね。
秋田さんが話し上手になりたがっている間、僕は「もしも僕が名医だったなら〜」のくだりを先行して思い出し、一人鳥肌を立てていました。
最終段落「失敗も後悔もしないように!」もまた、でっかい声量の裏に鬼気迫るものを感じ、本日二度目の鳥肌を誘発されていました。
色々感動しているうちに今何曲目だったか分からなくなったので、これ以降はMCがなるべく先延ばしになるようお祈りしています。
11.『アダプテッド』
「あ〜このイントロはアダプテッドか〜」と気付いてから「リリースから“丸3年間ライブ未解禁”だったあのアダプテッド!?!!!?」と歴史的瞬間を実感するまでにワンテンポの遅れがありました。だってあり得ないですもん普通。
ライブ前半のゴースト疲れを吹き飛ばすように、後半戦の喜と楽がとどまるところを知りません。少なくとも1番の間はずーっと表情筋全開になっていたと思います。(石破スマイル🤗)
1番が終わった時点で「秋田!はやく拍手させろ!秋田!」という衝動に駆られ、静かに鑑賞するコンサートスタイルが初めてもどかしく感じました。
2番では「ただよっている」で復帰するまで少し飛ばしていた記憶がありますが、「死ぬには広すぎる海底では」をド忘れしたんでしたっけ?
ラスサビも「世界に二人だけ〜」と歌うべき後半パートで「きらめく星空は〜」を大声で歌いかけて、観念だけになりきれなそうな〆となりました。
こちらとしてはそんな些細なミスはどうでも良く、曲が終われば待ちに待った拍手の時間。事の重大さは会場中の共通認識だったようで、この日一番の拍手と歓声に包まれました。
12.『ごめんねオデッセイ』
背面の紗幕には、かつて物議を醸したMVに使用された写真の数々。それらが高速コマ送りで再構築されてリリックビデオの背景となっていました。
これは本筋の邪魔をせずに何かを訴えかけるエネルギーが残されていて、なかなかの良改変なんじゃないでしょうか。
やはりこの曲では、3番のロング歌詞飛ばしが新鮮な光景でしたね。ライブ初披露だった『アダプテッド』を経て調子が狂ったのか、コンスタントにセトリ入りしてきたごめオデまでド忘れしてしまうという…笑
本来「失ってから気付くんじゃない」と歌い出す3番を、間違えて2番の「詩」と打ったらで入っちゃったんでしたっけ?
大通りに合流するタイミングをはかる車みたいに、紗幕のリリックが通り過ぎるだけの時間がしばらく流れて、最終的に「過去と未来が顕現する耳鳴りとスピーカー」で合流していたと思います。
今回の「ポエトリーよ!」は裏返らせずに力強くかますタイプ。
ジャーンジャカジャカジャカ…の締め方が他の曲よりも不意打ち気味で、観客一同「おっ……終わった!(パチパチパチ〜👏)」という一瞬の様子見がありました。
なお、僕はこの辺から「そろそろ終盤だけど、アンチノミーをやっていないのはもしや…?」と一時代の終焉を予感し始めていました。
13.『おんなじ髑髏』
ライブでは弾き出し1音目を担う秋田さんのアコギが印象的です。
全体的な音数の少なさ故、ツアーでも変わらずに豊川さんのユニゾンが映える曲。それと同時に秋田さんのでっかい歌声も際立っていました。
紗幕はAメロから透け透け頭蓋骨が全面に押し出され、サビでは何小節かごとに歩く人間とその髑髏モードが交互に切り替わるなど、髑髏まみれでややショッキングな映像となっています。
本ツアーで記憶に残った紗幕ランキングがあったら、間違いなくトップ争いに食い込んでくる作品でしょう。
14.『アンアライブ』
収容室やおん髑が生活に根ざしたテーマなのは分かりますが、お前は横アリで目立ちすぎてちょっと場違いだろう、と思わなくもない気持ちを胸に秘めながらイントロを眺めます。
ライブの臨場感を再び肌で感じてみて、個人的に最も「電脳演奏監視空間 ゴースト」という空間に居た時の記憶を思い起こさせられる一曲でした。特にサビでは。
横アリより狭い箱に閉じ込められている状況も相まって、さらに刺激的で緊迫感に満ちた演奏を流し込まれた感覚があります。もちろんアウトロのアンアライブ連発アレンジも健在。
ここで会場のボルテージをグッと引きあげたようで、曲終わりには『アダプテッド』に引けを取らないくらいの拍手が巻き起こっていました。
15.『1.0』
ライブイントロでお馴染みのポワーーーーーーーーー♪からスタート。
即座に聴き覚えは感じたものの、その正体を思い出すのには『アダプテッド』よりも時間を要しました。この曲との再会も諦めかけていましたから。
0→1という切り札を切った大名曲にもかかわらず、レコ発のロスボツアー以来めっきり歌わなくなっていたので、どうやらそういうポジションらしいやと予想にも挙げなくなっていたんですよ。
最終的に全てを理解してハッとしたのは、夏待ちてるてるが投影されてからだったと思います。驚きすぎたことを表現するために、こちらもとびきりの変顔でイントロを迎え撃ちました。
2022年よりも歌声が進化していて、というか今日が絶好調だったのかもしれませんが、どこか苦しそうに歌い切る現行のライブ音源とは異なる完壁な『1.0』を浴びることができて大大大満足です。
紗幕の映像はロスボツアーから変わらずでしたね。マリオカートWiiのエンディングみたいに(?)カバー範囲が「ゴースト」まで拡張されていたら面白かったですけど、そうやって1.1とか1.2とかのお話になるのもタイミーワイミーですし、一生この映像と歩んでいくことになる気もしますね。
16.『スターライト』
ほんのり青く照らされた空間に、あの曲の専用ポエトリーが響き渡ります。横アリとは違ってリリックが並走していなかったので、まずは詰まることなく喋り終えてくれたことに一安心。
夏フェス3連発でロスボツアーを流用していたのが、今回から新しい紗幕映像に切り替わっていましたね。ドクター・フーのOP映像を思わせる亜空間を突き抜けるような映像です。(自分にしか刺さらない例え)
1番2セット目の「いぇーっへ!」は相変わらずサボっていましたねぇ。長く歌い続けることを見据えて休憩ポイントを増やしたのか、そんなことよりもギターを弾いていたいのか、はたまた我々にシンガロングしてほしいのか。
2番らへんで軽い歌詞飛びがあったのは「小さな僕だって光るから」でしたっけ?以前にも同じ箇所を飛ばしていたような。
恐らく頭で歌詞を思い出しながら歌うのではなく、口が覚えているものを勝手に吐き出させている領域でしょうし、ふと我に返るとゲシュタルト崩壊で逆に何を歌えばいいのか分からなくなるんだと思います。
前述の通り、中盤以降の僕は曲数を数え損ねているため、この『アンアライブ』『1.0』『スターライト』辺りの中ボスゾーンはどれもMC前っぽくて何度もドキドキさせられていました。
17.『生活の果てに音楽が鳴る』
MCはMCってほどの落ち着いた時間でもなく、「デビューから1年して初めて大阪でライブをして、当時は15年後も同じように大阪でライブできるなんて思ってなかった(意訳)」といったアドリブを話してからは、「あと2曲」とも知らせずに再び台本の世界へと戻っていきました。
そんな前口上は、ボイコットツアーの『世界の解像度』みたいにギターやドラムをズンチャカ鳴らしながら、普段通りの尺を喋って「それら全てを生活と呼ぶ!」的な決めゼリフで本イントロに突入。あのドラム気持ちよかったなぁ。
原曲ほどの西部劇マシマシ感はなく、ノッリノリのリズムだけが原型を留めているような雰囲気でした。紗幕や照明がモノクロだからそういう風に思い込んでいる、なんて可能性もあるんでしょうか。
18.『ゴースト』
前略、気迫たっぷりに前口上を盛り上げたところから、すぅっとポーンポーン(イントロ)の静けさに繋がります。
Aメロから「未来になれなかったーーー!」並のうるささで歌い出したもので「ああこの気迫は本当に最後の曲なんだな…」と眼前の閉店セールを複雑な気持ちで観届けていました。いよいよ『アンチノミー』も未発表曲もやらなかったですし。
5ヶ月前のショックには遠く及びませんが、常軌を逸したゴースト増し増し具合へのコレジャナイ感は頭の片隅にずっと置かれていて、ましてやツアーのトリまで飾られてしまったので、新鮮味を欲する心の器が満たされきらなかった感覚はありますね。
という脳内会議に気を取られているうちに歌は佳境を迎え、クライマックスでは「や゛さ゛しくなんてなくていい!!」の濁点が印象に残りました。
ジャカジャカジャカ〜
「ありがとうございます!(訳:拍手していいよ!)」
→👏
「生活の果てに音楽が鳴る!グランキューブ大阪、ありがとうございました!」
x.com#amazarashi Live Tour 2025
— amazarashi (@amazarashi_info) 2025年9月23日
「生活の果てに音楽が鳴る」
大阪公演にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次回は9/27(土)福岡公演・福岡サンパレスです。 pic.twitter.com/DpVzQPvM5v
退場BGMは普通に『生活の果てに音楽が鳴る』の音源が流れていました。
ところで「何でもない今日、何でもないこの夜に〜」みたいな前口上ってどのタイミングでしたっけ?
例のごとく「こっちからすれば何でもあるんだよ!!」と脳内ツッコミを入れたとこまでは覚えているんですけど。
セットリストと答え合わせ
【本物のセットリスト】
1. 君のベストライフ
2. ナイトメア
3. 黎明期
4. 不眠症の見張り番
前口上
5. どうなったって
6. 痛覚
7. 小市民イーア
8. 帰ってこいよ
前口上
9. 収容室
10. たられば
11. アダプテッド
12. ごめんねオデッセイ
前口上
13. おんなじ髑髏
14. アンアライブ
15. 1.0
16. スターライト(ポエトリー付き)
MC
前口上
17. 生活の果てに音楽が鳴る
前口上
18. ゴースト
【アルバム内訳】
夕日信仰ヒガシズム:1曲
地方都市のメメント・モリ:1曲
ボイコット:1曲
七号線ロストボーイズ:2曲
永遠市:1曲
痛覚:1曲
ゴースト:11曲(!?)
今回のセットリストは全18曲という大ボリューム。しかも3分未満の短編ポエトリー抜きで。さらには『アンアライブ』『1.0』『スターライト』など、ライブアレンジで大幅に尺が伸びている楽曲も沢山詰め込んだ上で。
その代償としてライブ終盤のMCは随分あっさりしていましたが、そこを削ってまで音楽を鳴らすことに心血を注いでくれたのでしょう。
実際、MCが長すぎて「この時間でもう1曲やれるだろ!」と思わされるより、演奏時間パンパンの方が僕は嬉しいですね。
曲目に関しては、最新アルバム「ゴースト」から11/12曲が採用され、事実上の“ゴーストツアー”と呼んでも差し支えないような偏り具合でした。
ポエトリー付きの『スターライト』も続投されていましたし、徹底的に横浜アリーナの熱量を引き継いでいます。それらの曲順までほとんど流用しているのは芸がないですけど。
グッズが似たようなデザインでゴリ押されていたことにも、今となっては合点がいきますね。褒めてないですけど。
その一方で、合流を果たした『不眠症の見張り番』と果たせなかった『夕日解放同盟』という光と陰もありました。ここまで詰め込むならいっそ全曲やってしまえばいいのに。まったく意地悪ですよね。
結局、不眠症に加えて『帰ってこいよ』『たられば』『アダプテッド』『ごめんねオデッセイ』『1.0』『生活の果てに音楽が鳴る』の計7曲が今年の新顔となった訳ですが…。
もっと大胆に入れ替えてくれることを期待していた分、全18曲のセトリという贅沢さよりもまず、ゴースト率の高さにうんざりする気持ちが先行しているのが第一印象。
この反動で15周年のフィナーレが“懐古厨大接待ライブ”になるなら結果オーライですけど、少なくとも秋田さんはそんなことを発案する人間ではないですから…。
ライブの結末にしても、横アリから夏フェスまで実績を積み上げてきた『ゴースト』を何も捻らずに続投するなんて。
『未来になれなかったあの夜に』が絶対王者だった時代のボイコットツアーを『夕立旅立ち』で上書きしたり、騒々しい無人のツアー化にあたって完全新曲をお披露目したり、今までは工夫を凝らしてきたのに今年は急に無策になるんですね😗
だからこそ『生活の果てに音楽が鳴る』でスカッと終わらせる年になるのかな〜と予想していたのですが、今回の裏切らなさは率直に手抜…いつもの秋田さんらしくないとすら感じました。
どちらかと言えば、みらよるツアーから10周年ライブにかけて『未来になれなかったあの夜に』を擦っていた頃の流れに近いのでしょうか。単発ライブと新作ツアーを同列に見られているとしたら、それはそれで悲しいですけど。
本セトリのツッコミどころは、穴埋め既存曲のラインナップにもありますよね。
秋田さんのお守り『スターライト』を例外とするならば、6曲全てがベストアルバム「メッセージボトル」よりも後にリリースされています。無論、ここまで近年の楽曲に偏っていた前例はありませんでした。
ある意味では「ライブでの累計演奏回数が少ない曲」は全てレア曲と呼べるのかもしれませんが、それを認めたら近年のワンマンと同じような顔ぶれになるのは必然、自ずと新鮮味レスに拍車がかかってしまうのです。
横アリで吹っ切れて「過去(メッセージボトル以前)は全部(全部とは言ってないぇーっへ!)消したって構わない」という方針にシフトしてしまったのでしょうか。総じて「自分勝手が丁度いい 今日が僕のバースデイ」を体現しているセトリではありましたけど。
やはり、新旧の混ざり具合は「騒々しい無人」「騒々しい無人 2024」が丁度よかったと思います。『夕立旅立ち』などの定番曲と『パーフェクトライフ』などのレア曲がバランスよく編成されており、お互いが映えるような緩急がついていました。
実は『アンチノミー』の連続セトリ入り記録が“24公演”で途絶えるという天変地異も起こっていたのですが、そちらで大騒ぎする熱量が残らないほど「ゴースト」に話題を掻っ攫われてしまいました。
【ダーレクの予想セトリ】
1. ワードプロセッサー
2. アンチノミー
3. 黎明期
4. ナモナキヒト
5. 小市民イーア
6. フィロソフィー
7. 夕日解放同盟
8. たられば
9. 性善説
10. ピアノ泥棒
11. どうなったって
12. 痛覚
13. ごめんねオデッセイ
14. 空に歌えば
15. ゴースト
MC
16. (新曲)
17. 生活の果てに音楽が鳴る
補欠:アオモリオルタナティブ
【アルバム内訳】
アノミー:1曲
ラブソング:1曲
ねえママ あなたの言うとおり:1曲
地方都市のメメント・モリ:4曲
(七号線ロストボーイズ:1曲)
永遠市:2曲
痛覚:1曲
ゴースト:6曲
未発表曲:1曲
幾つかの状況証拠からゴースト増し増しが予測可能だったことも加味すると、8/18曲というスコアは少し物足りなく感じてしまいますね。
流石にゴースト7曲は多いか〜と違和感を覚え、投稿直前に『君のベストライフ』を入れ替えてしまったことが悔やまれます。
確かに秋田さんなら「せっかく作った挨拶用ポエトリーを、ツアーで起用せずに終えるのは勿体ない」と思うであろう点には予想の段階で気付くべきでした。
【項目ごとの答え合わせ】
⭕️②ツアータイトル曲のセトリ入り
️⭕️④『ゴースト』の続投
️⭕️⑥自由枠は“ベストアルバム級”の曲になりがち
️⭕️⑦とはいえレア曲も1枠以上あるはず
️⭕️⑧なんやかんや“最近の曲”が多めになるはず
️⭕️⑩アコギに持ち替えたら何曲か連続でやりがち
❌①完全新曲の初披露
❌③『アンチノミー』の皆勤賞継続
❌⑤地味にツアー出勤率の高い『空に歌えば』
❌⑨「ゴースト」収録曲に関する逆張り
❌⑪最初の3曲が分からなすぎる
大番狂わせで①③を失った割に、全体的な予想の傾向は悪くない道に進めていたようです。
⑨で『不眠症の見張り番』『収容室』『おんなじ髑髏』を落としたことは仕方ないですね。どちらにせよゴーストから11曲ぶっ込まれるとは思っていませんし、これらを予想した場合には他の曲を抜いていたはず。
『ゴースト』単体に対しては「僕にとっては“横アリ公演のテーマ曲”でも、秋田さんにとっては神曲の一つに過ぎない」と予想できていましたが、横アリの10曲全部に言える話だったようです。まさか挙げ得ならぬ“外し損”だったとは…。
あとは『たられば』『ごめんねオデッセイ』など「こんなもんだろう」くらいの選考理由で予想した楽曲がちらほら当たっていたことは率直に嬉しかったですね。前者は秋田日記ありきの連想ゲームをしただけですけど。
どう?
今回のツアーは、直近のワンマンと同じようなセトリに全く異なる前口上で新しく息を吹き込まれたというロマンがあり、『アダプテッド』の初披露などサプライズ要素も少なからず組み込まれていました。
「いつも通り好きな歌を歌うけど『アダプテッド』もやるから許してちょんまげ♡」という秋田さんの意志が伝わってきますよね。
しかしながら、非レコ発という状況下で未発表曲なし、ライブで初披露するのもわずか数曲ということで、僕視点では流石にインパクト不足が目立っていました。
不参戦の僕が割と安心していた「未来になれなかった全ての夜に」よりも諸説あると思います。それこそ『アダプテッド』に価値を感じるかに全てが懸かっているレベル。
『ごめんねオデッセイ』のMVを再構築してリリックを付け足したものが紗幕に起用されたように、このツアーも「電脳演奏監視空間 ゴースト」を再構築して未披露曲を付け足しただけの内容だと言えるでしょう。
良く云えば「またかよ」の中で光る「まじかよ」を楽しむセトリ、といった感じでしょうか。
横浜アリーナで集中して聴けなかった分、ゴーストの曲を再演してくれること自体は全然嬉しいので、今のところ全通の決断を後悔する予定はありません。(去年の方が俺得だったか〜とは思う)
ただ、その分だけレア曲の枠が食い潰されてしまうことがどうしても嘆かわしいのです。amazarashiのライブを観られる回数は有限なのに、同じものばかり食べ続けるなんて勿体ないじゃないですか。
幸いにも僕には再考する時間と機会がたっぷり残されているので、残り5公演も目と耳ガン開きで受け止めていく所存です。特に“どの前口上で何を喋っていたのか”はファイナルを迎える前にきちんと整理しておきたいですね。
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